遅くなりました。私なりの6月議会傍聴記録です。
常任委員会と本会議での一般質問などから適当に選びました。
補正予算:
- 行政が専決事項として実行した案件の一つ。市議会はそのまま可決しました。
- 補正予算は歳入・歳出とも357百万円。
その中、最大の項目が(歳入)地域産業活性化基金の繰り入れ227百万円とその(歳出)としての商工費(クールジャパン事業に汚泥が出てきたのでその処理費用)でした。
汚泥が出たのは事実だと思いますが、市の大型案件は何故か契約後にいろいろな理由で追加支出が要請されます。(例:総合福祉センタ―;本件;東西連絡道;ちょっと古いけれど東部クリーンセンターなど実例は多い)。
契約がキチンと結ばれていれば、よほどのことがない限り「追加請求」はないのですが、所沢市の場合、契約はキチンと弁護士などのプロの眼を通しているのでしょうか。
議長・副議長の交代
予定通りで中議長と荻野副議長になりました。今までの桑畠議長は「監査委員」になりました。これは通常の人事ですが桑畠監査委員が何か新機軸を出されるか。内容によっては市民としても協力したい。
難病対策費:
- 月例会でも話題になりましたが、難病対策費に対象者2人で年間150百万円かかります。
- 本件は対象者が2人だけだからまだしも、今話題の「ガン特別対策費:一人1年で30百万円」のように国民の半分近くがかかる病気ではこれだけで保険財政は破綻します。
- 難病者には気の毒だが、例えば補給金定年制などを考えないと・・・。
ミューズ改修費用:
- ミューズの改修についての「調査費用」として29百万円計上された。
- 問題は、来年度はその調査に基づいて1.3億円;平成30年度と31年度はそれぞれ26.4億円と合計55億円もの予算が最初の調査費で決まってしまう、という予算審議方法である。
人口問題:
- 今年2/7の全国各紙に「所沢市の人口減が県内で最大6,049人」と出た。
- 県・さいたま市・川口市・川越市・越谷市など軒並み若干ながら増えている中で、である。
- これはエライことになったと思ったが、上記数字は去年10月1日現在の「国勢調査」であり、12月31日現在で比較すると去年より307名増えている。
- この差は調査時点の違いであって両方とも正しいが、人口問題はこのように調査時点で異なるので要注意である。
常任委員会では傍聴者への資料提供は以前に比べて改善はされているが、大した経費ではないのだからもっとオープンにして欲しい。
以上 2016年7月(文責 河登)
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