2017年3月31日金曜日

武蔵野市議会文教委員会で視察報告と意見交換会を開催

<武蔵野市議会広報委員会のfacebookより>


武蔵野市議会文教委員会で視察報告と意見交換会を開催します。
●テーマ:小中一貫教育について
●日時:4 月23 日(日)14 時~ 16 時
●場所:武蔵野プレイス4F フォーラム
 キッズスペースあり 参加費無料 事前申込み不要
 武蔵野市教育委員会は、平成27 年に小中連携を更に進めた「小中一貫教育」の検討を始め、昨年2月、「武蔵野市小中連携教育推進委員会報告書」をまとめました。
 これを受け、市議会文教委員会は、これまで育んできた学校と地域の関係はどうなるのか、学力向上や中一ギャップなどの問題の解決には他に取り組める方法もあるのではなどの議論を続け、昨年10月、今年1月に各地の施設一体型の小中一貫教育校の先進事例を視察、研究してきました。
 今年3月には文教委員会に、小中一貫教育調査研究ワーキングチームにおける論点整理が報告され、今後、学校関係者、市民などの意見や平成29年度に設置する小中一貫教育検討委員会での検討などを元に武蔵野市の未来の学校教育の方向性を定めていきたいと報告がありました。
 そこで、今回は、文教委員会の視察報告とともに、子どもたちにとって望ましい教育について市民の皆様と一緒に考え、意見交換を行いたいと思います。どうぞお誘い合わせてご参加ください。

2017年3月30日木曜日

「大津市議会意思決定条例」制定


<大津市議会・議会局職員のfacebookより>

「大津市議会意思決定条例」が、本日の本会議で成立しました。
議会の意思決定は議決でしかできないとの業界の常識に不合理を感じ、具体的対応策を考え始めて約2年。この間、多くの法学者や法制職員の方々からも貴重なご意見をいただきました。
でも何より、この前例がない条例ができたのは、一議会局職員の考えにも、真摯に耳を傾けてくださる議員の皆さんの理解があればこそです。
今、業界の常識や前例に囚われることなく、斬新な改革を推し進められる「チーム大津市議会」の一員であることを誇りに思います。



2017年3月29日水曜日

【川口市議会】平成29年3月定例議会報告①

<川口市議のブログより>


今回の定例議会では、平成29年度予算が審議されています。年に4回ある議会の中でも最もボリュームが多い議会です。

平成29年度予算は、税の収納率の向上や国の財政支援、市の基金の積極的な活用などにより歳入を確保しつつ、歳出面においては、「3大プロジェクト」をはじめ、「地域経済の強化・好循環の創出」「選ばれるまちの実現」「社会資本・公共施設の整備」に向けた事業などを実施することとし、平成29年度の予算編成の規模は一般会計におきましては、対前年度当初比2.9%増の1,916億2,000万円、特別会計は対前年度当初比1.3%増の1,580億6,656万2千円、企業会計は対前年度当初比2.8%増の386億5,800万円となり、全会計では、対前年度当初比2.2%増の3,883億4,456万2千円となりました。





http://ameblo.jp/19990110yb/entry-12260064065.html

2017年3月28日火曜日

身近な議会 実践を 基本条例10年 福岡市でシンポ

<東京財団のメールマガジンより>


議会基本条例制定10年を記念し、東京財団が西日本新聞社と共催で行ったシンポジウム「九州から問う 議会改革」の要旨が、319日付『西日本新聞』に掲載されました。


シンポジウムでは、中尾研究員ほか3名の登壇者が、議会改革の現状や課題について活発な質疑を交え議論しました。
北海道栗山町の議会事務局長として活躍した中尾研究員は、「この10年で、議会報告会や意見交換会、参考人制度など、議会活動への住民参加は当然だという意識が住民と議会に浸透してきた。それが議会改革の最大の効果だ」と述べ、さらに議会と首長との関係、議会基本条例の見直し、議会事務局のあり方等について議論しました。


2017年3月27日月曜日

新年度予算 可決

<東村山市議のブログより>

4日間の予算特別委員会が先ほど終わりました。

530億円の「一般会計」と、「国民健康保険」「介護保険」「後期高齢者医療」「下水道」の4つの特別会計を合わせた総額は約923億円。全て賛成多数で可決となりました。

