<ブログより>
1 地方議会の存在価値さえ問題になってきている中、 朝日新聞デジタルがそうした世相を考えてのことか、「 地方議会は変えられる 」と題する 前長野県・飯綱町議会議長の 寺島渉さんのインタビュー記事 を配信してくれました。
同議会は、住民を巻き込んだ議会改革を進め、全国から視察団が訪れるまでの改革が成し遂げられたとのことです。
そのポイントと、 美作市議会と美作市との関係を見てきた者としての観点から、思うところを少し述べさせていただきたいと思います。 ()内は ブログ管理者・クボタの意見です。
① 夜間議会、日曜議会、若手への報酬増額などを初めている議会があるが、形式的な改革ばかりをしていても根本的な改革にはならない。 ( 美作市議会では、特別委員会を設置しても 中身のない話ばかりのように見えるし、 4年たってようやく制定した議会基本条例も生かそうともしない。 また市民からの議会改革に関する陳情書も 議長預かりにしたまま無視しているのが 今の美作市議会の実態 )
② 今の議会には魅力はない。 身近に議員がいなくて話す機会もない。何をやっているのかわからない。
そんな不信感から住民が議会から遠ざかっている。( 身近とは距離だけではないと思う。 美作市議会では、第一議会だよりも10年近く発行しないほか、議会説明会への取り組みもない。 その上、議員からのネット等による情報発信もゼロに近い )
③ 地域の課題が変化しているのに、議員が変わっていない。 ( むしろ胡坐をかいて遅れさえとっている議員もいるように思え、陳情などの扱いや 人権問題を惹起させるなど むしろ低下傾向もみられる )
④ 現在は、地域のインフラが一段落し、子供を地域でどのように育てるのか、高齢者福祉をどうするのか、集落ではなく 町全体で共通の課題を考えなくなったが、そのために議員は、政策立案していくことが求められているが、その姿勢がない。 ( 政策提案するだけでも 基礎的な知識と情報を必要とするが、美作市議会には そうしたことへの認識さえ欠けるように思える。 その証左として、 市民からの 陳情書や要望書や政策提案や提言書類に対してさえ、まじめに取り上げようともしない傾向が顕著 である。 近隣市町村の情報さえ取捨選択できないなど、価値判断にも問題があるとみている )
⑤ 首長の追認機関のままでいいという議員もいる。 それが住民とのギャップを生んでいる。 ( 疑問があり 検討の必要性が残る計画や予算でも、無責任にも 安易に日程に従い賛成 に回るほか、 住民の意見を議会に反映できない、しようともしない議員が見られ、住民からはあてにされなくなっている )
⑥ < 住民の意見を吸い上げづらいのは どうしてかとの問いに対し >、 議員を出す地域の機能が低下 している。 昔は、農協青年部の 米価闘争など 政治活動を学ぶ場所が身近にあった。 ( 今はそういう経験を積む場がないし、あっても参加しようともしない風潮にあり、 民主活動や 住民活動への意識も能力も衰えているとみられる。 好材の クリーンセンターや メガソーラーなどへの参加はどうだったでしようか。 )
⑦ 議会も住民の力( 知識や経験 )を借りて、 力不足( 知識不足や情報不足 )を補う仕組みを作る必要がある。 議員でない住民の中に有能な人がいる。 引っ張りこんで、自治意識を持つ人 ( 活動できる人 ) を増やしていかなければならない。 住民が一緒になって学んで議論する。 ( 美作市議会では、公聴会や参考人の意見を まったく無視する事例まである )
⑧ ( まともな )議員がいないと 首長の独善を許すことにつながり、住民の不利益になる。 なり手不足は、住民自身の問題である。
⑨ < 町議会が 議会改革を始めたきっかけは何だっかとの問いに対し > 町の第三セクターが破綻 した時、 その破綻を見逃した議会にも( 町民から )批判が集まった。
当時議会運営委員長だった自分は、 議会が注目されたことは 議会改革の絶好のチャンス だと思った。 ( 美作市議会では、 雲海、東粟倉工房株式会社、武蔵の里、 愛の村パーク、野田レーシング学校、もうもう工房跡地、 音声告知放送などの失敗を重ねても、今の萩原市政と市議会は、何の反省も市民謝罪もないばかりか、 反省を生かしての変革への取り組み姿勢さえ見られない。 このような首長と市議会の下にあっては、 今後においても、 杜撰で妥当性に欠ける予算や各種計画であっも、 なんでも賛成議員による議会承認を得て進められ、 雲海と東粟倉工房株式会社、こぶしの里後山などの損失の付けがそうであったように、 全て市民が負うことになる と思われる )
⑩ 議会の役割は、行政全体の監視と 批判 である。 そして、予算、決算、条例などを検討し議決することである。
議会がないと( 死んでしまっていたのでは )首長の権限を強めてしまうことにもつながる。
⑪ どこの議会でも大切なのは、議員一人ひとりが 責任をもって判断 することである。
⑫ < 議会改革をするとき、議会内にどのくらいの仲間が必要かとの問いに対し > 議員の2割が同士になればできる。 定数15人の飯綱町では、議長だった自分と 常任委員長の二人が核になった。( このことは私の経験からも言えることである。 組織を動かし動かせるのは、数名でできるものである )
地方議会の皆さん、 とりわけ美作市議会の議員の皆さんにおかれては、 また 市民におかれましても、 どのようにこのインタービー記事を読解されることでしようか。
