議会レベルで友好交流協定を締結している田原市議会と三重県鳥羽市議会は17日、田原市内で議員交流会を行った。田原市内を実施場所とする公式な議員全体の交流は2016(平成28)年の協定締結以来、初めてという。
この日は田原から17人、鳥羽から13人、両議会事務局職員らが参加。午前中は田原市議団が伊良湖港で鳥羽市議団を出迎え、旧堀切小学校跡地で建設が進む津波避難マウンドを合同で視察した。
議員らは担当者から工事の現状と今後の工程などについて説明を受け、鳥羽側からは予算規模や用地関連について質問が出た。続く、太平洋ロングビーチでは、津波避難を誘導する路面表示「津波セーフティーライン」や周辺の避難路を見学するなどした。午後は田原市議会と同市図書館の連携による取り組み実績や内容などに関しても理解を深めた。
田原の渡会清継議長は、両市議会について「これからも友好関係を強化していきたい。情報交換をしながら互いのまちづくりや地域の活性化にも生かせられるといい」と展望。鳥羽の浜口一利議長は「互いに良いところを吸収し合って、議会・議員力の向上に努めたい」とし、議会改革などの追い風にしたい考えも示した。
(千葉敬也)
http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/2294
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