一般会計は、自民党(熊木、石橋博、小町、蜂屋、土方、小林)、公明党(石橋光明、村山、渡辺英子、横尾)、民進党(奥谷、上町)、ともに生きよう!ネットワーク(大塚、白石、佐藤まさたか)の15名が賛成、共産党(山口、佐藤直子、渡辺稔)、草の根(朝木、矢野)、市民自治(島崎)の6名が反対でした。
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私が代表して行った、一般会計予算案に対する私たちの会派の賛成討論全文を以下アップします。

29年度一般会計予算について、賛成の立場で討論をいたします。
 税連動型の歳入が軒並み大幅な減額が見込まれる中、必要な事業並びに新たに求められる行政サービスへの対応を着実に進めようとしていることを会派として理解するものです。
今しばらくは正規職員を1人も増やすことが許されない状況はどの職員にとっても厳しいものと思いますが、職場の体温維持・アップに管理職の皆さんが特段の配慮をもって臨む1年としていただきたいと思います。
 特に、実施計画事業ではない経常的な事務事業、ちいさくとも将来へつながる費用にもしっかり光を当てることは、市民の満足度、幸福度につながるとともに、現場の職員の皆さんの士気や意識高揚にもつながると考えます。
 また、包括施設管理委託や民間提案制度、公立保育園や児童クラブの民営化等、様々な新たな取組みが進められますが、いずれも透明性を持って説明責任を果たしていただきたいと思います。
 従来からの諸事業に加え、生活困窮者支援事業、自殺対策、ワークライフバランス推進事業、ごみ出し困難者への対策等、諸施策が共生自治体を一層すすめるものとなるよう、また子どもの貧困対策、不登校への対応、困難な状況にある子どもたちに、必要な施策が間違いなく届くよう全力を傾けていただきたい。
 さて、国が進めるいわゆる「ふるさと納税」制度は、それ自体が過度な返礼品競争を招く不健全な仕組みになっており、住民税制度の土台を揺るがし、寄附の持つ意義も根底から崩すものです。当市においても不当に失う財源は大きく、今後、市として、また私たち議会としても制度自体の抜本的見直しを働きかけていくべきと考えます。
 その上で、当市が掲げた「寄附の使い道」8つのうち、当市固有の3点 希少動植物などがすむ水辺環境と緑の保全 全生園を「人権の森」として守り育てる 正福寺や下宅部遺跡などの歴史遺産・伝統文化の保護・振興 については、まさに東村山市が現在、そして未来へ向け、何を大切にまちづくりを進めるのかを宣言したものであり、現在、未来の市民としっかり共有することが肝心かなめだと思います。が、その実現、達成は容易なものではありません。それぞれの現場で本気になって市民と共に汗し、つくりあげていただきたいし、私たちもその姿勢で臨みたいと思います。
 渡部市政が10年前にスタートした時に掲げた「公開と参加、協働」「自然との共生」「教育改革」の3本の柱を、11年目に入る今、改めて覚悟をもって加速化させる一年にしていただきたい。そのことを申し上げて討論とします。


http://sato-masataka.net/wp/?p=3916

2017年3月26日日曜日

取手市メールマガジン ひびきメール(議会情報)

<取手市メールマガジンより>

こんばんは。取手市議会事務局です。

31日(水曜日)に開会した平成29年第1回定例会が、本日322日(水曜日)午後5時半前に閉会しました。

・欠席・遅刻・早退・離席・・・なし

・傍聴者…8人

 
1.本日決定した事項

○市長提出議案

・市長から提出された条例案、補正予算案、平成29年度予算案など、すべての議案を可決しました。

○意見書

・イネ縞葉枯病の抜本的な対策を求める意見書(提出者:渡部、石井、遠山、加増、細谷、関川、結城、齋藤議員)…可決(全員賛成)

・子どもの医療費助成制度を創設し、国民健康保険の減額調整措置の廃止を求める意見書(提出者:齋藤、赤羽、佐藤隆議員)…可決(全員賛成)

・子どもの医療費助成事業の拡充を求める意見書…否決(賛成少数)

・児童扶養手当の拡充を求める意見書…否決(賛成少数)

○決議

・公的医療機関の充実・地域医療の拡充を求める決議(加増、小池議員)…否決(賛成少数)

○請願・陳情

・取手市動物愛護行政に関する請願…採択(賛成多数)

・取手駅東口改札無人化を再検討し有人化を求める陳情(バリアフリー取手 取手駅東口)…採択(賛成多数)

