2017年8月31日木曜日

貴重な機会に感謝【地方自治学習会in東浦】

<東村山市議のブログより>

昨日(8月24日)は、東海地区の議員さんや市民の方、インターンシップの学生さんを前に、お話をさせていただく機会をいただきました。

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プログラム
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敦賀市議の前川和治さん、小金井市議の白井亨さんという気鋭の若き政治家に挟まれての事例報告や質疑応答は、なかなかに緊張の場でございました。
が、三者三様の話の中にも、どうやって政治を身近なことと、自分ゴトと感じてもらえるかを日々真剣に考えて、様々なアプローチにトライしていることには共通のものがあると感じました。

前川さんが開催している「カフェde勉強会!」の楽しさ120%の仕掛けと、税の使われ方を問いかけて共に考えるアプローチ。
白井さんが開催している「議会カフェ」と、紙とネット両方のメディアをフル活用した展開力。
昨日のお話の中でTTP(徹底的にパクる)ことをおススメした者としては、TTPで行こうと思います(^_^;)


前川さん3
前川さん1
前川さん2
白井さん4
白井さん2
白井さん3
白井さん1

全国には、本当に優秀で先駆的な活動を展開されている方が大勢いらっしゃることをこうして外へ出ると痛感しますし、県議や市議のもとでインターンとして学ぶ学生さんたちの真っ直ぐな眼差しにも感動しました。
また、人前で話してみると、自分たちの取組みの足らないところや自分自身の未整理さが浮き彫りになって、ちょいとしんどいですけれど、ありがたいなぁと思いました。

貴重な機会をくださった東浦町の成瀬多可子議員に心より感謝すると共に、お忙しい中駆けつけてくださった山下享司議長さん、写真を撮って送ってくださった長屋知里議員にも御礼を申し上げたいと思います。

名産品
蛸
串揚げ

http://sato-masataka.net/wp/?p=4165

2017年8月30日水曜日

一問一答方式導入/市議会一般質問 従来通り「一括」も選択

 
<宮古毎日新聞より>
 

一般質問で一問一答方式と対面形式の確認を行う議会事務局職員=22日、議場
一般質問で一問一答方式と対面形式の確認を行う議会事務局職員=22日、議場
 宮古島市議会(棚原芳樹議長)は一般質問に一問一答方式を導入する。これまでの一括質問方式も選択でき、登壇する議員がどちらかを選択する。また、質問者は従来通り演壇から議場と傍聴席に向かって質問する方法と、議員席の最前列に設けた質問席から当局に向かって行う方法、または二つを採用することもできる。一問一答方式は、議員が当局から分かりやすい答弁を引き出すことができるというメリットがある。9月定例会から導入する。


 一問一答方式は、市議会議会改革調査特別委員会(下地明委員長)で協議を重ね導入を決定。3月定例会で市議会基本条例を全会一致で改正した。

 市議会議会事務局によると、宮古島市と浦添市を除く県内9市では、すでに一問一答方式が導入されているという。

 また、一問一答方式の「選択制」は那覇市やうるま市、名護市、豊見城市がすでに導入しており、宮古島市議会は5番目となる。

 質問時間は「一括」「一問一答」ともに、質問者と答弁者合わせて60分の制限時間を設ける。また、最初の質問を一括質問で行い、再質問から一問一答に切り替えることもできるが、この場合の時間も60分となる。

 議員は、質問方式と質問場所のそれぞれの方法を選択し、事前に一般質問通告書で当局側に伝える。

 議員の一人は「当局側に踏み込んだ質問ができ、市民にも分かりやすい答弁が引き出せるのではないか」と一問一答方式を歓迎。一方で「各議員は、当局から簡潔明瞭な答弁を引き出すためには、具体的かつ詳細な質問事項を整理して一般質問に臨む必要がある」と話した。