http://yaburo3.seesaa.net/article/456637015.html
同議会は、住民を巻き込んだ議会改革を進め、全国から視察団が訪れるまでの改革が成し遂げられたとのことです。
そのポイントと、 美作市議会と美作市との関係を見てきた者としての観点から、思うところを少し述べさせていただきたいと思います。 ()内は ブログ管理者・クボタの意見です。
① 夜間議会、日曜議会、若手への報酬増額などを初めている議会があるが、形式的な改革ばかりをしていても根本的な改革にはならない。 ( 美作市議会では、特別委員会を設置しても 中身のない話ばかりのように見えるし、 4年たってようやく制定した議会基本条例も生かそうともしない。 また市民からの議会改革に関する陳情書も 議長預かりにしたまま無視しているのが 今の美作市議会の実態 )
② 今の議会には魅力はない。 身近に議員がいなくて話す機会もない。何をやっているのかわからない。
そんな不信感から住民が議会から遠ざかっている。( 身近とは距離だけではないと思う。 美作市議会では、第一議会だよりも10年近く発行しないほか、議会説明会への取り組みもない。 その上、議員からのネット等による情報発信もゼロに近い )
③ 地域の課題が変化しているのに、議員が変わっていない。 ( むしろ胡坐をかいて遅れさえとっている議員もいるように思え、陳情などの扱いや 人権問題を惹起させるなど むしろ低下傾向もみられる )
④ 現在は、地域のインフラが一段落し、子供を地域でどのように育てるのか、高齢者福祉をどうするのか、集落ではなく 町全体で共通の課題を考えなくなったが、そのために議員は、政策立案していくことが求められているが、その姿勢がない。 ( 政策提案するだけでも 基礎的な知識と情報を必要とするが、美作市議会には そうしたことへの認識さえ欠けるように思える。 その証左として、 市民からの 陳情書や要望書や政策提案や提言書類に対してさえ、まじめに取り上げようともしない傾向が顕著 である。 近隣市町村の情報さえ取捨選択できないなど、価値判断にも問題があるとみている )
⑤ 首長の追認機関のままでいいという議員もいる。 それが住民とのギャップを生んでいる。 ( 疑問があり 検討の必要性が残る計画や予算でも、無責任にも 安易に日程に従い賛成 に回るほか、 住民の意見を議会に反映できない、しようともしない議員が見られ、住民からはあてにされなくなっている )
⑥ < 住民の意見を吸い上げづらいのは どうしてかとの問いに対し >、 議員を出す地域の機能が低下 している。 昔は、農協青年部の 米価闘争など 政治活動を学ぶ場所が身近にあった。 ( 今はそういう経験を積む場がないし、あっても参加しようともしない風潮にあり、 民主活動や 住民活動への意識も能力も衰えているとみられる。 好材の クリーンセンターや メガソーラーなどへの参加はどうだったでしようか。 )
⑦ 議会も住民の力( 知識や経験 )を借りて、 力不足( 知識不足や情報不足 )を補う仕組みを作る必要がある。 議員でない住民の中に有能な人がいる。 引っ張りこんで、自治意識を持つ人 ( 活動できる人 ) を増やしていかなければならない。 住民が一緒になって学んで議論する。 ( 美作市議会では、公聴会や参考人の意見を まったく無視する事例まである )
⑧ ( まともな )議員がいないと 首長の独善を許すことにつながり、住民の不利益になる。 なり手不足は、住民自身の問題である。
⑨ < 町議会が 議会改革を始めたきっかけは何だっかとの問いに対し > 町の第三セクターが破綻 した時、 その破綻を見逃した議会にも( 町民から )批判が集まった。
当時議会運営委員長だった自分は、 議会が注目されたことは 議会改革の絶好のチャンス だと思った。 ( 美作市議会では、 雲海、東粟倉工房株式会社、武蔵の里、 愛の村パーク、野田レーシング学校、もうもう工房跡地、 音声告知放送などの失敗を重ねても、今の萩原市政と市議会は、何の反省も市民謝罪もないばかりか、 反省を生かしての変革への取り組み姿勢さえ見られない。 このような首長と市議会の下にあっては、 今後においても、 杜撰で妥当性に欠ける予算や各種計画であっも、 なんでも賛成議員による議会承認を得て進められ、 雲海と東粟倉工房株式会社、こぶしの里後山などの損失の付けがそうであったように、 全て市民が負うことになる と思われる )
⑩ 議会の役割は、行政全体の監視と 批判 である。 そして、予算、決算、条例などを検討し議決することである。
議会がないと( 死んでしまっていたのでは )首長の権限を強めてしまうことにもつながる。
⑪ どこの議会でも大切なのは、議員一人ひとりが 責任をもって判断 することである。
⑫ < 議会改革をするとき、議会内にどのくらいの仲間が必要かとの問いに対し > 議員の2割が同士になればできる。 定数15人の飯綱町では、議長だった自分と 常任委員長の二人が核になった。( このことは私の経験からも言えることである。 組織を動かし動かせるのは、数名でできるものである )
地方議会の皆さん、 とりわけ美作市議会の議員の皆さんにおかれては、 また 市民におかれましても、 どのようにこのインタービー記事を読解されることでしようか。
http://yaburo3.seesaa.net/article/456637015.html
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