2018年1月8日月曜日

4年がかりで町議会初の政策提案書を町長に提出

<月刊ガバナンス1月号より>

北海道浦幌町議会(定数11人)は2017年9月21日、「安全・安心なまちづくりをめざす防災体制」についての政策提案書を町長に提出した。体系だった政策提案は町議会で初めて。町議会では議会BCP(業務継続計画)も検討しており18年3月定例会で策定、合わせて議会基本条例を改正し、議会BCPを規定する予定だ。町議会は議員のなり手不足解消に向けた取り組みで全国的に注目を集めているが、積極的な政策提案でも注目されそうだ。
町議会では、今期を第2次議会の活性化と位置付け、様々な活性化策を推進。議員・議会・事務局が「チーム議会」として議会政策形成マネジメントサイクルによる議会運営の確立に努めてきた。その1つの成果とも言えるのが、4年余りに亘って綿密に調査・検討した今回の政策提案だ。
田村寛邦議長は、<僕が素晴らしいと思うのは、全会一致で議員みんなが心を一つにして改革を進めていること。そして町民にアピールしていく姿勢は日本一の議会ではないかと思っている。議会改革に対する町長の理解も深い。>と述べている。

★月刊ガバナンス1月号
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