 市議会事務局では、9月定例会は仮設の質問席を設けて対応する。今後、議員定数減少踏まえ、議場最前列の議員席の中央を一部改造し、質問席を配置する計画だ。
 

2017年8月29日火曜日

議会を夜間・休日に開催、議員のなり手不足解消へ 長野県喬木村

<ZUU onlineより>

人口減少と高齢化に苦しむ過疎地で議員のなり手不足が深刻化する中、長野県喬木村は村議会の主要日程を夜間や休日に移す方針を固めた。傍聴者を増やすため年に1、2回、休日や夜間に議会を開く例はあるが、総務省行政課は「主要日程をすべて移す例は聞いたことがない」という。
サラリーマンら平日の昼間に仕事を持つ若い層が仕事を続けながら、議員活動できるようにするのが狙いで、12月議会で導入を目指す。将来は全日程を夜間や休日に開くことも視野に入れている。

委員会は夜間に、一般質問は休日に

地方議会,少子化,夜間議会
(画像=喬木村Webサイトより)
喬木村議会事務局によると、当面は委員会と議員全員協議会を夜間、定例会の一般質問を休日に開催する。審議時間の短縮を徹底させる方針で、一般質問にも簡潔さを求める。実施に先立ち、8月から全員協議会を夜間に開く試みをスタートさせている。
村は長野県南部伊那地方に位置する山村で、人口6200人。名古屋市から高速道路で約2時間の場所にあるが、1948年の1万人余りをピークに人口減少が続き、21世紀に入って減少ペースが加速している。
このままのペースで人口減少が続けば2040年に国立社会保障・人口問題研究所の推計で5127人、島根県中山間地域研究センターの推計で4653人に落ち込むと予測されている。
人口減少の影響は村議選で候補者を擁立できない地区を増やしている。中山間地域の議員選では、地区代表といえる候補を送り出すことが多いが、地区内に適切な候補者が見当たらなかったり、当選に必要な得票を地区内だけで確保できなかったりするからだ。
村議会の定数は12。過去5回の選挙では2001年、2009年、2017年の3回が無投票になった。2017年6月の選挙で議員の平均年齢は以前の66.6歳から64歳に下がったものの、4人が70歳代、5人が60歳代で高齢化が解消できていない。女性議員も1人だけだ。
村と村議会はこのままだと議員のなり手不足から議会の存続を脅かす事態になりかねないと判断、自営業以外の若い層やPTA活動をする女性が立候補し、議員活動しやすくなるよう対応を検討していた。
喬木村議会事務局は「従来のやり方で議会を維持するのは難しくなりつつある。休日出勤で村職員の負担は大きくなるが、議員のなり手不足を解消したい」と苦しい胸の内を打ち明けた。

傍聴者を増やすには一定の効果

これまでも夜間、休日議会を開催する市町村議会はあった。総務省によると、2015年で夜間議会は19団体、休日議会は51団体が実施している。だがほとんどが傍聴を促すのを目的とし、町村議会での平均開催日数は夜間議会1.8日、休日議会1.3日でしかない。
傍聴者を増やすという点では、一定の効果を上げている。茨城県大洗町は毎年3月に休日議会を開いている。2017年3月は小谷隆亮町長の新年度施政方針演説と当初予算案に対する質疑があり、普段は閑散としている傍聴席に町民約30人が押し寄せた。
大洗町の休日議会が始まったのは2009年から。当時、町民の間で議会不振がまん延し、「議会は何をしているのか分からない」という不満の声が上がっていた。政務調査費の廃止や議案ごとの議員の賛否公表などとともに、議会改革の一環で打ち出されたのが休日議会だ。
3月の休日議会では事前通告なしに原発の再稼働問題や空き店舗対策など次々に質問が浴びせられた。大洗町議会事務局は「傍聴が増え、議会が活気づいている」と目を細めている。
夜間議会と休日議会の両方を実施しているのが北海道浦幌町議会だ。休日議会は2000年から、夜間議会は2012年から年1回ずつスタートさせた。傍聴者は毎回20~30人を数える。数人の傍聴者しかいない平日昼間とは雰囲気が全く違うという。
浦幌町議会事務局は「夜間、休日議会とも町民の間で定着してきた。議会と町民の間に溝を生まないようこれからも開催していきたい」と語った。

