<船橋市議のブログより>
議会図書室を考える(3)
議会図書室改革を始めよう!~全国調査結果と活用手法~
へ伺いました。ここ数日、いろいろと勉強に行っておりますが、今回は非常に興味深い話が聞けました。感謝感謝です。
未熟な議員が多いなか、せっかくの議会図書室の活用がなされていない船橋市議会ですが、図書室を充実させて、少しでも多くの議員が一人前になっていっていただきたいものです。
先般もある委員会で、自分の委員会の所管する事項について「全く理解できていない」発言をなさったときにはのけぞりそうになりました。
議会運営委員会 平成28年5月13日 午前10時
18分41秒位から御覧ください。
これ以外にも、19日や過去のブログに書いたことがありますが、長の仕事は議会事務局が用意した「次第書」という、シナリオ集を正確に読み上げることではありません。
長たるもの自分の所管する事項が何で、その所管する事項においては市民の生活とどう関わるべきか?市の施策としてどうあるべきか?そして議会としてはどう導いいていくか?などということを始めとして、考えるべきこと、やるべきことは毎日に考えていても時間が足りないくらいです。
市民生活は毎日毎日変化していきます。そこに、市という行政機関がどのようにコミットしていくか?
そしてその行政機関の市民へのコミットの仕方が「適切」か否か?を日々チェックするのが議会の務めです。そして、議員50名が市政全般を見るよりも5つの委員会に分化して、専門性をもって日々のチェックをすれば効率的だよねということで制度化されている常任委員会です。
その常任委員会における責任者が委員長であります。当然ですが、委員長というのは、委員会の「単なる司会者」ではありません。
委員会という会議を「市民生活のための議論の場」として有効にその権限を最大限に使い切る努力をする先導役です。
ですから、委員会運営のルールは完全に理解をし、そのルールを駆使して、「委員会のメンバーの過半数が目指すべき姿」と思う方向へ行政運営をさせなければなりません。非常に重大な任務でもあるのです。
それなのに、一部のおバカ議員は次第書をよどみなく、流暢に読みあげることが仕事だと思っていて、議会の運営、委員会の運営の勉強を全くしません。
ルール無視で無手勝流で自分こそが正しいと大きな勘違いをしている船橋市議会議員の多いこと多いこと。まあ、驚きです。
その言葉お前に返すよって言われそうですが、少なくとも、船橋市議会議員50名の中で、議会運営、委員会運営のことで私より理解できている議員は一人もいないと思います。
それほどまでに劣化が激しい議会です。私が、初当選の頃は、「議事進行発言」の連発で、ルール対ルールのぶつかり合いで二元代表制などとはまったく別次元のところでの戦いが勃発しておりました。
それらをさばくのが「長」の役目であったのですから、ぶつかっている二者に割って入る役目ですから、そもそもが次第書で対応するものではなく、ルールの知識の深さと、数をこなした経験の多さが大切でした。
「長」を決めるときは、市民に恥ずかしくない、「長」としての捌きができ、「長」として裁きができるものを選出すべきであると思います。
随分と話が別のところまではずれに外れましたが、「もっと勉強しろよ!」の話でした。
議会の図書室がどうあるべきか?です。
議会の本会議や委員会の議事を進めていくためのルールの一つ一つには、その背景や歴史がしっかりとあります。一朝一夕には語れないし、一朝一夕で出来上がったものではないのです。
それらを紐解くには、議会図書室にいくしかありません。
が、しかし、今回の勉強会でも言われましたが、そこに行く議員がいないから充実の予算も人もつかない。みたいなものでした。
今回はこの辺でまた次回。
http://ameblo.jp/hasegawamasaru/entry-12162522718.html
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