2015年5月31日日曜日

愛媛県西条市で「議会改革の」講演

<会津若松市議のブログより>

5月18日、午前中2時間全議員を対象とした講演と質問、午後は1時間だが議会活性化委員会での質問応答を行った。

西条市議会は、議会改革度ランキングでは下位のほうだが、意識が低いという訳ではない。二元代表制としての議会の役割も自覚していらっしゃる。

改革の目標設定の仕方や進め方の合意形成に手間取っているという印象を受けた。

議会事務局職員も一所懸命支えるという意気込みを感じた。

議会基本条例制定を目指し、それを勉強していく中で“生きた”条例となるよう活用していくのが大事と、会津若松市議会の事例を沢山紹介した。

那覇市議会で私のことを聞いたらしいが、その那覇市議会、また首都圏の東村山市議会も改革度ランキングでは大きく躍進した話しもした。

昨晩の懇親会では、西条市議会一色議長から“押し付け”ぎみに話されるのかと思ったが、そうでなくて良かったと耳打ちされた。

今朝ホテルを8時前に出たが、正副議長や議会事務局長もお見送りいただいた。

今後の交流も約束し別れたが、頑張っていただきたい。

 

 

2015年5月30日土曜日

市議会改革度、過去最高順位に 釧路、北海道内の市で首位

<北海道新聞より>

 【釧路】釧路市議会は27日、記者会見し、早稲田大マニフェスト研究所(北川正恭所長)が全国の地方議会を対象に行った「議会改革度調査2014」で、過去最高の54位に選ばれたと発表した。前年より186位順位を上げ、道内市議会の中で初の首位となった。議長交際費の公表や出前議会報告会などの取り組みが評価された。

 調査は議会の「情報公開」「住民参加」「機能強化」の3項目を点数化し、順位づけしたもので今回が5回目。初年度の10年は589位で、11年に140位に上昇したが、12年は217位、13年は240位にとどまっていた。

 釧路市議会は11年、議会基本条例を制定し、改革を本格化させた。議会報告会が住民との対話型に発展してきたことや、地元大学との意見交換会の開催、フェイスブックの開設などの取り組みが奏功し、「住民参加」が前年の370位から23位に上昇。政務活動費の領収書を今夏、インターネット上で公表することも評価された。

 会見で月田光明議長は「4年にわたる改革の取り組みについて高い評価をいただいた」と述べた上で、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる見通しが強まっていることを受け、夏休み中にも中学生対象の模擬議会を検討していることを明らかにした。

 調査は2月上旬に全地方議会を対象に行い、84%に当たる1503議会から回答を得た。道内の町村議会では通年議会や議会モニター制度などを行っている十勝管内芽室町議会が初の全国1位に選ばれた。(瓦木毅彦)


 

 

2015年5月29日金曜日

新たな8名でスタートしてます、広報広聴委員会 

<東村山市議のブログより>

昨年度後半に議会報編集委員会から衣替えした広報広聴委員会。

従来の議会だより発行業務に加えて、年に4期開いている議会報告会&意見交換会の運営、ホームページ等の発信、必要な時に行う広聴作業(アンケートやパブコメ等)も担う、どこの常任委員会に所属するよりも忙しい委員会、だと思います。

委員長には前期に引き続き村山淳子さん(公明)、委員として土方桂さん(自民)小林美緒さん(自民)渡邊英子さん(公明)渡辺稔さん(共産)上町弓子さん(民主)島崎洋子さん(市民自治)と私の計8名。

私は議会報告会のマネジメントを担う副委員長職を仰せつかりました。

議会事務局もこれまでの調査係の所掌事項から、広報推進係と名を改めての新体制です。

で、今朝は早速、新人議員4名ということもふまえて情報共有のための研修会を行いました。

様々に異なる社会経験を積んだ者たちが集まっているという議会ならではの特徴をうまく活かして、前向きで活発な議論と提案を重ね、事務局任せにせずに「自ら動く議会」を体現するチームとして頑張っていけたらと思っています。

尚、どなたにも気軽に参加いただける「議会報告会」ですが、次回は6月議会終了後の市議会だより81日号の発行に合わせた頃に開催予定。日程が決まり次第お知らせいたします。

また、市議会HPもコンテンツがどんどん増え、アップ作業も事務局が速やかに行ってくれています。

少しずつでも確実に向上を図っていきたいという思いでおりますので、ぜひ時々のぞいていただき、お気づきの点などありましたらお知らせいただければと思います。


 

