2017年2月28日火曜日

3月市議会開会を聞いて(感想)

<所沢市民のブログより>

今週から開かれた21日、22日の市議会の開会、市長の施政方針説明、担当部長等の議案説明を、傍聴席から初めて全部を聞くことができた。施政方針の説明が約1時間20分くらい。それから担当部長の議案説明が始まった。その後昼食休憩、午後3時の休憩をはさみ、午後5時まで続いたが終わらなかった。翌日の22日正午近くまで議案説明が続いた。施政方針と議案説明をあわせると8時間近くかかった。

施政方針は、全ての方針を一滴も漏らさず説明する市長の熱意が感じられた。担当部長の議案説明は、補正予算や新年度予算案の数字に一言説明を加えるだけであるが、全ての項目について数字を一言だが説明しきった内容に拍手を送りたい。それをすべて聞く方は大変に疲れたが。

傍聴席は、開会前から20名着席していたし、市長の施政方針を聞いた傍聴者は30名を超えた。傍聴席は、市長演説のときは盛況だったが、議案説明に入ると大部分の方は離籍し、昼食後の議案説明時には、いつもの傍聴者3人と市議をめざす若い女子学生かの4人となった。あとで、2人が来られた。

説明資料は議会事務局から借りて傍聴席に入るわけだが、補正予算案と新年度予算案と議案説明書3部と資料が分厚いうえ、かなり重い。あちこちめくりながら、説明を聞く方は大変だ。しかも肝心な市長の施政方針の資料がない。できれば、開会に来て、市長の施政方針を聞く市民には、貸してもらいたいものだ。

 既に新聞等で報告されているように、ふるさと納税の返礼品競争から降りる対応が記事に取り上げられ、政治家としてのリーダーシップが発揮されたと感じた市民は、多かったのではなかろうか。最近、図書館で借りた西嶋美恵子著「私たちの国づくり」の中で、3.11被災した友人を激励した言葉「動きなはれ!」を読んで、世界銀行副頭取を務めた女性のリーダーシップが素晴らしいと感じた。混迷する現状を打開するために、政治家のリーダーシップを、勇気ある行動を切に期待して、私の感想とします。

                                                                                         記:いしどう 

http://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/43058545.html

2017年2月27日月曜日

「地方議会議員フォーラム2017」



日本生産性本部は325()、都市センターホール(東京都千代田区)で「地方議会議員フォーラム2017」を開催します。テーマは<議会改革の第二ステージ~議会から政策サイクルを回す~>です。
詳しくはコチラでご確認ください。
http://seminar.jpc-net.jp/detail/mdd/seminar008800.html










2017年2月26日日曜日

2月28日(火) の4人目として 代表質問を行います。

<東村山市議のブログより>

昨日(23日)の市長施政方針説明を受けて、28日(火)に4会派が代表質問を行います。
議会開会ポスター
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時開会で、トップバッターは小林美緒議員(自民)。
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番手は石橋光明議員(公明)、3番手が渡辺みのる議員(共産)。
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番手の私は3時の休憩明け後になると思われます。

以下は、私が事前通告した内容です。
一般質問と違って市議会HPにはアップされないので、こちらに全文掲載します。
形式は一問一答方式で、持ち時間は30分。答弁が45~60分くらいあるので、1人あたり70~90分くらいになります。
もちろん、インターネット中継を行います。
代表質問は、その時点での市の課題が網羅的にわかるという点で、お聞きいただけるといいと思います。
お時間ありましたら、ぜひ傍聴にいらしてください。

1.わたなべ改革の原点とその到達度について

市長は、初当選された19年「八国山からの新たな風宣言」、2期目の23年「バージョンアップ東村山」、そして27年「バージョンアップ2.0」と、マニフェストを明示した政策本位の選挙を重ねてこられ、内容は次第に具体で詳細なものへと移り変わってきたように見えます。
3
期目の折り返し、市長として10年が終わろうとする今、原点と言えるであろう19年のマニフェストを読み返し、その到達度をどのように評価するのでしょう。また、現在の市政はご自身が当初目指していた姿にどこまで近づいているのでしょうか。以下、何点か伺います。