欧米では当たり前だが、日本の議会は二の足

しかし、夜間、休日議会に全面移行する自治体は出てこなかった。総務省は
  • 答弁に立つ職員の負担が大きい
  • すべての日程を夜間、休日議会で消化しづらい
  • 議員の地域活動に影響が出る
    --などが理由とみている。
浦幌町も議員のなり手不足が深刻で、国に対策を求める意見書を提出するなど対応に頭を痛めている。夜間、休日議会への全面移行も検討したが、議員や職員の議会出席日数を考えると困難として見送った。
これに対し、欧米では夜間議会や休日議会が当たり前になっている。日本と多少制度が異なるものの、米国カリフォルニア州では夜間に議会を開き、住民の質問に議員が回答する形式が一般的。スウェーデンは議員に有識者や学生が多く、夕方に開いている。
大都市でも数人の議員しか置かず、高い報酬を支払う方式を採用する自治体があれば、地方議員を無報酬のボランティアと位置づけているところもある。民主主義の成熟度で日本と差があることは否めないが、誰もが政治参加しやすい制度にしている点は見習うべきだ。
人口減少や少子高齢化に解消の兆しは見られない。特に、過疎地の小規模自治体は存続が心配される状況に追い込まれている。地域の実情に合わせ、柔軟に制度を改めていかなければ、過疎地の地方議会は生き残れないのかもしれない。
高田泰 政治ジャーナリスト この筆者の記事一覧
関西学院大卒。地方新聞社で文化部、社会部、政経部記者を歴任したあと、編集委員として年間企画記事、子供新聞などを担当。2015年に独立し、フリージャーナリストとしてウェブニュースサイトなどで執筆中。マンション管理士としても活動している。

2017年8月28日月曜日

JISSEN勉強会〜ワークライフバランスや、民間の力の活用〜

<江東区議のブログより>

昨日は午後から、全国の地方議員仲間、自治体青年政策ネットワーク、JISSENの勉強会に参加しました。
 
地域共生社会、ワークライフバランス、民間の力を活用した公共的な課題の解決などがテーマ。日頃から取り組んでいる政策テーマに関するお話が多くあり、大変興味深くお話を伺いました。

◼️我が事・丸ごとの地域づくりについて(厚生労働省 社会・援護局 地域福祉課)
◼️ワーク・ライフ・バランスと働き方改革(内閣府 男女共同参画局 推進課)
 
◼️民間サービスとの連携で、課題解決を模索する
・ご近所SNS 「マチマチ」(株式会社 Proper)
・公共施設の回転率向上(株式会社スペイシー)

仲間と一緒に学び、情報交換なども弾みました。
夜は私自身の区政報告会を行い、インプット、アウトプットともに充実した1日となりました。
 
引き続き本日も学びを深めております。

議会質問にも反映できそうな内容でしたので、しっかりと学んだことを生かしてまいります。
 

2017年8月27日日曜日

佐藤まさたかメール便171号「9月議会が始まります」

<東村山市議のメール便より>

こんばんは。猛暑がぶり返していますが、お変わりありませんか?

9月議会が来週829日(火)から927日までの予定で開かれます。

全議員の一般質問通告書、議案、陳情の全文は、市議会HPからご覧いただけます。


市長から提案された当初議案は14件。

そのうち、市の児童クラブ1か所(第2野火止)を初めて民間事業者に任せる(指定管理者制度)議案は、初日の本会議で審議して議決します。

28年度決算は一般会計と特別会計4件の計5件。特別委員会を設けて4日間かけて審査します。

一般質問は22名の議員が831日(木)91日(金)4日(月)の3日間で行います。

今回は議席番号の大きい順なので、私は2日目の4人目。午後一番になると思われます。

取り上げるのは「2021年からの都市計画マスタープラン」「所沢市ミニバスの多摩湖町乗り入れ」「個人情報保護法改正と市民生活への影響」の3題です。

委員長を務める厚生委員会は98日(金)の予定です。

今回は議案はありませんが、「介護事業者ガイドブックの作成・配布を求める」「精神障害者も心身障害者医療費助成制度の対象に」「骨髄移植ドナー支援制度策定を求める」の3つの陳情審査を行います。

