2017年6月9日金曜日

市議会議長はニューヨーカー「前例より前進」 

<朝日新聞より>


■城下町・愛知県犬山市の議長に就いた ビアンキ・アンソニーさん(58)
 ブルックリン生まれの生粋のニューヨーカー。全国市議会議長会にもデータはないが、「外国出身の議長はおそらく私が初めてでしょう。注目されれば、犬山のPRになります」。
 2度目の挑戦となった議長選。事前の票読みでは劣勢だったが、10対9で勝利。投票前に「議員間討議の促進を」と演説し、票を引き寄せた。支持した市議は「順送りや根回しで決めた議長では、議会改革を次の段階へ進めることはできない」と期待する。
 ニューヨーク大で映画を学んだ後、仏教と禅に興味を持ち、約30年前に初来日。木曽川沿いの国宝・犬山城や伝統文化にひかれ1996年、市立中学の英語講師になった。教育方針をめぐり、市教育委員会とは何度も衝突した。「前例主義の行政を変える」。日本国籍を取得し、2003年に挑んだ市議選でトップ当選した。
http://www.asahi.com/articles/ASK5K5QFHK5KOBJB00M.html

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