〔1〕19年「八国山からの新たな風宣言」は3つの柱からできあがっていました。23年にはそれぞれの達成度も明らかにされていますが、

1)行政・議会改革No.1 2)地域ブランドNo.1 3)教育改革No.1 について、10年経とうとする今、それぞれについてどのように評価されるでしょう。
また、「市民と職員が目標に向かって智恵と力を出し合える風通しの良い環境を整え、誇りを持って内外にアピールできる八国山の里にふさわしい東村山をつくる」と記されていたことに改めて敬意を表したいと思いますが、この点については現状をどうお考えでしょうか。

〔2〕その中でも、「公開と参加、協働」「自然との共生」「教育改革」は大きな柱であったと思いますが、成果と未達の課題についてはどのようにお考えでしょう。

〔3〕21年度に「子育てするなら東村山緊急プロジェクト」を打ち出し、以後一貫して大きな看板として掲げてこられていますが、現状をどう評価しているでしょうか。また、最近の外部による評価(たとえば日経DUAL等)をどう受け止めているでしょう。

2.財政状況と国都の動向について

〔1〕各自治体の27年度決算が確定、公表され、29年度予算が出揃った今、主な財政指標から見る当市の財政状況を改めて確認しておきたいと思います。以下の指標の多摩26市での27年度順位と、その評価について見解を伺います。
1)市民一人あたりの市税内訳  2)実質収支 3)投資的経費比率 4)起債依存
5)市民一人あたりの積立金・地方債現在高 6)実質公債費比率 7)将来負担比率

〔2〕国や都の動向についてです。まず、国は自ら約した基礎的財政収支の均衡はほぼ絶望的であり、未曽有の負債は増加の一途です。今後の地方財政計画をどう予想し、当市としてはどのような姿勢で臨むべきとお考えでしょうか。

〔3〕東京都が様々な面で変わり始め、中でもあらゆる面で公開が進むことは大いに歓迎すべきと考えます。当市として都とどう向き合うお考えか、伺います。

3.29年度予算について 

〔1〕27年度決算の成果と課題を29年度予算にどうつなげたのか伺います。
特に、実質収支を切実な市民要望にどう活用したのかが気になるところです。

〔2〕新年度予算の当初要求段階から、予算案決定までの経過を伺います。過年度において度々触れられてきた「乖離」は今回いくらあり、どう埋めてきたのでしょうか。金額の多寡にかかわらず、複数年にわたって査定段階で落とされたものがあれば、事業名とその理由を明らかにしていただきたいと思います。

〔3〕この間、情報公開と協働の視点から、予算編成過程の公開を一貫して求めてきました。しかし残念ながら今年もそれは実現されませんでした。少なくとも10月初旬には庁内で共有されている市長による予算編成方針や副市長による予算編成留意事項は早々に公表すべきものと考えますが、なぜ実現していないのか、伺います。

〔4〕編成過程の公開を求めるのは、市民には何が予算化されたかだけでなく、何が予算化されなかったのか、なぜ見送られたのかを知る権利があると考えるからです。そして、「あれもこれも」ではなく「あれかこれか=選択と集中」が避けては通れない、政策・施策の優先順位をつけざるを得ないということを全ての市民に理解してもらうことが、住民自治の観点から極めて重要だと考えるからです。いつまでに実現させるのかを検討し、お答えいただきたいと思います。

4.主たる政策・施策について
 以下、会派として重きを置いている点について何点か伺います。

〔1〕財政運営について伺います。
 市長は「身の丈そのものを伸ばす」ことの重要性をしばしば述べられますが、どのような施策がどのくらいの規模で「身の丈」を伸ばすことにつながると考えられるのでしょうか。たとえば、基盤整備のうち「道路整備」による効果額、「東村山創生」として打ち出している企業誘致、創業支援による効果額、子育て支援策の拡充によって女性の就労増や現役世代が転入してくることによる効果額などについての考え方を伺います。