2015年5月28日木曜日

議会改革度ランキング発表 武蔵野市議会はランク外

<武蔵野市議のブログより>

 早稲田大学マニフェスト研究所が「議会改革度調査2014」の調査結果から上位300議会を発表した。

 調査は、2010年度から始まり今回で5回目。国内全ての地方議会に調査票を送付し、84%にあたる1,503 の議会から回答を得てランキングにしたもの。調査の目的や評価内容は下記となっている(同研究所資料より転載)。

●調査目的:

(1) 全国の議会改革がどのような状況・傾向にあるか、 確認する指標として活用すること

(2) 議会自身が改革度を数値で把握することで自己評価や改善をし、 善い政治を競う「善政競争」を促すこと

●調査の観点:

本調査では、議会が果たすべき役割として3つの柱をあげています。

(1) 情報公開(本会議などの議事録や交際費・視察結果の公開具合と検証)

(2) 住民参加(傍聴のしやすさ、議会報告会などの実施、住民意見の聴取)

(3 )議会機能強化(議会本来の権限・能力を発揮するための機能強化状況)

それぞれの改革度合を数値化し、ランキングを出しています。

●議会改革度調査2014の特徴:

調査項目は、制度の有無に加え、2013 年度調査で運用実績や見直しの視点を追加しました。更に 2014 年度調査では 「工夫点」「マネジメント強化」の視点を追加しました。具体的には「議会だよりの改善点」「議会報告会の工 夫点」「議長選挙の公開度」「事務局の強化」など。

 これらを元にランキングとし、トップ300議会と都道府県別の上位10位の議会を発表している。

 残念ながら武蔵野市議会は300位以下のランク外。

 昨年の調査分析から考えていくと、議会機能強化、特に議会基本条例を作成していないことがランキングを上げられない要素だと考えられる。条例を作れば機能する議会になるのではないが、まずは制度をつくり、議会は何をするところか、どのように行動するのかの「見える化」が必要だ。

 新しい議員構成となった武蔵野市議会が議会機能をさらにできるのか、その結果としてランキングに反映されるのか。これからが重要になる。

 全体ランキングTOP300は、マニフェスト研究所のサイトをご参照を。

 いかに全国のトップ10と東京都のトップ10議会を転載する

全国議会改革度ランキング

1位 北海道 芽室町議会

2位 鳥取県 鳥取県議会

3位 三重県 四日市市議会

4位 福島県 会津若松市議会

5位 新潟県 上越市議会

6位 岐阜県 高山市議会

7位 三重県 三重県議会

8位 大阪府 堺市議会

9位 京都府 京都市会

10位 東京都 町田市議会

東京都議会改革度ランキング

1位 町田市議会

2位 東村山市議会

3位 多摩市議会

4位 立川市議会

5位 国立市議会

6位 小金井市議会

7位 新宿区議会

8位 調布市議会

9位 小平市議会

10位 板橋区議会


 

2015年5月27日水曜日

議長の資質・資格(2)

<船橋市議のブログより>

 さてさて、結構、我が市議会の議員のブログ等でいろいろ話題になっていますので、ご覧になると面白いかも。(笑)。

またまた、地方自治法です。

第百四条  普通地方公共団体の議会の議長は、議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する。

 「議事を整理し」とあります。

 前回のまさに続きですが、議事を整理することは、「次第書」というセリフ集には書いてありません。

 議事が混乱したり、ルールブックである先例申し合わせ集や地方自治法、船橋市議会会議規則などに準拠していない事態が生じたときに、積極的に整理しなければなりません。

 その力はどうやってつけていくのでしょうか?

 私は、これは限りなくOJTに近い形でシミュレートを繰り返しながら、身に付けるものだと思います。

 それは、会議運営サポートのプロ集団である議会事務局の議事運営担当者との繰返しの議論とともに、常に「疑問符」をつける洞察力、想像力、センスなどだと思います。

 では、その力をつけるためのシミュレーションができる力はなんでしょう?勉強しかないんです。

 地方自治法を読み込む力。まずこれが大切です。先般も会派で「法律の文章を読む力」が話題になりましたが、解説本も含めて読む力が無いと頭に入ってきません。「どういう場合か」ということさえも自分の議会においてどうなるかのイメージがきない方がいるようです。

 まさに、ノウハウの蓄積の話ですから、ありとあらゆる会議においての「通常」ではない「議事運営」を「Know」「How」として自身で体験、経験しながら身につけていかなければなりません。