議会前の「活動報告会(さとっちカフェ)」を今週26日(土)午後2時~4時半で開きます。

9月議会で審議する議案や陳情をいち早く全てお見せすると共に、最近の問題についてお伝えしたり、ざっくばらんに情報&意見交換できれば嬉しいです。

会場は市民センター2階第5会議室。途中まででも途中からでも構いませんので、ぜひお出かけください。

このメール便は、私が直接お会いして存じ上げている方、名刺交換させていただいた方に、不定期にBCCでお送りしているものです。

転送、引用、大歓迎。もしご不要の場合は、ご一報いただけると幸いに存じます。

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佐藤 真和(さとう まさたか・東村山市議会議員)
E-Mail
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189-0025 東村山市廻田町2-21-13
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携帯)090-6018-3572

2017年8月26日土曜日

【2017知事選】63カ所、投票呼び掛け 「啓発デー」街頭活動

<茨城新聞より>

知事選投票日まで1週間となった20日、県選挙管理委員会と市町村選管は「統一啓発デー」として、県内計63カ所で街頭啓発活動を一斉に行った。合わせて約480人が参加し、ご当地キャラクターとともに、「投票に行きましょう」と呼び掛けた。

水戸市内原2丁目のイオンモール水戸内原の活動には、県選管の大津晴也委員長ら11人が参加。県のマスコット「ハッスル黄門」と一緒に、27日の投票日やキャッチフレーズ「明日を見つめて投票しよう」が記されたティッシュやうちわなどの啓発グッズ計約1万個を買い物客らに配った。

知事選の投票率は1975年以降、衆院選と同日選となった2005(6473%)09(6797%)を除き、過去最低だった01年の2993%のほか、8回は30%台と低迷している。

大津委員長は「投票日まであと1週間。選挙ムードを高めて、なんとか低投票率を打破したい」と強調した。

一方、神栖市選管(石毛進委員長)は、スーパーや大型商業施設など市内8カ所で高校生らが啓発品を配布して投票を呼び掛けた。

キャンペーンには、地元の県立波崎柳川高と県立波崎高の生徒計10人のほか女性団体や市選管委員、市職員ら約70人が参加。生徒らは「大事な一票投票しましょう」のたすきを着け、うちわやウエットティッシュを配りながら「投票をお願いします」などと訴えた。

同市は、16年参院選で投票率が県内最下位となるなど選挙での低投票率が課題となっている。

参加した波崎柳川高2年の高島瑠美那さん(16)は「高校生が積極的に活動することで、若者を中心に投票率の向上につなげたい」、同3年の石川優志さん(17)は「自分たちの地域のことなので、選挙は自分に関係ないと思わずに関わっていく必要があると感じた」とそれぞれ話した。 (朝倉洋、関口沙弥加)



 
 
https://this.kiji.is/272091904999720440?c=214654568974647301

2017年8月25日金曜日

それは仕事ではない

<合志市議のブログより>

活動報告「風の便り(言行一致)」の配布がほぼ終了。
長かった、暑かった。
議員の役割の一環であり政治活動ではあるが、
それは議員の仕事であるとは言えないような気もする。
議会での議論や市政がいまどうなっているのか、
議会だより「きずな」や「広報こうし」で伝えきれない部分、
というよりか、より上田欣也という議員の考えを伝える、
いわゆる活動の報告であるから、
読んでもらって興味を持ってもらえれば幸い、
つまり私に議員という仕事を任せようと
思ってもらうことが大事なのではないかと思う。
 

2017年8月24日木曜日

都市計画審議会を聞く

<所沢市民のブログより>

8月の後半、そろそろ夏休みも終わりが近づき、倶楽部やサークルも忙しくなります。先輩K氏が、8月所沢市の公開委員会日程を送ってくれました。次のとおり、今週から来週にかけて、公開委員会がいろいろあります。お時間がある方は、傍聴されてみてはどうでしょうか。傍聴席数は少なく、国保、障害者、子どもは10名、その他は5名。(所沢市HP、市政を身近に、審議会等の公開、会議開催のお知らせに掲示)
 
 8/22(火)上下水道運営審議会 時間1330~場所:上下水道局庁舎3F大会議室
 8/24(木)みどりの審議会 時間1000~場所:市役所2F203会議室
8/24(木)国民健康保険運営協議会 時間1330~場所:市役所8F大会議室
 