〔2〕中長期的な財政運営に関連して伺います。
 当市が近年、将来への備えを拡充してきたことは、渡部市政直前の危機的な状況を考えれば必要であったと考えていますが、現在の市民の切実な要求にできるだけ応えることや、小さい額であっても現場や所管職員の士気を高める予算を細やかに実現していくこと、目先の勘定だけでなく波及効果も見据えること等も必要なのでないかとも考えます。生きた金の使い方という点で、気になる面があるので、見解を伺いたいと思います。

〔3〕シティプロモーションの推進について伺います。
 当市にとってのメインターゲットはどこでしょう。流山市が共働きの子育て世帯(DEWKsDouble Employed With Kids)に絞ったシティセールスに徹して成果を上げていることは知られていますが、当市としての考え方を伺います。

〔4〕参加と協働の推進について伺います。
 1)これまでの歩みを踏まえ、29年度はどう取り組みを進めるのか伺います。
 2)市民参加のルールを、条例ではなく基本方針にとどめた理由を伺います。

〔5〕人権施策の推進について伺います。
 1)これまでの歩みを踏まえ、29年度はどう取り組みを進めるのか伺います。
 2)現在、人権の森構想を企画政策課が担い、人権擁護や各種の啓発施策、ダイバーシティへの取組み等は市民相談・交流課が担い、教育委員会としても取組みを進めていますが、当市の基幹的な政策として「人権のまち」を市内外に対しても全庁的にも打ち出すため、「人権」を掲げた特命所管を設置することを提案し、考えを伺います。

〔6〕秋水園焼却施設の今後について
 「検討会」において議論が進められ、単独処理を継続する方向で意見集約がされ、29年度は基本方針を示すとされましたので、今後のおおまかなスケジュール感や施設規模、広域化を選択しなかった理由を伺います。

〔7〕働き方改革について
 国を挙げた議論となり、都も具体的な方策を打ち出し始めました。当市においても、市職員の働き方、特に超過勤務、長時間勤務の是正についてどう取り組むのか。また、市民に対して市として出来得ることとは何なのか、伺います。

〔8〕特別支援教育の推進について
 第4次実施計画がスタートすることになりますが、
1)進める主体である教職員の力量向上への取組み、とりわけ通常級の教員の理解促進のためには何が必要でどのように進めるのか伺います。
2)障がいの違いによって必要な指導も異なりますが、学校毎の支援教室に分散することでグループ指導が難しくなる等の課題は生じないのでしょうか。
3)中学校における特別支援教室については、在籍校ではない学校へ通える余地を残すべきだと考えます。他に留意すべきと考える点を含めて伺います。

〔9〕教育相談室について
 仕組みを大きく変えて2年目となります。短期間で鋭意充実に取り組まれていることを理解しますが、相談員が非常勤であることでの継続性や寄り添いの弱さへの不安等を耳にします。課題をどのように受け止めているのか伺います。

〔10〕困難な状況を抱える児童・生徒の支援について
 残念ながら身近でも学校へ行けなくなっている子ども、特に中学生が少なくない現実があります。希望学級に通っている子どもは一部であり、殆どの子どもが在宅の状態にあります。八王子市では高尾山学園の開設により、登校したくてもできない子どもたちの支援に本格的に取り組み、大きな成果を上げています。当市と背景や財政事情に差異があることは十分承知していますが、中期的な視点でよいので、八王子市の取組みの内実に学び、悩み苦しむ子どもたちの支援に取り組んでいただきたいと思いますが、いかがお考えでしょうか。
〔11〕子どもの貧困対策について
 会派として再三取り上げてきた課題であり、実態把握に乗り出した自治体も増えています。当市としての29年度の重点を伺います。
主たる政策・施策について
http://sato-masataka.net/wp/?p=3894

