市議会のホームページ、閉会中の日程に「みみ丸カフェ2016」とあった。議会がワールドカフェを開くのであろうと見学にでかけた。
体験的にはワールドカフェは多くの人が集い、オープンな会話をカフェを楽しむように行い、知識や知恵を出しあい、共有していく。さて…。
31日(日)午後、会場にはおおぜいの若い人が目についた。
西沢広聴広報委員長の挨拶を聞くと、
・30人以上の市民(住民と市内学校関係者など)、
・早稲田大学(以下早大)の学生さん13人(カフェの協力者)、
・広聴広報委員会の委員が加わり、
・9のテーブルに、夫々6人ほどに分かれて席についていた。
西沢委員長の挨拶に続き、ファシリティターの早大の扇原人間科学院教授(健康情報学、三ヶ島小学校PTA会長、市民医療センター運営委員)がカフェのルールを説明した。
この日のテーマは、「あなたが思う所沢の魅力と自慢できるものは何ですか」
話し合いが3ラウンドおこなわれた。
まず自己紹介用に、各人が用意された紙に「名前とカフェに期待すること、今の気持ち、最近うれしかったことなど」を書きこむ。書き終えるとスタート。コーディネーターの学生さんや議員から順に、自己紹介を混ぜて所沢の魅力と自慢を話しあっていく。これが20分ほど。
ついでコーディネーターを残して全員が(元のグループメンバーと重ならないように)指示に従い新しいグループを組んで1回目と同じように話し合う。自分の話をすると同時に1回目のグル-プの会話とは異なる会話を聞く。これも20分ほど。
3回目は、初回の席に戻り、2回目に経験した(全員、初回とは異なる席での異なる会話内容)その会話なども踏まえ再度の話し合いをする。そして参加者が最終的に「自分が思ったこと、気付いたこと」「取り組んできたことの感想など」を夫々数枚の付箋に書き込み、この付箋を、大きな壁の張り紙の(そこには大きなケヤキ~空に伸びる幹と枝の絵が書かれていた)枝々に花びらを貼りつけるように貼って行く。
付箋は読み上げられなかった。
結論はないが、皆がここで会話を共有し、発見と気付きを得て、参加した一人一人が所沢の魅力を再発見し「これから伝える・考える」ヒントになると総括された。これは後に活かしてもらいたい。
市議の皆さんはこのように若い人たちと接するのはめったにないことであり、いまどきの若い人たちにとっても2時間以上スマホを離れて会話の機会になっていた。
市議会は議会改革を進めるなかで、政策立案機能の強化を目的に、早大とパートナーシップ協定を結んだが、市も連携協定を結んでいる。この日のテーマは市がやっても良かったと思うが、議会の方がフットワークが良かったようだ。前・現広聴広報委員長のよきリーダーシップであろう。
帰りに見た、壁に貼られた付箋のごく一部を紹介します。
あなたが思う所沢の魅力と自慢できるものは何ですか
音楽のまち
狭山茶
充実したこども支援
自然と環境、確立
トトロの森
アピール力、向上
都心も山も近くて住みやすい
魅力とは必要なのか
道の整備
魅力あるまちにしようという本気
航空公園 子どもが楽しめるテーマパークに! 桜・飛行機・もみじ
交通の便が良い
西武線とJRの直通が欲しい
空き店に学生運営の店を作りたい
今日は楽しかった
西武ドーム周辺の活用、観て帰るだけではつまらない
郊外のハブ都市
芸術のまち、下北沢の様に
災害に強いまち
早稲田と芸総につながりを
Welcomeな雰囲気作り
ピクセンとコラボして早稲田で星を見る会
ペットと住みやすいまち
芸術のまちにしていく
都心と同じでなくてもいいかも
宿泊施設の増設
・・・
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