 それが、議会運営委員会の委員としてどれだけ発言したかもわからないような実績の議員さんでは議長職を全うすることは難しいのではないかと思うのです。

 一方で、「体験による学習」ではなく、座学での研修会・講習会もあちこちで主催され、有意義なものもあります。しかし、それも前述の通り、全く頭の中に入れられなければ、どんなに高い研修費を払って、話を聞いてもおしまいです。

 研修会に行った場合でもそうですが、研修内容を「咀嚼」できる力が必要です。それが、長年のケーススタディに基づく「Know」「How」としての蓄積です。

 それがない限りは、私は断言しても良いと思いますが、「議事の整理」などできません。

 先般の船橋市議会の役職人事でも、議長候補になった方々の過去の経歴上はあまり印象に残る議会運営の発言は少なかったと思います。

 むしろ私は若くても候補に相応しい人はいるなあとも思っているのですが、残念です。
 
 そういう芽を潰してしまうような環境はよろしくないなあと感じる今日この頃です。


 

2015年5月26日火曜日

議長の資質・資格 (1)

<船橋市議のブログより>

 「あ~、こりゃ大変だ。」

とサポートする副議長、議会運営委員長、会派代表。何よりも議会事務局職員。

 な~んてことが無いように願うばかりです。

 経験者として言うのではありません。

そんなことは、議会全体が共通認識として持っていることです。どういうことか?

 議長とは、地方自治法を見てみましょう。

第百四条  普通地方公共団体の議会の議長は、議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する。

 「議場の秩序を維持し」とあります。

 議場の中には50人の猛者が集結しています。その猛者をルールに基づいて、秩序維持を図らなければなりません。そのためには、そのルールを100%以上に理解し、「解説」できるレベルでなければなりません。

 なぜなら、猛者50人がそれぞれの「感覚」で「理解」しているルールを、50人が納得する「解釈」で整えていく、整理していく必要があるからです。

 では、その評価はどのようにするのか?ですが、基本的には、日頃の議会活動における「発言」を猛者がよく聞き、その合理性や正当性のみならず、議会人としての立場で公正公平な議論や論点があるかなどになります。

 そして、直接的なのは、船橋市議会でいえば、会派代表者会議や、議会運営委員会で「然るべき発言ができる」ことが最低条件です。そこで認められて、委員長を務めると一人前と認められるでしょう。

 しかし、過去にはまったく委員長職を務められない委員長が複数人いました。最近もそうでしたが、何と言っても極め付けは、既に引退した方ですが、一つ一つの案件を「で、事務局、なんだっけ?」「で、事務局どうする?」と言って、会議中に議会事務局職員に向かってその議事について見解を求めたりする委員長が複数人いました。最近では、次第書という議事進行上のシナリオを読むにあたって、予定通り行かなくなった時、どこを読んでいいかわからなくなってしまうという委員長もいました。

 それでも、務まるという風に認めてきた議会も悪いのですが、ある議員などは、「議長なんて誰でもできる」と言い切っています。

 今回がそうだというわけではありません。

 しかし、過去には「金」が動いたこともあったそうです。

お金でポストを買う。あるいは、お金でキャリアロンダリングをする。

 まあ、他の機関でも「組合活動」の過去をロンダリングして管理職に就くためには50万円から200万円なんて噂された時期もありましたから、世の中、そういう世界があるんだなあ~、なんて妙に感心したものでした。

 あくまでも、過去の話ですよ。過去の事例です。

しかも噂ですから、信憑性はありませんから。あくまでも。


 

2015年5月25日月曜日

「議会基本条例を考える会」5月定例会

当会の5月定例会(15日に開催)の概要をご報告します。
市議選のあと、最初に行われた月例会であり、市議選の結果を踏まえ、重点的に取り組む課題などを議論しました。

(1)当会として、今後4年間の「中期計画」を取り纏める。(川口市議会でも、4年間の中期計画を策定して欲しいものです)

(2)最重点課題は「投票率のアップ」。4年後の市議選で、川口市民の代表を選ぶ選挙に相応しい投票率(目標は50%)を目指す。

(3)市民と議員の対話を促進。例えば、新人(元職を含む)議員との意見交換会、各会派&無所属との意見交換会、市民主催の議会報告会などです。

(4)埼玉県内における川口市議会のポジション(他自治体との比較)を纏める。

(5)中断していた当会の「川口市議会だより」は、42人全員の選挙公報&ポスターを掲載する保存版として6月末までに発刊する。市議選の概要およびデータも掲載する予定。