2017年2月25日土曜日

「議場ってこんなところ!」戸田知っtoco会主催「戸田市議会見学」会が3月5日(日)に開催されます

<戸田市議のブログより>


~戸田市にお住まいの皆さまへ~

本日から始まった戸田市議会定例会3月議会。その議場見学会が35日(日)に開催されます。

企画されたのは、これまでに数回市議会見学を重ねてきた「とだ知っtoco会」。戸田市内の団体で、戸田市ボランティア・市民活動支援センター(TOMATO)にも登録されています。

今回の議場見学会では、議場・傍聴者席・委員会室などを見学、市議会の仕組みについての説明などが予定されています。

戸田市議会は、基本的に3月、6月、9月、12月に定例会を開催します。今年は1月末に市議会議員選挙があり、私を含めて新しい議員が決まったので、26日に臨時会が開催され、議場での席や所属委員会などが決まりました。

そして、本日220日(月)から324日(金)までを会期として、戸田市議会定例会3月議会が始まりました。

議会初日の今日は、神保国男市長により平成29年度の戸田市施政方針が示されました(PDFダウンロードはこちらから)。戸田市施政方針については、また別途説明させていただきます。


3
5日に開催される戸田知っtoco会による議場見学会、詳しくはチラシをご覧ください。

戸田市議会見学会(主催:戸田知っtoco会)
 日 時:35日(日)10時から11時半
 集 合:940分戸田市役所7階議場ロビー
 内 容:議場・傍聴者席・委員会室などの見学
     市議会の仕組み説明
 連絡先:info@todatoco.net
     FAX 03-6369-4104
 会の情報:

 https://genki365.net/gnkt01/mypage/mypage_group_info.php?gid=G0000212
 Facebookページ:
 https://www.facebook.com/%E3%81%A8%E3%81%A0%E7%9F%A5%E3%81%A3toco%E4%BC%9A-1603180763342169/

「戸田知っtoco会」は私(林冬彦)の後援会や関係団体ではありません。

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http://blog.todakouen.jp/archives/51649735.html

2017年2月24日金曜日

FMむさしの 議会の広報を放送できず

<武蔵野市議のブログより>


武蔵野地域で放送しているローカルFM局、FMむさしの(コミュニケーションネームはむさしのFM)で放送予定だった市議会のお知らせが放送できなかったとの報告が議会にあった。事故が起きるのは避けられないとは思うが、ローカルとはいえ、広告費を取る事業者の体質として、これで良いのかと思う内容だった。
 
■原因は調査中

 放送ができなかったのは2月13日の早朝に予定していた議会日程を知らせる20秒の広告。議会への説明では、自動で放送する設定がされていたパソコンがフリーズし、放送ができなくなったとしていた。議会のお知らせ以外は、他の局に自動的に切り替わるので放送は続けられたという。
 
 原因については調査中で分からない。放送ができなくなった時間帯は社員が放送局にいないため対応ができなかった。社員がいれば、その場で対応ができ放送は続けられるため、今回の対応策として朝、昼、夜の3回放送予定を社員が局にいる時間帯の昼間に変更したいとの報告だった(議会への報告は、むさしのFMから説明を受けた議会事務局職員が行った)。

 議会とFMむさしのの契約は一日3回としており、時間帯は指定していない。以前の放送は別の時間帯になったこともあり、今回の提案となったようだ。

■聴取率はどうなっているか
 
 しかし、時間帯を変更することは、何人の人に情報を伝えられるかが変わってくる。そのことで広告料が変わるのが普通の放送局だろう。そのため、時間帯による聴取率はどうなっているのか。概算でも分かっていないのかを確認したところ、調べたことがないので分からないと説明されたとしていた。