・市営公共施設入場に際し歩行困難者の便宜を図る陳情(バリアフリー取手 歩行環境)…採択(全員賛成)

・農業者戸別所得補償制度の復活をもとめる請願…不採択(賛成少数)

・「共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪)」に反対する意見書提出を求める請願…不採択(賛成少数)

・取手市版「オンブズマン制度」制定についての陳情書…不採択(賛成少数)

・申請・公募式成人学級の開設を求める陳情…不採択(賛成少数)

・市民会館舞台そで改修に関わる陳情(バリアフリー取手 文化)…不採択(賛成少数)

・テロ等組織犯罪準備罪(共謀罪)に反対する意見書を求める陳情…不採択(賛成少数)

・取手市道130号線から県道208号線(旧国道6号線)にいたる堤橋においての歩行者、並びに自転車通行者の安全確保に関する請願…継続審査

 
これで今定例会は終了しました。次の定例会は、68日(木曜日)開会予定です。

 
2.議会からのお知らせ

・平成29年第1回議会報告会を次のとおり開催します。皆さんお誘い合わせの上、ぜひご来場ください。

日時:513日(土曜日)午前10時から2時間程度

場所:取手市役所議会棟2階大会議室

議会報告会の詳細は決まり次第、ひびきメールでお知らせいたします。

 
※取手市議会では議案・請願・陳情・意見書など表決を「表決システム」を導入して行っています。

表決結果の詳細

2017年3月25日土曜日

保育園にいけない「隠れ待機児」。 医療的ケア児の対応は?

<武蔵野市議のブログより>


保育園待機児が社会問題となっているが、同じように保育園に行きたくても行けない子どもが増加している。その子どもたちは、医療的ケア児と呼ばれている。
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■助かった命
  
 医療的ケア児とは、日々の生活で、医療的ケアを必要とする子どもたちのことだ。医療的ケアとは、たんの吸引やチューブにより胃に直接や栄養を送る「経管栄養」などを行うことで、病院以外の日常生活でも支援が必要となっている。

 このような子どもたちは、新生児医療の発達によりNICU(新生児集中治療室)が増設され、その結果として以前なら出産直後に亡くなっていた超未熟児や先天的な疾病を持つ子どもなどが助かるようになり増えている状況だ。

 医療的ケア児の家庭の様子を聞くと、医療的ケアが一定の間隔で必要なため、24時間365日、家族が常に一緒に過ごしケアをしている。両親が一緒に寝たことはなく、どちらかが必ず起きていなくてはならない。ほとんどの家庭で睡眠時間は6時間未満で、しかも断続的に起きなくてならず心身とも疲労が積み重なっている。場合によってはネグレクトにつながることもあると話されていた。
 
 両親とも仕事を続けたいとは考えているが、保育園や幼稚園で預かってもらえることはほとんどないのだそうだ。医療的ケア児は、医療的ケアが必要となるため、看護師など対応できる職員を配置できないことが理由とされている。
 保育園や幼稚園にか通えないのであれば、専用の施設をつくることが考えられるが、現状でそのような施設はほとんどなく、医療的ケア児が過ごせる場所は、日本ではほとんどないとの話も伺った。

■制度が想定していなかった子どもたち
 
 なぜこのようなことになっているか?
 それは制度が想定していなかった子どもたちだからだ。
 
 障がいを持つとなれば、障がい児となり国や自治体の支援がある。しかし、現在の制度では、歩けないなど身体的な障がいや知的に課題があるなどの状況で障がい児かどうかを認定するのが前提だ。そのため、医療的ケアは必要ではあるが、歩くことは可能で知的にも課題がない子どもは認定されないのだそうだ。認定されとしても、重度ではないため24時間のケアに対するような支援が受けられない。結果として十分な支援がない現状となっている。
 
 いわば制度のはざまの子どもたちなのだ。
 
■法は改正されたが

 このような子どもが増えていることはあまり知られていなかったが、NPOフローレンスが障がい児の保育園「ヘレン」を開設したころ、民進党の荒井聰議員が視察。この問題に気が付き、ご自身のお子さんが医療的ケア児である自民党の野田聖子議員に声をかけ、さらに超党派の国会議員と厚労省や文科省の役人にも声をかけて「永田町こどもみらい会議」が発足。視察や議論を重ねて、障害者総合支援法の改正へとつながった。
 