2015年5月24日日曜日

議長選挙

<宮崎市議のブログより>

今回、宮崎市議会議長選挙に立候補いたしました。

今回は、議会改革の一環として初めて、正副議長を決める際には議員の前で立候補表明をするという、選挙の透明性が図られました。

ですから、2期目でありながら、しかも今まで議長の職に一度もつけていない女性議員が立候補表明ができた、ということは、とても画期的なことです。

その機会を与えてくださったことに感謝いたします。

一生懸命、訴えさせていただきました。

これからの地方創生を、執行当局と議会とが一緒に知恵を出し合って進めていくこと、議会基本条例で明文化している議会報告会の開催など、議会改革は今後も継続していかなければならないこと、議員発議の条例を制定するためにはもっと勉強会を増やすなどして議員の質の向上に努めていくこと

など・・

女性ならではの視点に立った政策も取り入れるよう努力することや私ならではの強い発信力で宮崎を全国にPRしていくことなども訴えさせていただきました。

こんな未熟な私に票を入れてくださった議員の皆様、有難うございました。

負けはしましたが、大変貴重な経験となりました。

ただ、先輩議員の前で、生意気にも所信を述べるということは、針のムシロにいるような気分で、とても勇気がいりました。

負けた時の恥ずかしさと言ったら・・(>_<)

落ち込みましたね~

また、落ち込んだ自分にも腹がたちました。

もっと精神的に強くならなきゃダメですね!

これからはさらに政策立案能力、チェック機能の向上を目指して勉強に励み、宮崎市のために、地方創生に取り組んでまいります。

これからも、ご支援いただきますよう、よろしくお願いします<(_ _)>


 

 

 

2015年5月23日土曜日

新潟市議会 議会改革の推進を強調 正副議長選挙 6氏が所信表明

<新潟日報より>

 新潟市議会は18日、改選に伴う正副議長選挙の所信表明会を市役所で開いた。議長に4氏、副議長に2氏が立候補を表明。各議員や市民が見守る中、それぞれが議会のチェック機能や政策提言能力の向上といった議会改革推進の必要性を訴えた。

 正副議長選は5月臨時会初日の19日に行われる。所信表明会は、正副議長の選出過程を市民に明らかにする目的で、2011年に施行された市議会基本条例に基づき開催し、今回が3回目。

 議長には保守2大会派の新市民クラブ(11人)から高橋三義氏、保守市民クラブ(同)から遠藤哲氏が立候補を表明。ほか、共産党市議団(6人)の渡辺有子氏、無所属の青野寛一氏が名乗りを上げた。

 所信表明は申し出順に行われた。青野氏は反対の声の多いBRT(バス高速輸送システム)計画の推進に触れ、「ストップを掛けられない市議会の存在意義を取り戻し、既成事実を積み上げていくような市政を変えなければならない」と強調。遠藤氏は「合併から10年、政令市移行から8年が経過し、合併建設計画も終了する中、市議会は今まで以上に責務を果たさないとならない」とし、二元代表制の下で条例立案など政策形成の必要性を訴えた。

 高橋氏は人口減少や財政再建といった市政課題を挙げ「議会に負託されたチェック機能、立法機能、提案機能を発揮していく必要がある」とし、議会の活性化に向け、議員間討議の活発化を図る考えを示した。渡辺氏は「市民本位の開かれた議会への前進」を掲げ、議会運営の改善策を提案。BRT計画では「議会と市民との意見交換の場を早急に設ける」と述べ、海外視察経費の抑制などを訴えた。

 副議長には民主にいがた(6人)の渡辺和光氏、共産の飯塚孝子氏の2氏が立候補した。

 所信表明会は市民にも公開されたが、傍聴者はわずか6人。西区の無職近藤武雄さん(71)は「議長に立候補する議員の考えを聞く場は重要」と評価する一方、「議会のリーダーとして改革への熱意があまり伝わらなかった。結局は会派の数合わせで決まってしまうのでは」と話した。


 

 

