ツイッターで日程や中継の案内 県議会 議会改革 本格化
県議事堂内に設置された議案書の閲覧コーナー
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県議会は、９日開会した６月定例会から、傍聴者への議案書の公開や会員制交流サイト（ＳＮＳ）での情報発信などを始め、議会改革の取り組みを本格化させた。（木許はるみ）
議事堂に情報公開コーナー
県議事堂一階には、傍聴者に情報公開するコーナーを設置。議案の説明が載った「議案書」が閲覧でき、本会議と予算特別委員会を中継するケーブルテレビのモニターも置いた。開会前日の八日からは、短文投稿サイト「ツイッター」の運用も開始。議会日程や中継の案内をしている。
議会の広報誌も、今定例会中に新しく作成し、学校や企業に配布する。議会最終日には、議会の役割を定めた「議会基本条例」の本年度中の制定に向け、条例内容を議論する会議も発足させる。
今回の議会改革の取り組みは、県議会が二〇一六年度に決め、今定例会から本格的に導入した。三十日にも議員の出前講座を専門学校で初めて行い、働く環境や起業、男女平等などをテーマに四人の議員が講師をする。議会は年度内に出前講座を三回程度開くほか、議長や副議長へのインターンシップ（就業体験）も新たに計画している。
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