 しかし、武蔵野市議会の議事録を調べると1996年(平成8年)の3月18日、19日、20日の3日間にFMむさしのは、市内の300 名を対象に「むさしのFMを知っているかどうか」「聞いたことがあるかどうか」「聞いている時間帯はどうか」などの5点を聞く簡易な調査を行っていると答弁があった。

 結果は、

 「むさしのFMを知っているかどうか」 65.7%が「知っている」
 「FMむさしのを聞いたことがあるか」 29.7%がある
 「FMを聞く時間帯」午前7時~11時 14.1%
           正午から5時ごろまで、午後6時以降 7%

 となっていた(1996.11.28 : 平成7年度決算特別委員会議事録より)。

 さらに、2000.03.17 : 平成12年度予算特別委員会の議事録には、聴取率調査として、毎年、市内、市民の18歳以上の男性、女性、 300名について、電話による聞き取り調査をやっているとの答弁がある。実際はどうなのか。止めてしまったのだろうか。今後、調べてみたい。

■番組の評価

 規模の小さなローカル局だから、大手の放送局のように何回も聴取率を調べることはできないのは分かる。しかし、無作為抽出して調べることなどで自らの番組の評価はできるのではないか。それもしていないとなると、何を基準に番組を作っているのかと疑問を持ってしまった。
 
 放送時間の変更は、FMむさしのの社員が常駐している時間だからが理由だ。聴取者や広告主の議会の意向ではなく、事業者側の理屈での提案といえる。考え方が逆としか思えなかった。市や議会が支援してくれるから甘えていないのか。事業者の体質として課題があるように思えてしまった。以前にも同じ内容を放送してしまったこともある。そもそも、パソコンの故障を想定していないこともどうなのだろう。
  
■武蔵野市との関係

 武蔵野市の公式サイトにある
「財政援助出資団体一覧」のページには、『市が主導的に設立し、継続して財政援助及び人的援助をしている次の団体を援助団体といいます』との説明の後にFMむさしのが記載されているように財政支援をしているだけでなく、現在の代表取締役社長は、武蔵野市の元職員であるように関係は市との関係は深い。
 
 災害時に情報提供する役目など公共的な位置づけを考えれば市からの一定の支援は必要だと思う。しかし、誰がどのように聞いているのかも分からない状況で、税金から広告料を払い放送することが必要なのか。税金の使い道として適切なのかを考え直すだけでなく、その対象なる事業者の体質についても考え直さないと思えた。

■70%が聞いている? FMくめじま

 
IMG_5055 写真は、先日伺った沖縄県久米島町にあるローカル局、FMくめじまの番組にゲスト出演させていただいた時のもの。地方議員の研修会を久米島で開催することへの告知協力をしていただいたのだが、その時に、聴取率は70%あるとナビゲーター(DJ)の方は話されていた。
 実際に調べた数字ではないようだが、夜の居酒屋であった人に今日聞いたと話しかけられたり、翌朝には、番組を聞いて東京で生活していた町民の方が私たちの宿泊しているホテルに懐かしくて会いに来たりなどの反応があったことを考えると、あながち間違いではないと思えた経験だった。

 島独自のメディアが他にないという環境の違いがあるとはいえ、聴取者にどれだけ届いているのか、確認することが何よりも必要ではないかと思えた経験だった。
http://blog.livedoor.jp/go_wild/archives/52485297.html
  

2017年2月23日木曜日

インタビュー 議会基本条例制定10年「条例を住民に浸透させる努力を」



<東京財団メールマガジンより>

地方分権の進展をみすえ、地方議会の責任を明確にした議会基本条例の制定が始まって10年が過ぎました。北海道栗山町議会事務局長として全国初の条例制定に尽力した中尾研究員は、この条例の意義について「住民代表機関としての活動規範を示し、その活動について住民と契約をするもの」と強調しています。行政サービスの縮減が避けられないこれからの人口減少社会において、議会は納得のいく議論を通じマイナスの負担を整理し、住民に説明する必要性があるとすれば、まさに条例は崇高な理念などではなく、議論の基礎として求められるものであり、地方議会をより良いものにするために、住民側も任せきりにせず関心をもっていくことが重要だと訴えました。