8/28(月)障害者施設推進協議会 時間1330~場所:市役所6F604会議室
8/30(水)行政経営委員会 時間1700~場所:市役所高層棟3F301会議室
8/30(水)公民館運営審議会 時間1400~場所:市役所高層棟6F604会議室
8/31(木)子ども子育て会議 時間1330場所:市役所高層棟6F604会議室
 
 今日は、初めて都市計画審議会を傍聴しました。会場へ行き、傍聴を申し出ると、審議会の開催で会議公開を決定した後に、入場できました。傍聴者は1名でした。今日の議題は、議案77号「所沢都市計画公園の変更について」と議案78号「所沢都市計画生産緑地地区の変更について」の2つです。
 
 最初の77号議案は、所沢都市計画公園に「松戸橋公園」を追加する内容です。第5次総合計画では、都市公園の整備面積を、平成25年度の135.0haから平成30年度に147.4haにする目標です。質疑応答時の口頭回答なので、よく聞き取れなかったのですが、今回0.18haを追加して、現在約140ha位だそうです。設置予定の松井地区は11行政区の5番目に低い数値で、強い地元の要望があり、候補地が公園に適合するとの行政の説明でした。
 
 これに対して、審議委員から活発な質疑応答がなされ、11行政区の公園不足の順番や地元の要望の取り上げ方など多岐にわたる質疑応答がいろいろ行われ、1時間を超える審議が行われました。出席の審議委員12名のうち、代表者や司会者を除く全員が質問を行う活発な審議会でした。特に、市議会議員の城下議員や浅野議員は複数回の質問を行い、しっかりとした行政チェックがなされたように感じました。市議会議員は、2元代表制の要なので、これからもよろしくお願いします。
 
 次の78号議案は、所沢都市計画生産緑地地区の変更が6カ所、同生産緑地地区の廃止が13カ所、同生産緑地地区の追加が2カ所、以上を行うものです。それから、平成29512日公布の「都市緑地法等の一部を改正する法律」の改正点の概要が説明されました。改正点は、①面積要件の緩和(500m2300)、②生産緑地内に直売所やレストラン可能、③買取申し出が可能となる始期の延期などです。議員は、後日、説明資料を請求されました。生産緑地に関する問題は、国の問題などでこの審議会では取り扱わないことになりました。ということで、2時間の審議、大変にお疲れ様でした。2議案は2つとも異議なしで可決されました。
                         8/21記:いしどう

2017年8月23日水曜日

議員の仕事とは・・・

<八潮市議のブログより>

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 議員の仕事は、第一に行政のチェックです。プロである職員の仕事をチェックするためには、議員もキチンと勉強しておかなければできません。
 だから、選挙で選ぶ第一の基準は、「市政のチェックができる人」かどうかがポイントだと思います。

 最近、聴いた話では、「地域から誰でもいいから一人議員を出しておかなければ」と考える人が、まだまだいるそうです。地域で何か問題が起きた場合に、その議員を使い、市に陳情や請願を出す。もしくは市長にお願いをするということらしいです。
 しかし、請願や陳情は、憲法で保障された市民の権利ですから、何も議員を使わなくても、誰でもできるのです。 確かに、議会請願は紹介議員が必要ですが、請願法に基づく請願ならば、紹介議員は必要ありません。

 議会は唯一の決定機関ですから、その決める場に、市政をきちんとチェックできる力のある議員がいなければどうなるでしょうか。行政のいいなりになってしまう恐れがあります。これではチェックはできません。

 市議選のように細かい選挙では、「あの人のおじいさんにお世話になったから・・・」とか「お世話になった人が応援しているから・・・」等など、地縁・血縁の濃い地域なので、そういった基準で選ぶ場合もあります。

 また、所属している業界団体が応援しているからというのもあるらしいです。

 しかし、市議会議員ですから、本来は市全体のことを視野に入れて議員は活動すべきなのです。地域のことは、基本は町会長さんや自治会長さんに行っていただき、(困難事例がある場合には、議員を頼ることもあっても良いかもしれませんが)市民ができることは市民が、議員しかできないことは議員がと、役割分担していく必要があると思っています。