 そして、改正された法律では「医療的ケアを要する障害児が適切な支援を受けられるよう、自治体において保健・医療・福祉等の連携促進に努めるものとする」と書かれたのだ。
 
 しかし、実際に対応するのは自治体の努力義務となっており、補助金もない。そのため、多くの自治体は動こうとしていないのが現実。武蔵野市をはじめ、多くの自治体の対応がこれから注目されることになる。
 
■受入に大きな問題はない

 医療的ケア児のご両親や保護者に話を伺うと、医療的ケアは看護師が配属されていれば可能だが、タンの吸引は10日間の研修を受ければ保育士でも対応はできる。特定の子どもであれば2日間で可能。タンの吸引は2時間に一回必要だが、一回につき一分もかからない。おむつを替えるより短い。場所も洗面器が一つ置ければいい面積があればいいので、大きな問題はないとされていた。
 
 医療的ケア児は、発育が遅く知的にも遅れているように思われてしまうが、他の子どもと過ごすことで劇的に変わってくる。他の子どもと話したいと想うことや、同じのものを食べたいと思うようになりチューブを外し声を出すようになった例もあるそうだ。
 
 子どもは他の子どもと関わること、集団生活でより成長できる。このことは明らかなこと。医療的なケアの内容によりけりだが、子どもの育つ環境として保育園や幼稚園で対応できるようにすることが求められていると言える。
 
■武蔵野市の対応

 29年度予算審議で、法律が改正され努力義務ではあるが医療的ケア児の対応が必要となった。平成30年に認可園5園、認証3園の開園が急務であることは承知しているが、緊急待機児対策が一定のレベルに達した後には、このような子どもの受け入れを早期に検討すべきではないかと質問した。
 
 答弁では、どのような支援ができるか検討していきたいとしていた。
 
 武蔵野市の保育のガイドラインには、認可保育園の具体的役割5つ示しているが、その中に下記がある。
 
 『養育困難ケースの対応を行う保育施設としての役割』
 
  市の今後に期待するとともに、今後も調査をしてきたい。
 
  写真は、当事者の親子と法改正の元になった「永田町こどもみらい会議」について荒井議員から伺った地方議員の勉強会で
 
【参考】
全国医療的ケア児者支援協議会

http://blog.livedoor.jp/go_wild/archives/52488093.html

2017年3月24日金曜日

議案に対する賛否

<名古屋市会議員のブログより>


市民から負託を受けた議員の役割は、議会と首長が互いをチェックしつつバランスをとる二元代表制のもと、税金の使い方を住民の目線でチェックし議決することにある。しかし、議員一人ひとりの意見はさまざまであり、市長から提案された議案に対しても、賛成、反対の意見がさまざまあり、議会としてなかなかまとまらないことは決して少なくない。

一方、議案として提出された以上、一定の結論を導き出す必要があるのはもちろんだが、市長の提案が市民生活からかけ離れ政治的なものであったりする場合には、賛否を導き出すのが困難な場合もある。

この2月市会においても議案によっては結論を得るまでにかなり喧々諤々の議論を要するものもある。本会議最終日まで残された時間はわずか。できる限り多くの議員の意見が集約できるよう努めたい。


http://blog.livedoor.jp/minami758/archives/2360358.html

2017年3月23日木曜日

久喜市議会平成29年度2月定例議会閉会しました。

<久喜市議のブログより>

3月17日(金)に久喜市議会平成29年2月定例議会が閉会しました。

市長提出議案は最終日に人事案件4件が追加され40件すべてが原案通り可決されました。

平成29年度の予算審査がメインとなりましたが、埼玉県初の中小企業・小規模企業振興基本条例が制定されます。また、手話言語条例も制定されました。

議員提出では議員定数を現行30人から27人に改訂は共産党の反対もありましたが、多数で可決され来春の市議会議員一般選挙から定数27人で行われます。

最終日には恒例の共産党による一般会計、国保会計、介護保険、水道会計の修正案が提案されましたが、財政根拠に乏しいバラマキ修正案は4議案とも否決されました。


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閉会後に手話言語条例制定を記念しての条例制定にご尽力を頂きました団体との記念撮影が行われました。


