<毎日新聞より>
飯塚市議会が昨年12月、資産公開制度を廃止する政治倫理条例改正案を可決したことに対し「飯塚の未来を考える市民の会」(小畠久司代表、約140人)は25日、条例改正を撤回し制度の復活を求める請願書を市議会に提出した。取り扱いは3月2日の議会運営委員会で協議される。
請願書は、資産公開廃止を「市民を代表する議会が全国に恥をさらした失態」と非難。廃止は、政治倫理審査会から制度改善を求められたのに不満な議員が企て、妥当性を深く議論しないまま、根回しによる数の力と議員間のなれ合いの結果だと分析した。議決後に各方面から批判されていることを例に、過ちを反省し、市民の信頼と議会の威信を回復するよう求めている。小畠代表(67)は「まずは条例改正の白紙撤回が必要」と述べ、2640人の賛同署名を添えて提出した。
紹介議員となった永末雄大議員(36)は採決で賛成した。「議会だより見直しやタブレット端末導入など一連の議会改革の一つと考えたが、支持者らの理解は得られなかった。これでは市民の信頼を失うと感じ、信頼回復の一歩になればと紹介議員を引き受けた」と説明した。【平山千里】
http://mainichi.jp/articles/20160226/ddl/k40/010/541000c
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