2016年3月16日水曜日

議会改革ってナニ・・・・・②(中)

<会津若松市議のブログより>


議会として(議員個人ではなく)、市民意見を直接聞く場を設ける。
本市議会では、二種類の意見交換会をしています。
一つが地区別意見交換会で、年二回、五月と十一月に市内十五地区で行われています。
もう一つが分野別意見交換会で、こちらは随時各種団体と意見交換しています。
こうして広く地区の課題や業界業の課題を聴くことによって、議会として「問題発見の場」と位置づけています。

議事運営の中に議員同士の意見交換の場を設ける。
以前の議員はもっぱら執行部に質問を一方的にするだけで、それを基に議員同士で論議するするという場はありませんでした。
議会の第一義的な役割は、執行部から出された議案をチェックし、賛成・反対・修正の意思を示すものです。賛成でも積極賛成から消極賛成(やむなし賛成)まであります。
反対するほどではないが意見があるというとき、賛否の表決の前に議員同士の論議がきちんとされれば「付帯意見」をつけ、執行部に改善是正を促すこともできるのです。

請願や陳情する人を議会に招き、その趣旨を聴く機会を設ける。
本市議会では、請願・陳情者をお招きするのを原則とし、その趣旨を説明してもらった後に議員からの質疑に答えてもらっています。
請願書や陳情書だけの審査より議員がより理解を深めた上で採択か不採択か決めています。時には現地調査にも行きます。

次回(最終回)は、このような改革の成果の主なものを紹介します。

http://www.meguro.gr.jp/blog/?p=1329

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