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2017年3月22日水曜日

北日本新聞(富山県地方紙)①

<会津若松市議のブログより>


1月25~26日と北日本新聞の記者が、会津若松市議会の議会改革の様子を取材に来ました。
北日本新聞といえば、あの富山市議会の政務活動費の実態を暴いた新聞社です。
早稲田大学名誉教授・北川正恭先生への取材で、会津若松市議会の取組みを聞いたので、ということでいらしたようです。
議員報酬アップの取材から思わぬ展開になった、また自分達メディアも富山県内の議会のような運営が当たり前だと思っていたので関心も低かったと反省も言っていました。
そこで、次の展開として全国の「先進的」な議会を紹介する中で、富山市議会なども変ってほしいと
執行部とのなれ合いではなく、市民意見を起点として政策を練り上げ、機関競争主義として文字通り二元代表制を体現していると評してもらいました。
整理して記事にするのが大変だ、と言っていましたが、実際の記事を期待したいと思います。



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http://www.meguro.gr.jp/blog/?p=1535





<続報はコチラです>

http://www.meguro.gr.jp/blog/?p=1538

2017年3月21日火曜日

東京都議会は変わった!・・・しかし埼玉県議会はまだ足踏みのまま・・・ ~費用弁償の「定額支給方式」から「実費支給方式」への改正案が賛成少数で否決~

<埼玉県議のブログより>

こんにちは。

今定例会では、平成27年6月定例会に続き、
私が所属する会派「無所属県民会議」は
費用弁償の「定額支給方式」から「実費支給方式」へ変更するための
「埼玉県議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部改正する条例」を
提案しました。
費用弁償は、東京都議会でも本年4月1日からは
原則廃止(島しょ部を除く)となります。

近県において定額支給方式を続けているのは、
いよいよ埼玉県議会のみとなりました。

前回の提案からこれまでの期間、費用弁償を含む
議会改革に関する特別委員会の設置については、
超党派で要請が行なってきました。

先の議会運営委員会においても、
複数の会派から議会改革に関する特別委員会設置の声が挙げられました。

しかし、残念ながら議会及び議会運営委員会の多数を擁する自民党県議団は、
どうにもそれらの声に応えられておらず、設置に至っていないというのが現状です。

埼玉県議会において支払われる費用弁償の年間総額は現制度の下では、
およそ4800万円以上に上ります。

固定支給方式から実費支給方式へと支給方式を改めることで、
財政節約効果も期待されます。

今回の総務県民生活常任委員会
(私も所属。委員会では「賛成討論」を行いました。)での採決では、
民進党・無所属の会、公明党、共産党が賛成をし、
自民党県議団および無所属議員1名が反対を示しました。

議会全体の検討の場を設けることにも消極的な姿勢を続いています。

一方で最も全国的にも注目が高い東京都議会や、
比較対象となり得る近県の千葉県議会、神奈川県議会の動きにも
埼玉県議会は遅れをとっていると言えるでしょう。

今後も引き続き賛同を呼びかけていきますが、
それだけではどうにもならない議会運営に大変憂慮しています。

県民の皆さまに、東京・千葉・神奈川では既に進んだ改革が
「埼玉だけそのまま」ってことを知っていただき、
世論が動くことを期待して、投稿させていただきます!

2017年3月20日月曜日

手話言語条例制定は、調査研究から調査検討へ

<八潮市議のブログより>

昨日、一般質問をしました。質問事項は3点でしたが、そのうちの一つが手話言語条例の制定についてでした。

実は、この件については丁度一年前の3月議会で、取り上げましたが、その際の答弁では「手話は、物の名前や概念等を手や指、表情などにより、視覚的に表現する言語であることを市民に広めていくことや、手話を普及していくことの必要性について、市は認識している。中略、埼玉県条例の今後の動向や近隣市の状況などを勘案し、市単独条例の制定の必要性について調査研究してまいりたい」でした。

埼玉県条例制定後、県内では桶川市、三郷市、ふじみ野市、久喜市で制定(議案として2月議会に上程中)されているため、この間の調査研究結果を踏まえ、条例制定について再度市の考えを伺いました。

答弁は、「埼玉県条例の制定後、県としては今後、条例の実効性を高めるために、市町村と協力して施策を進める予定もあり、市町村職員を対象に説明会が開かれ、八潮市も参加した。今後、自立支援協議会の意見を聴きながら、第6次八潮市障がい者行動計画・第5期八潮市障がい者福祉計画策定の中で、調査検討していく予定」でした。

市は調査検討と答弁したようでしたが、調査研究と今回も同じ答弁と思い、「初めて条例を作った鳥取県県条例の中には、市の責務についてもきちんと規定されているが、議員提案で作った埼玉県条例には、市の役割は規定されているものの、市の責務については規定されていない。埼玉県内で、県条例制定後も、市町村条例が次々制定されているのは、この差ではないか。市の責務については、八潮市はどのように認識しているのか」と再質問した。