 

▼ 続きはこちら

2017年2月22日水曜日

すこし変わる所沢市議会

<所沢市民のブログより>

 14日、委員会の傍聴をはしごしてきました。

議会運営委員会
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30開始
 3月議会への市長提出議案の説明のあと、「当日の市長の議案の説明は6時間20分かかる」との発表にびっくりする議員さんも。
午前の代表者会議で「これからは議案第〇号」としか言わないと決定したのですが、その決まり方がいや(?)であるとして協議会に。

(協議会は傍聴できません)
長くかかるのだろうか、早く終わるのか。昼食を食べてなかったので1355分に8F食堂へ行って塩ラーメンを大急ぎで食べたところ舌をやけど。「戻って始まってたらいやだな」と思いエレベーターを降りると総務部のかたがいらっしゃって一安心。

一旦休憩をはさみ155分から協議会再開。
このあとの時間は読めません。
協議会がやっと終わり、続いて毎度恒例の一般質問の順番決定くじ引きですが今回は一般質問が変わります。
「質疑及び一般質問」となり、今まで質疑の際に「所属している四常任委員会に関する質問は出来ない」をそのまま受け継ぐ形で「所属している委員会の一般質問も出来ない」ようになりました。
予算に関しては、その予算が健康福祉常任委員会の予算に関するならば健康福祉常任委員は質問出来ません。
質疑及び一般質問の通告書も書式が変わり、この日(案)として示されていた物は今まで横長だった通告書が縦長に変わっていました。
今回の質問者は20名と少なめです。

正副委員長連絡協議会
 今回から傍聴出来るようになりました。委員会ってこんなにあるんだっけと思いましたが四常任委員会から地方創生まで、長いテーブルにずらーっと並んだ正副委員長は壮観。ここでの内容は各委員会が行ったことの報告でした。

健康福祉常任委員会
 いやー、これがほんとひどい、泣けてきます。混んでいる国立病院か大繁盛の病院といった感じで、待合室で長~く待って、自分の順番になったらすぐ終わりのような。

協議会でかなり待って、部屋に入れたと思ったらちょっとのお話で終了でした(笑)。そんな中ある議員さんからの優しさをいただきました(秘密)。

内容は121日(土)にこどもと福祉の未来館で行われた政策討論会「子供の笑顔輝く未来へ-子供の貧困対策について-」から。
  参考 政策討論会を聞いた(いしどうさん)
  http://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/archive/2017/1/24

平成25年度の国民生活基盤調査で子供の貧困率が16.3%、6人に1人が貧困状態と判明。
日本はOECD加盟34ヶ国中25位。
所沢市はというと就学援助率が平成6年に4.62%だったものが平成27年度は16.87%。

健康福祉常任委員会としては、子どもたちが自らの意思で自身の可能性を広げられ笑顔あふれる未来の所沢の実現を願い、以下提言する。
 1 子供の実態を把握する。
 2 市長部局・教育委員会が子どもの貧困対策で行っている施策を全て明らかにして、周知を徹底する。
 3 当事者、その家族を対象に、妊娠期から子どもの自立まで切れ目なく子どもの貧困対策に横断的・総合的に取り組む。
 4 国、県、関係機関、民間団体等との連携を強化、必要に応じ国等に対し施策立案、予算確保を求める。
(資料の書き写しが、なぐり書きの為かなり違っている所があると思います。)

広聴広報委員会
 一般質問が「質疑及び一般質問」となる為市議会だよりも影響を受けます。様式を変えるかと迷いもあったようですが今までのままでいくようです。
1人の議員さんは質疑と一般質問から各1つずつ載せる」という話が出たところで「全部質疑の人もいるのでは?(勿論逆もあり)」となって12問を載せることに。
5月に行われる議会報告会についても話が出ました。