 先日、ある方から、「会議録を読んで一番信頼できる人だと思い相談します。」というメールをいただきました。確かに、相談内容から見て、きちんと市の施策も勉強されていて、その上での相談でした。
 こういった市民が増えていけば、確実に自分の意思で投票する方が増えていき、議会も変わるだろうと思いますし、選挙運動もただの連呼ではなく、政策を中心としたスポット演説が主流となるのではないか・・・と思っています。

 それから、今はチラシがポスティングされています。そういったチラシは保存しておき、当選した方にきちんとやらせていくようにしなければ、なりません。それも市民の皆様の力です。

 4年前の選挙で、ご自分が投票した方のチェックをきちんとした上で、投票する人が増えて欲しいと思います。
 そうする人が増えていけば、選挙時の美辞麗句やパフォーマンスに惑わされることもなく、市民に寄り添った議員が増え、結果、議会は必ず変わっていくのではないでしょうか。 
 

2017年8月22日火曜日

知事選候補者ポスター掲示板にQRコード

<茨城新聞より>

27日投開票の知事選で、鉾田市選挙管理委員会がQRコードを活用した選挙情報の提供に取り組んでいる。市内177カ所に設置した候補者ポスター掲示板に記載したQRコードを読み込むことで、期日前投票の時間や場所など選挙情報が一目で分かるようにした。市選管は、情報提供の手段を増やすことで投票率アップを目指す。
QRコードを読み込むと、市選管ホームページの中の知事選のページにつながり、投票日や投票時間、期日前投票の場所などが確認できる。候補者の公約などが書かれた選挙公報(PDFファイル)も閲覧できる。市選管がQRコードで選挙情報を提供するのは初めて。
市選管は「携帯電話で読み込めば、選挙に関する情報がすぐに入手できる。参考にしてもらい、投票所に足を運んでもらえれば」としている。 (大平賢二)

2017年8月21日月曜日

8/18 9月市議会の準備体操

<朝霞市議のブログより>


そろそろ9月定例市議会が始まるなかで、課題の洗い出しを行っています。

●9月の市議会で一番大きいのは決算審査です。
2016
年度の市の財政運営を点検するのですが、決算というイメージからくるお金の使い方の公正さを点検するということではなく、市の業務が市民の生活を高めたか、質を改善したか、意味があったのか、大きな政策の方向性は間違っていないか、などを議論します。自治体の議会では、NPOなどと違い「事業報告」という議案がないので、決算でやるしかありません。ここを「すでに使ったお金の審議だから」と甘々に対応すると、不正や、市民の全体の便益を考えない政策を行政側がやりたい放題になります。市議会の決算審査で説明のつかないことはしたくない、というマインドを作る意味があります。
また不正ということと関係ありませんので、たとえ支出が公正でも、市民が納得のいかないお金の使い方や、もっとまともな政策が打ち出せたのではないか、納得性を作る手続きが手抜きだったのではないか、などということも指摘できる場です。

政治的には、朝霞市の市議会のように与党・野党で議員の扱い方が全然違う議会において野党議員は、予算よりも決算をきちんとやりきるということが大事になります。与党議員は基本、市役所を擁護する立場で政策実現をかなえていますので、決算審査で厳しいことは言いにくいものです。野党議員がきちっとしなければならない場面です。もちろん、「地方議会に与党も野党もない」という意見がありますが、地方自治法で予算編成権が市長にある限りそれはきれいごとです。選挙でも議会運営でも協力的な議員にはある程度手厚く要望を実現しようとするものです。その程度の問題で朝霞市の場合はその峻別が強すぎるという感じがしています。

一方で近年の議会改革で、決算審査で議会全体でおおむね合意できることは、与野党超えて指摘事項として決議して行政府に改善を求める取り組みをしている自治体議会も増えています。こうした改革は、議員の定数や報酬を減らすなどという自滅的な改革ではなく、議会が生産的になっていく改革として大事なことだと思っています。
しかし、朝霞市の場合、決算審査で与党議員18人で1本の討論しかなく賛成の討論がされるので、会派(市議会のなかの政党みたいなグループ)ごとの政策要望や実現目標がどのように反映されて何が積み残しなのか、議事録からはまったくわかりません。まずは各会派、ときに個々の議員として、決算の認定の賛否とは別に、市の政策の良かったところ、まずかったところをきちんと整理して議場で表現していくことが大事なのではないかと思います。今のように与党181本の決算審査では、課題が明確にならず、役所のお金の使い方を白紙委任しているようなものです。