再質問の答弁に立った部長が「始めにお断りしますが、先ほど、私は調査研究でなく、調査検討と答弁しました」というではないか・・・

しかし、調査研究と調査検討ではどう違うのか???検討の方が少し前向きということか?そこで、再度「調査検討というのは、少し前向きの答弁ということで理解していいのか」と聞いたら、頷くような仕草をしていた。だったら、もっとわかりやすい答弁をして欲しい。

傍聴者では何名か傍聴されていたが、あの答弁内容で、傍聴者は理解できたでしょうか?

それにしても、議会用語の解説版が欲しい位、議会用語は本当にわかりにくい。

辞書を調べると
研究とは、「物事を詳しく調べたり、深く考えたりして、事実や真理などを明らかにすること」とある。

一方、検討は、「よく調べ考えること。種々の面から調べて、良いか悪いかを考えること」とある。

最初に質問したのは1年前のことだから、1年もかけて研究していれば、条例を作るべきかどうか結論は出ているはずです。

 越谷市では、昨年12月議会で手話言語条例についての議会質問が出た際、市長は前向きな答弁があり、既に条例づくりに動き出してるそうです。

 話は変わりますが、たまたま先日、テレビのチャンネルを回していたら、埼玉県議会の中継録画をやっていた。顔見知りの議員が質問していたので視聴した。

「地方分権なのだから、『国、他県の動向を注視しながら・・・』というのはオカシイ。要は自分の自治体がどう考えるか、どうしたいかであり、仮に実行にあたって何らかの法的規制があるなら、今は特区という制度も用意されている。だから、国が他県が等という答弁は止めて欲しい」と、厳しく質問していた。

答弁に立った知事も、「議員のいう通り。良い質問をいただいた」と、理解を示していた。

八潮市も、市が、首長がどう考えるのかが、きちんと伝わるような答弁を期待したい。


http://diary.e-yazawa.her.jp/?eid=877469

2017年3月19日日曜日

新しい取り組み!

<敦賀市議のブログより>


こんにちは!

敦賀市役所も、ようやく新しい財源確保に取り組んでいきます。

これまで、前川・一般質問でも、

「新しい財源の確保について」提案してきました。

行政は、集客施設を管理しているので

その気になれば、様々な方法で財源を創出することができるんです。

例えば、

三重県桑名市では、

防災マップをつくるのでも、広告を入れて広告収入が入る仕組みを取り入れています。

その結果、防災マップそのものも無料で設置ができ、毎年広告収入が入ってくるという一石二鳥の効果が生まれています。

一方の広告を掲載したい企業にとっても、町なかで広告が出せるというメリットがあり、双方向のメリットがある財源確保策です。

今後の、新しい財源確保策の拡大に期待しています。

それでは、また

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http://azure2016.exblog.jp/26717662/

2017年3月18日土曜日

明日から予算委員会

<東村山市議のブログより>


東村山市議会は明日から15(水)16(木)21(火)22(水)の4日間の予定で、正副議長以外の22名で29年度の予算審査に入ります。
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それぞれの議会によって審査方法はいろいろですが…

東村山市議会では、まず一般会計予算案について「款別」に質疑を行います。
総括、歳入、議会費~総務費、民生費、衛生費、商工費~労働費、土木費~消防費、教育費、公債費他の順で、それぞれ自民→公明→共産→ともに生きよう!ネット→草の根→民進→市民自治という大きな会派順に質疑に立ちます。
私たちの会派は、総括、歳入、土木費を私が、総務費、衛生費を大塚議員が、民生費、教育費を白石議員がそれぞれ担当します。
ここまでで例年3日半ほどかかります。
質疑終了後に全会派が討論(賛否とその理由)を申し述べ、採決をはかります。

その後、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療、下水道の4特別会計について、大会派順に質疑し、討論、採決となります。
4日間、全ての様子をインターネットライブ配信をします。★市議会インターネット配信★
29年度一般会計予算案は530億円余りで過去2番目。4つの特別会計との合計は約923億円。
予算概要はコチラからご覧いただけます。
★29年度予算概要★


http://sato-masataka.net/wp/?p=3912

2017年3月17日金曜日

予算特別委員会が始まった

<所沢市民のブログより>

今日(3月9日)から、予算特別委員会が始まった。まだ、見たことがない。午前9時から傍聴したいが、残念なことにこちらも、午前中は倶楽部の会議だ。

明後日に迫った確定申告の書類作成もあったが、会議後すぐに市役所に出かけた。すでに午前中の予算特別委員会は終了していたので、8階の大食堂で昼食をとり、1階で新聞を読んだ。ときどき傍聴席で見かける若い男性も新聞を見ていたので、あいさつを交わした。

