視察で自治体を訪問する際、『対応してくださった職員(組織)に対し、菓子折りを渡す』という慣例があります。これは議員個人が行く視察のみならず、委員会視察など公務でも同様です。(例えば、各自治体の議長・副議長の交際費などはネットで公開されていたりしますが、あのなかに「手土産代」という項目がある筈です。興味のある方は調べてみてください。) 職員の方は、他の自治体の議員の視察に、時間を割いて対応してくださる訳ですから、いつも「ありがたいことだなー」と感謝しております。手土産もそうした感謝の意味が込められているのだと思います。 しかし、個人や少人数で行く視察の場合、これが結構大変です。 かさばるんです。 例えば一人で4カ所回る視察を組んだとしましょう。荷物の中に、菓子折りが4つ加わるため【スーツケースの中ほぼ菓子折り】状態で視察に行くことになるのです。1泊2日の視察だと大きなスーツケースなんて不要なんですが、菓子折り4つって、かなりかさばりますから、そうもいかないのです。 視察の直前に現地で買えば?と言われそうですがそうもいかず。自分の地元のお菓子を持っていくのが慣例ですし、明らかに「近所で買ってきました」と判る手土産も失礼ですよね。 しかしですよ、人気の視察先ともなると、ひっきりなしに議員などが訪れるわけですから日常業務に支障が出るほどではないかと思うんです。ですから、いっそ対応に要する経費として視察料をとるというのはどうでしょう? いつも視察に行くと「よその市の職員に時間使わせて悪いな~」と思っています。手数料払った方がビジネスライクで、こっちも頼みやすいですし、行政も少しは対応に要する職員の人件費を補てん出来て良い気がします。 川崎市議会議員 小田理恵子 先日委員会視察で大阪市に行きました。うちの職員に聞いたところ、大阪市からは事前に「手土産不要」との連絡が来たとのことで手土産は渡さなかったそうです。大阪市のそういう合理主義的なところ好きです。 そういえば、手土産代ですが、私は政務活動費を使わず自費で賄っていますが、通常は皆さんどうしているのでしょうね~?ちょっと気になります。 http://gikai.me/page_1577 |
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2016年5月19日木曜日
いっそ、黄金の菓子を渡したい?!
<川崎市議のブログより>
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