2015年5月22日金曜日

市議会の人事

<所沢市民のブログより>

19日、臨時会が開かれ市議会議長に桑畠健也氏が選ばれた。

桑畠氏は4期目。

2021、議会提案の議会基本条例制定特別委員会の委員長、さらには、

2223、市長提案の自治基本条例特別委員会委員長として、当時各会派えり抜きの先頭に立ち条例制定に力を発揮された。

またH24年度には副議長を経験されている。適任であろう。

また副議長には大舘隆行氏が選ばれた。

お二方は挨拶で公平公正に努めると述べておられた。

改組され(所管事務と名称が変った)常任委員会とその人事も決まった。

以下敬称略

常任委員会(従来)改正後  委員長   副委員長

総務         総務経済 青木 利幸  嶋田一隆

教育福祉     健康福祉 亀山 恭子  矢作 いづみ

市民環境         市民文教 石本 亮三  植竹 成年

建設水道         建設環境 近藤 哲男  赤川 洋二

議長を除く全議員(32名)が、この4つの、いずれかの委員会委員を務める。

したがって各委員会の委員は8名。正副委員長は互選。

健康福祉常任委員会は正副委員長がともに女性。

議会運営と広聴広報に関わる委員会は、

            委員長    副委員長

議会運営委員会  福原 浩昭  松本 明信

広聴広報委員会  荻野 泰男  小林 澄子

両委員会の委員は各11名。

上記の委員会の名簿は市議会のHPに書き込まれた。

 また議会外の組織に送る、(議員の中から選ぶ)

埼玉西部消防組合の(所沢市代表)組合議員として、

平井 明美、赤川洋二、青木 利幸、杉田 忠彦、西沢 一郎、中 毅の各氏。

ほかに、

農業委員に矢作いづみ、吉村 健一、中 毅、

監査委員に浅野美恵子、越阪部 征衛の各氏が決まった。

これまでに出前講座に来てもらい対話を通して人柄や力量をよく知る方、その機会がなく未知数の方、新人の方、等々、様々であるが市民の代表として頑張ってもらいたい。 記:さかぐち


 

2015年5月21日木曜日

議案の説明の受け方・・・市ごとにやり方がちがう

<蓮田市議のブログより>

今日は、参加している議員と市民の勉強会である「地方政治改革ネット」の総会でした。その中で各市ごとに、いろいろやり方が違うんだなぁと思ったことがあります。

   議案の説明をどうしているか

蓮田市議会では、会派代表者会議と議会運営委員会の中でざっと説明があります。議運のあと全員に議案書が配られます。開会で議案が上程された直後に全員協議会があり、この中で議案の説明を担当からいただきます。

保守系の会派は会派で担当からさらに説明を聞くようで、議案質疑をすることはほとんどありません。最大会派以外は、それぞれ必要に応じて会派ごとに詳しい説明を担当に求めることもあります。

私はひとりなので、志士の会の説明会に混ぜてもらうか、またはひとりで聞き取りをしています。さらに疑問がある時は質疑を行います。明日の議会でも質疑をする予定です。委員会付託がないので、本会議場でしっかり質疑をしなくてはと思います。

今日の改革ネットの参加者は、越谷、吉川、三郷、蓮田、久喜、白井、宮代、春日部、取手。

議案の説明会については、議運の午後、全員で説明を聞くというのが、越谷、久喜、白井、宮代、取手。 さらに聞きたい時は会派ごとに行っているそうです。

皆、議会の開会前です。蓮田のように開会後というのは珍しがられました。

   議案質疑は通告なし

議案質疑は通告しない、というのが越谷、宮代、取手。へえ~、いいね。だって担当は、答弁書がなくても答えられるはずだもの。自分のことばで相手を見ながら前を向いて質問したり答弁したり、緊張感があっていいですね。

また白井市では、議会選出の監査委員について、最初から市長が提案してくるとのこと。蓮田をはじめ他市は全部、議会の中で監査委員を互選し、市長に伝え、その人物を市長が議案として提案するというやり方です。白井の議員は、市長がどのような経緯で監査委員を決めているのか不明、最大会派と相談しているのか? 議会から選出して市長に伝えるように変えていきたいと話していました。

あちこちの議員が集まっているので、やり方の違いがわかって役にたちますよ。

今年も一年間様々な研修を行うことを確認しました。新たな仲間も加わってさらに研鑽を積んでいきたいと思います。
http://sawayaka-yutani.blog.so-net.ne.jp/2015-05-18-1