 終了して1階でトコろん健幸マイレージのポイント加算をした時には1830分でした。そして舌はまだ痛いです。

 
http://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/43046762.html

2017年2月21日火曜日

ここまで到達した芽室町議会改革

<月刊ガバナンス2月号より抜粋(書籍紹介)>


早大マニフェスト研究所による全国議会改革度ランキングでトップとなった北海道芽室町議会。その改革の経緯や特徴などを議長や前議会事務局長、研究者、議会モニターが語る。議長は改革のキーワードとして「情報公開」「住民参加」を指摘。前議会事務局長は、議会基本条例制定後に重要なこととして進行管理、議会における計画策定、条例の点検・見直しを挙げる。芽室町議会改革の特徴を榊原勝氏は「総合型議会改革」「今日の自治体議会改革のカタログだ」と話す。住民から信頼が得られる成果、議会がどのように長や住民と議論して政策実現を目指すかなどが今後の課題という。飽くなき挑戦を続ける同町議会にこれからも注目したい。
http://koujinnotomo.com/newfile/hokkaidou05/hokkaidou05.html

2017年2月20日月曜日

一度、市議会の傍聴席に座ってみませんか

<所沢市民のブログより>

2月も後半を迎えました。そろそろ、お花見の前、梅の見ごろが近いこの頃です。市議会の方も、4月の新年度を迎える時期となりました。当期最後の予算修正と来期予算案の審議が重なる平成29年第1回の3月議会が始まります。3月議会は、221日(火)市長の施政方針及び提案理由説明からスタートします。市民の皆さま、特に定年退職された埼玉都民の皆さま、一度、市議会の傍聴席に座ってみませんか。

所沢市議会は、埼玉県の市町村議会の中で、全国の見本となるような開かれた市議会です。お時間があれば、珍しい市議会の傍聴体験をお勧めいたします。先に言っておきますが、あまり面白いものではありませんが、皆さまが肌で感じる日本の民主主義政治の先進的な体験であると私は感じる次第です。

 Oさん、朝から晩まで丸一日を使っても貴重な情報をありがとうございます。おかげで、議会運営委員会や広報公聴委員会の新しい市議会ニュースがわかりました。いよいよ、議運が終われば、議会の日程が発表になります。発表された3月議会の日程を簡単に紹介します。詳しくは、所沢市議会ホームページのお知らせをご覧ください。https://www.city.tokorozawa.saitama.jp/shigikai/kaiki_nittei/kaikinittei.html

なお、初体験の方は、施政方針または一般質問の傍聴がおすすめです。昔のような一括質問の形式主義が少なく、一問一答の傍聴者にわかりやすい形式で質疑応答が行われています。

           記:いしどう

平成29年第1回(3月)定例会の会期・日程

期日
会議形態
開始時刻
議事内容
221日(火)
本会議
午前10
開会・施政方針など
222日(水)
本会議
午前10
議案説明
227日(月)
本会議
午前10
議案質疑(先議)
228日(火)
委員会
午前9
四常任委員会並行審査(先議)
32日(木)
本会議
午前10
常任委員会報告など
36日(月)
本会議
午前10
質疑・一般質問(大石議員など)
37日(火)
本会議
午前10
質疑・一般質問(秋田議員など)
38日(水)
本会議
午前10
質疑・一般質問(越坂部議員など)
39日(木)
本会議
午前10
質疑・一般質問(小林議員など)
310日(金)
委員会
午前9
四常任委員会並行審査
313日(月)
委員会
午前9
予算特別委員会審査
314日(火)
委員会
午前9
予算特別委員会審査
316日(木)
委員会
午前9
予算特別委員会審査
317日(金)
委員会
午前9
予算特別委員会審査
327日(月)
本会議
午前10
常任委員長報告
328日(火)
本会議
午前10
討論・採決・閉会
 http://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/43050435.html