予算特別委員会は、午後1時から再開される。すぐに3階の議会事務局へ上がり、傍聴を申し込んだ。分厚い予算書と説明資料を借りて、3階議場奥の全員協議会室へ向かう。予算特別委もはじめて、全員協議会室もはじめて、きょろきょろしながら奥へ進んだ。午後からの市民の傍聴者は、他に1名だったが、議員や管理の職員などが座り、空いている席が目立たなかった。

午後1時から始まった予算特別委員会は、予算書歳出の総務部関係予算から再開された。予算特別委員会メンバーは12名で、選ばれたメンバーが予算書の詳細な科目を質疑してチェックする。回答者は、担当課長などが答え、たまに部長が答える。一つ一つの質問に、この補助金が開始された制度が始まった時期や対象者数や金額などあらゆることを回答する。審議は予算書のページごとに行われる。真剣な質疑応答が午後5時まで行われた。一日で総務部予算が終わり、民生費予算に入ったところだ。15分休憩が午後3時ごろに1回あった。市議と職員の熱心な質疑応答を聞き、私は満ち足りた気持ちで、市役所を後にした。
                                                                      記:いしどう
http://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/43080328.html

2017年3月16日木曜日

3.11 福島にて

<武蔵野市議のブログより>


 3月11日、福島県楢葉町で復興植樹祭が行われた。福島第一原発事故から6年、復興へとつながって欲しいが、そもそもなぜこのようなことになったのか。責任はどこにあるのだろうか。
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■楢葉町の復興シンボル

 復興植樹祭は、樹齢2000年と言われる山梨県北杜市の「山高神代桜」の子孫樹の苗木を植えたもの。苗木は国際宇宙ステーションに乗り、地球に帰還した「宇宙桜」から芽を出したものだ。式典で松本幸英町長は、今後の2000年も町が反映してように復興のシンボルと育てたいとあいさつされていた。

 楢葉町には昨年訪れており、一年ぶりに訪れてみると瓦礫は少なくなっているように思え、放射線量も0.10μSv/h(※)前後、仮設共同店舗が役場前に開設されておりコンビニが再開しているなど戻れる状況になりつつあるのかもしれない。小中学校は今春から再開する。
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■戻りたい住民は半数

 平成29年1月に実施した復興庁による
住民意向調査の結果(速報版)では、「現在、楢葉町に戻っている」「今後、早期に楢葉町に戻る」「今後、条件が整えば、楢葉町に戻る」を合計すると53.2%となり住民の約半数が戻りたい意思を持っていることが分る。実際に戻っている「現在、楢葉町に戻っている」人の割合は、27年1月の同調査では7.6%だったが一年たった今年では17.8%と増えているのは朗報かもしれない。

 しかし、今後、楢葉町には戻らないと回答した人は25.2%と前回と同様で、震災前に戻れるとは思えない状況だ。

 昨年は避難されている方の楢葉の家に伺い、帰還が始まるとはいえ「戻るべきか悩んでいる。町のアンケートどおりに戻りたい町民がいるとは思えない」と話されていたことが印象に残っている。気持ちと現実の乖離がどこまで広がるか。これから明確になるのだろう。

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■戻れない
IMG_0691 楢葉町から国道6号を北上すると富岡駅がある。26年に訪れたときとは姿が変わり、駅舎が建てられそうとしている状況で29年には駅が再開する予定だという。しかし、人の姿はほとんどいない状況だ。学校の鉄棒がさび付いていた。
 さらに国道6号を北上すると「帰宅困難区域」が残り、福島第一原発近くでは、時おり5μSv/hを線量計が示していた。この区域は、復興どころではない。


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 一度、壊されてしまったまちの再生、復興がどれだけできるのだろうか。成し遂げてもらいたいと思うが、その前に、なぜこのような状況になったのか。
 福島第一原発事故は予見されていたという。それなのに、事故を起こしている。その責任はどこにあるのか。その反省も責任も問われていない現状のほうが問題だ。
 