2015年5月20日水曜日

所沢市議会の臨時会

<所沢市民のブログより>

市議会だよりに「市議会議員の改選に伴い、臨時会が519日に行われる予定です。」と書かれている。時期的に、この臨時会で市議会の議長と副議長を決めるのだろう。

例年6月議会の初日に、向こう1年の議長・副議長が選挙で決められるが、4年に1度は市議の改選を受けて臨時会で決められる。

人選が難航しているのかと余計なことを考えたのは、他市よりも臨時会が遅い事。新聞には鶴ヶ島市議会は58日に開かれ、熊谷市・狭山市・東松山市は512日と出ていた。

所沢市議会のHPには12日になって、

平成27年第1回臨時会

日時5 19(), 10:00 17:30と書き込まれた。

いま関係者は日程と人事の調整で忙しい事だろう。

今月は議会報告会が27日(水)と30日(土)に予定され、

6月議会の1週間前には議会運営委員会を開かねばならない。

当然、議会運営委員会の委員を決め、

さらに開会までに4つの常任委員会と広聴広報委員会の委員も決めておかなければならない。

前段階でまず議長・副議長が決まらないと、全体が纏まらない。臨時会が行われると言う事は議長・副議長が固まったと言う事か…。

ここは、どなたが議長・副議長に選ばれるか、特に議長はどのような就任挨拶をなさるのかに関心を持とう。挨拶は議長の決意であり議会運営の基本姿勢と言える。

参考までに歴代の議長挨拶を、市議会だよりから切り抜くと、

H22 第55代 安田義広氏

地方政治の仕組みは急速に変わりつつあります。所沢市議会でも議員自らが制定した議会基本条例によって、一定の制度改革がおこなわれました。残念ながらその権能の全てが発揮されているとは言い難く、引き続き34万都市の議事機関として求められる役割を果たすべく努力を続けていかなければなりません。

H23,5月臨時会 第56代 中村 太氏

分権時代にふさわしい自治体議会の構築に向け、鋭意努力してまいる所存です。

 一昨年、本市議会の改革の成果とこれからの方向性を議会自らがまとめた所沢市議会基本条例が全会一致により成立し、本市議会は一般質問に一問一答方式を導入、市民と議員が自由に情報や意見を交換する議会報告会を開催するなど、活性化の歩みを着実に進めているところです。 本条例の目的である市民生活の向上、市勢の伸展及び民主政治の健全な発展を目指し、議会活動を行ってまいります。

H24 第57代 浜野好明氏

公正かつ公平な議会運営を円滑に進めて参りたい。「所沢市議会基本条例」制定により、議会は二元代表制の色彩をより強く打ち出す傾向が現れて来ており、その重要性が高まって来るものと考える。

H25 第58代 村上 浩氏

更なる議会改革の充実に向け、議会の可視化を含め、三点を重点的に取り組んでまいりたい。

 市民に開かれた議会を目指し、更なる情報公開を進めていく。

 市民の意見や議会での議論を市政に反映する(政策形成サイクル)の構築。  

 予算審議の充実。

H26 第60代 浅野 美恵子氏

公平かつ円滑な議会運営に努め、市民の皆さまの負託に応えられるよう誠心誠意、責務を果たして参ります。

このように時系列でみると議長の就任挨拶も変化しているが、議長はやはり重責だ。先の地方選の前後、地方議会のありようがさまざまに言われた、所沢の議会基本条例をいっそう活かすため、重責を担われる新議長の挨拶に注目しよう。

記:さかぐち


 

2015年5月19日火曜日

議会改革で協議会、定数を議論 名古屋市議会

<日経新聞より>

 名古屋市議会の5月臨時会が14日開会し、新議長に自民党の藤沢忠将氏、副議長に民主党の小川俊之氏を選出した。藤沢氏らは同日の記者会見で、議会改革を検討する協議会を近く設置する方針を明らかにした。削減を含め、まず75ある定数のあり方を議論する。同市議会など地方議会の不祥事が注目される中、「身を切る改革」を進める考えを示した。

 藤沢氏は同日、各会派の代表と会って議会に協議会を設けることで合意した。「4月実施の市議会議員選挙で多くの議員が定数削減の必要性を認識していた」とし、早期に議論を始める必要があると判断した。

 協議会は各会派の議員でつくる。藤沢氏は、定数のあり方について年内には結論を出すように議論を進め、市議会に条例案を議員提案したい考え。年800万円に半減された議員報酬をどうするかも注目されるが、まずは定数を検討する方針だ。

 主要会派では「10程度削減を考える必要がある」(自民党)、「10以上減をめざす」(民主党)などの考えがある一方、共産党は「現行が多様な民意を市政に反映するため必要最低限」と現状維持を主張している。


