2016年2月2日火曜日

マニフェスト大賞グランプリの可児市議会が記念の講演会 元三重県知事の北川氏、議会改革の必要性アピール 

<毎日新聞より>
 
マニフェスト大賞受賞記念講演会でユーモアを交えて話す北川正恭・早稲田大名誉教授=可児市議会議場で
昨年の第10回マニフェスト大賞(マニフェスト大賞実行委員会主催、毎日新聞社・早稲田大学マニフェスト研究所共催、共同通信社後援)で議会部門のグランプリを獲得した可児市議会は27日、市議会議場で受賞記念講演会を開いた。東海地方の地方議員ら約160人が参加し、議場は熱気に包まれた。
 
 講演会はローカルマニフェスト推進地方議員連盟東海勉強会実行委員会が共催。第1部では、三重県知事を2期務め、マニフェストを提言した北川正恭・早稲田大名誉教授(71)が「地方創生が求める議会とは」と題して基調講演。川上文浩市議が「地方創生における議会の役割〜可児市議会の議会改革とキャリア教育支援実践」と題し、グランプリを受賞するまでの軌跡を紹介した。
 
 北川氏は「議会が地域を変え、地域から日本を変える。地方議員はその存在感を高めることが使命だ。可児がやっているなら自分たちの議会でもできる、と広がっていけば国が変わる」と議会改革の必要性をアピール。「地方議員連盟に入って一緒に勉強していきましょう」と呼びかけた。
 
 第2部は会場を同市文化創造センターに移し、同大賞市民部門で優秀マニフェスト賞を受賞した静岡県牧之原市の市民グループ「茶々若会(ちゃちゃわかい)&体験模擬サロン」のメンバーが活動内容を発表した。【小林哲夫】

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