 原発事故はまた起きる可能性は十分ある。避難計画が実際には機能しないことも分っている。原発が動かなくてもやっていけたのに、なぜ必要なのか。

原発は、なくてもやっていける。責任も原因も明らかではないこの現実に目を向けないで、原発をさらに進めようとしている政治こそ変えなくては、と改めて思った。

※復興植樹祭が行われた天神岬スポーツ公園(芝生)での27年1月測定値。


●写真(上から)
・復興植樹祭には、小中学生が招待され、まちのゆるキャラと植えられた桜に水をかけていた
・式典
・富岡駅
・富岡第一中学校
・福島第一原発近くの国道で
・「帰宅困難区域」で(3点とも)

【参考】
時が止まったままのまち
戻るべきか ~原発事故から5年~No2 楢葉町


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http://blog.livedoor.jp/go_wild/archives/52487426.html

2017年3月15日水曜日

委員会記録の内容および公開状況

本設問は、委員会制の下で政策審議の中心的な場となる常任委員会の会議録の記録内容と公開状況を問うものである。2016年調査では常任委員会審議の「全文を記録し、かつホームページ上で公開」を行っている議会は23.2%:360議会(市に限定すれば34.6%:258議会)、「全文記録」「要点記録」「概要記録」の3方式を併せて、何らかの形で会議録がホームページ上で公開されている議会は全体の28.4%(441議会)であった。2009年調査との比較では約2倍の水準に進展しているが、残念ながら公開状況は低い。
川口市議会は、会議録(委員会記録)は、全文記載で作成しているが、ホームページ上では閲覧できません。何故、公開しないのでしょうか?

「廣瀬克哉・自治体議会改革フォーラム」、全国自治体議会運営実態調査より




2017年3月14日火曜日

【待機児童問題】保育園落ちた!ママさん達の声を聞いてみた。Bさんの場合

<川崎市議のブログより>      

保育園に落ちたママさん(パパさん)たちの声を漫画に書いています。
2人目は3人のお子さんを持つBさんの事例です。
なるべくまとめて更新を目指していますが、議会中のため1ページづつになってしまうかも知れません。

オダリエ
http://gikai.me/page_1945#prettyPhoto

2017年3月13日月曜日

修正案が再議決された(速報)

<所沢市民のブログより>

 昨日も、今日(39日)も、午前中だけ一般質問を聴いて、一度帰宅した。そして再度、本会議が終わる午後5時ごろに市議会に戻って 来た。
昨日は、市長から再議決が出されたことを聞いた。今日は、本会議終了後に議会運営委員会が開かれると聞いて、再議決がどうなるか知りたかった。
 
議員立法の請願に来られた数人の方が、本会議終了後も残っておられた。午後5時に始まった議会運営委員会の傍聴席は、満員に近かった。最初に、市長の再議決の説明を聞くことが決まった。
 
本会議は、午後535分に再会し、再議決の日程を追加承認して始まった。市長は、修正案可決によって、義務にかかわる経費「埼玉県ふるさと雇用再生基金市町村事業補助金返還金」総額2,475千円の請求が埼玉県より来ており、3月末までに支払いができないと延滞利息がつくと述べた。
理由は、当方の事務ミスで委託先に過失がないことや、退職した職員から給与支払いを要求できないことや、埼玉県内近隣市に聞いた事務ミスに対する文書注意処分など、総務経済常任委員会での質疑で行政側が説明した内容の繰り返しだった。熱弁は、午後554分までかかり、休憩に入った。
 
 午後640分に、議会運営委員会が開かれた。再議決に対する質疑なし、討論なし、採決は修正案の起立採決と決まった。
 まだ、請願の多数の傍聴者が残っていたので、議員立法の取扱に入った。提案された議案は12あったが、全会派賛成の1つが決まった後、議案取下げによる議案統合と10分間の持ち帰りによる議案修正によって、請願に来られた議案は全会派賛成にまとまった。傍聴に来られた市民の力は強いものだと思った。午後715分に議運は終了した。
 
 午後730分に本会議が再開した。議事は、質疑なし、討論なしで進み、採決は起立多数で修正案が可決された。市長が求めた再議決は、市議会可決の修正案を再確認したことになった。散会は午後732分だった。
 終了後、未体験の広聴広報委員会をO氏と傍聴して、帰宅した。今日も長い一日になったが、二元代表制の珍しい体験を得られた一日だと思った。
                                                                      記:いしどう

http://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/43075342.html