 

2015年5月18日月曜日

議会による自己評価に加え、外部有識者による検証を実施

月刊ガバナンス5月号からの抜粋記事です。

旭川市議会は2010年12月に可決・施行した議会基本条例19条で「議会運営の評価及び検証」を規定。評価・検証は議会による自己評価と外部有識者による検証からなり、今年2月9日には第2回目の外部による検証結果の報告書が議長に提出された。自己評価に加えて外部検証を行っている議会は全国でもほとんど例がない。議会改革の客観性を一定程度担保し、改革を継続させる取り組みとして注目される。

詳細は、月刊ガバナンス5月号にてご確認ください。

2015年5月17日日曜日

タブレットとクラウドで、議会と行政が劇的に変わる!

月刊ガバナンス5月号より抜粋記事を送ります。

詳細は、月刊ガバナンス5月号にてご確認ください。

2015年5月16日土曜日

会派結成や議会内人事について

<三鷹市議のブログより>

統一地方選組にとって、この5月という時期は会派結成があったり、その会派代表者による代表者会議があったり、議長や副議長を決める人事があったりと、忙しい日々が続きますね。ごくごく基本的なことなんですが、以外と見過ごしがちなこれらのことについて今回書いてみることにします。

当選したら、仕事仲間を選びます。もちろん1人でも構いません。この仕事仲間と作ったグループを「会派」と呼びます。仕事したい仲間を選ぶわけですから、もちろん仲間となる相手方と今後の話し合いをするでしょうね。首長提出議案にどう接するかなど話すことはあるでしょう。その結果、会派を結成するならば、それは当該議員個人の自由の範疇の問題であり、他の会派は自分が所属する会派以外の会派につき文句を言うのはおかしいですね。

我が家はこういう家だ、おたくの家はこうじゃなきゃおかしいといってるようなもんで、一戸建てにお住いの方に言われたらアパート暮らしの方は「はぁ?」となりますね。おたくはパンが好きと言ったじゃないか、毎朝パン食じゃないとおかしいと言われたら、「はぁ?たまにはご飯食べますけど」となりますね。

つまり、他の会派のあり方につきあーだこーだというのは、「大きなお世話」と反論されたら、もうどうしようもないのです。そりゃそうですよ。議員個人の自由の問題なのですから。

港区議会であったようですが、国政を参考にABが組むのはおかしいとか、よく言えたもんだと思います。自身の無知をひけらかすようなもんですね。恥ずかしくないのでしょうか?「大きなお世話」と言われたら、そこから先はないということにすら気づかないのは、どうかしていますね。

会派は実に様々です。自民党で2つ以上の会派があるところなんていくらでもあります。公明党で会派内で賛否で割れた事例すらあります。よく会派を組んでいるのに賛否がバラバラなのはおかしいとわけのわからんことを言う人がいますが、それは当該会派内自治の問題であり、他会派に言われたら「はぁ、そっすかー。」でおしまいですね。相手にする必要すらありません。こういうわけのわからん人はほっとけばいいのです。国政で、例えば民主党が賛否割れた場合に、おたくは民主党なんだから賛否が一緒じゃないとおかしいという人いますかね?

つまり、会派拘束という仮想を、党議拘束レベルと勘違いしているだけの低レベルな話なのです。

こういうわけですので、会派を組むのは自由自在です。一旦組んで重要案件に対処し、終了したら解散もありです。

港区議会では、人事目当ての会派結成との批判も飛んだようですね。これもわけわかりません。

地方自治法118条に答えがあります。人事というものは、基本は投票で決めるものなのです。特に2項が重要です。引用しておきましょう。

「議会は、議員中に異議がないときは、前項の選挙につき指名推選の方法を用いることができる。」

つまり、1人でも投票と主張したら、その瞬間に指名推選の線は消えてしまうのです。よく第一会派が議長、第二会派が副議長という例を見ますが、その慣例を守らないといけない必然性はありません。本会議場で「投票」と叫んだらそれでおしまいなのですから。

言い換えると、この条文からは、人事目当ての会派結成という理屈が完全に論理破綻していることになるわけです。いくら主張が違う議員どおしで大会派を組もうが、投票になったら数が多い方が勝つわけですから。

このように、投票が原則なのに、指名推選のあり方を誤解している例はよく見受けられます。会派結成のあり方とか、指名推選に対する誤解だとか、こういう基本的なことを理解しないまま、「おかしい!」と言われたら、冷静に「あなた、まず地方自治法読みましょうね」と言えばいいのです。言われた方は恥をかくことになるわけですから(笑)。