そんななことから、予算書だけで厚さ5㎝、付属資料も入れると厚さ20㎝以上ある資料とかかりきりになります。

条例関係の改正案もいくつか出てきます。
・来年度からの介護保険改正の関係のものは今回もなく、介護保険料の改定に関しては3月定例市議会まで出てきません(原案は、介護保険事業計画の答申というかたちで正月の前後に出てくるものと見られます)。
・保育料の改定のうち、国の減免措置の対応にからむものは、今回出てきます。ごく一部の方が軽減されます。また平成30年から全面的な値上げする方向で準備が始まっていますが、これは12月市議会になる見込みです。
保育園業界や公立保育園の園長たちからの強い要望で、18時以降の保育に関して、貧富の差にかかわらず30分で200円ずつの加算保育料を現場で徴収することが始まることが審議会で決まっておりますが、これは今回の議会でかかるようです。
悩ましいのは、市政全般に質問ができる「一般質問」のテーマです。
野党議員なのであれやってくれこれやってくれというのは逆効果のことがあります。この間、お題をいただいた市民の方々にも相当がっかりさせることが続いており、申し訳ないばかりです。
細かいことですが、「あれっ」と市民の多くが思うであろうことを少しずつ聞いていくかな、と思っています。

http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2017/08/8189-b7fd.html

2017年8月20日日曜日

7月議会の一般質問・討論原稿送付

<八潮市議のブログより>

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 昨夜、7月議会の議会報掲載用の原稿を作成し、事務局へメール添付で送りました。送ったのは、一般質問と一般会計の決算の討論です。

 改選前の議会では、目の前に迫った選挙の準備等で忙しいため(?)、いつも一般質問をする人が少なく、今回は13名でした。

 この議会報は、選挙後の10月末に発行されます。

 さて、お盆明け、告示まで泣いても笑っても10日あまりしかありません。駅頭では数名の方が、朝の挨拶運動を続けています。

 先日、「駅頭に立つ人は、どこでも概して高順位で当選していますよね。」と知人が話をしていました。

 朝早くから駅頭に立てば、少なくとも顔は覚えてもらえる。特別な縁がなく、誰に投票して良いのか迷う場合、「ああ、そういえば駅に立ってた人」と、投票するケースも多々あるという。

 確かに、朝早くから駅頭に立つには、それなりの努力が必要です。誰にでもできることではないと思います。私は、まだ主婦業も兼務しているので、朝食の用意などがあり、到底真似できないから、やってる人たち(男性ばかりですが)を尊敬してしまいます。

 私は、議会へは多様な方が入るのが望ましいと思っています。老若男女比のバランスが取れた議会、障がいをお持ちの方もいる議会、多種多様な職業の方がいる議会になれば良いな・・・と思っています。多様な人材が入れば、より多くの方の声を行政に伝えられるようになるからです。

 ただ、そうした議会にするために、朝早くから駅頭に立てる人が何人いるだろうかと考えると、やっぱり誰でもできるような方法が必要です。例えば、公開討論会などを行うとか、選挙カフェなどを開催して、直接、複数の候補者と対話ができる場を作るとか

 また、次回の統一選からは、地方議会議員選挙でも選挙中にビラを配れるようになりましたが、全部の候補者のビラをネットで比べて自由に見られるようにするとか方法はいくらでもあるのではないでしょうか。


 最後に、私がよく料理をfacebookに載せているのを目にした方が、「よく、料理を載せていますが、あれを見た人は、矢澤さんは、余裕があると思われるのでは・・・と思っていたけど、料理は、矢澤さんに取って気分転換なのですね」と電話をいただきました。

 もちろん、私は「そうです。食べることが好きで、料理は得意ではないけど好きなので、気分転換にはもってこいなのです。」と、応えたことは言うまでもありません。

http://diary.e-yazawa.her.jp/?eid=877639