人事は所詮は力学の問題です。数が多い方が重要ポストを取るのは当然です。よく少数会派で役職を取れなかったとかそういう嘆きを見ますが、先ほど書いたように投票という原則を考えますと、負けて当たり前なのですから、それはしょうがないですね。もちろん役職欲しさに大会派の方にお願いするというのもありでしょうね。投票の際はうちをひとつよろしく、みたいな。それもそれでありなのです。

この時期は、とかく人事につき嘆きが聞こえてきますが、先ほど書いたように、投票が原則であるということ、及びそこからの当然の結論として数が多い方が勝つのは当然であるということ、この2点は踏まえておきたいですね。ここをわかっていれば、一歩引いて冷めた目で議会内人事の趨勢を見ることができますよ。

一番困るのは、投票が原則なのに、「すまん。うちはまだ候補が決まっとらん」というケースですね。これはもう話になりませんね。まぁ、こういうケースも先ほど書いたように、会派結成の自由から考えますと、候補者すら決められんのか、会派を割れ!ということは当然できません。ただただ待つしかないですね。こういう例はごくごく稀でしょうが、そういう場面に出くわしたら、「しょうがないなー。あと何時間待てばあそこの会派はまとまるんだ?」と待つしかありません。

このように、いろんなことが起きる時期でもあります。感情がぶつかり合うこともあります。こういうときだからこそ、地方自治法をじっくりと読んでみるのも良いかもですね。

大切なのは、役職につくことではなく、本会議ないし委員会の場できちんと質問をすることなのです。忘れたくないことですね。
http://ameblo.jp/handanobuaki/entry-12025894388.html

2015年5月15日金曜日

議選の監査委員を全員協議会で選挙する某市議会

<八潮市議のブログより>

「お飾りの監査委員は要らない」と、某市議会の議員がfacebookに投稿していた。実は、私も同様に考えていたので、興味深く読みました。

統一地方選が終わり、新たな議会構成となった議会では、正副議長、議選の監査委員、常任委員会の正副委員長、一部事務組合の派遣議員、等々の議会人事を協議しているところが多いと思います。

この議員の議会では、立候補制をとっていて、全員協議会で選挙を行うという。ただし”非公開”。「なぜ立候補したか」という所信表明の機会も無いそうです。

立候補制なのに、所信表明の機会もなく、非公開の選挙とは…これでは何のために立候補制を行っているのか…小中学校の児童会や生徒会選挙の方がはるかに民主的です。

地方自治法(第百九十六条)で、議選の監査委員を出さなければならないことになっているが、私は、代々の監査委員を見ていて、この条文は改正した方が良いと、ずっと思っています。何代か前の制度調査会でも見直しの意見も出ていたのに、どういうわけか最近は聞こえない。反対する人がいるのかも・・・

facebookに投稿した某議員は、元某市の職員で、「職員時代から『議会選出監査委員は全然怖くない。』と思っていた。たまに、見当違いな質問が来て苦笑する事はあっても、『これ指摘されたらやだなあ』と思うような質問は聞いた事がなく、民間選出の委員が一生懸命監査している横で『早く終わらないかな〜』という感じの方が多かった 」と書いています。

更に、「監査となった議員も『名誉職』みたいに思っている人が多いように感じます。 でも、監査委員は、市の予算執行、収入、支出、契約、財産管理などの財務に関する事務及び経営にかかわる事業の管理又は事務事業が適正かつ効率的に行われているかなど行政運営全般について監査を行う重要な役割を担っています。 なので、実務にもある程度精通している必要があります。」とも。

この記事を読んで「やっぱりそうか〜」と確信をしました。

現場を知る人の意見は、説得力がありますね!

八潮市の場合は、議選の監査委員人事は、市長提案で行われます。しかし、その議案が出て来るまでには、大会派を中心として、正副議長、監査委員等の人事について駆け引きが行われた末、議案となって出てきているというのが実態でしょう。なので、私のような一人会派や共産党などは、こういった人事案は議案となって出てきて初めて知る訳です。それまでは蚊帳の外。
 
しかし、某市のように立候補制をとれば、どういう内容か事前に分かる。

非公開、所信表明がないというのは考えものだが、立候補にすることは、少なくとも今の八潮市議会のやり方よりは良いかもしれない。