<所沢市民のブログより>
9月議会を前に議運が開かれました。
市長提出議案の項目説明で、副市長が述べた一般会計の補正予算額の大きさに驚きました。補正は35億1700万円(昨年9月の補正は3億4700万円)、9月議会としてこれまでにない審議をすることになりそうです。
今議会への市長提出議案は全部で49件です。
(傍聴者に配られた議案一覧は回収されました、以下はメモです、内容に間違いがあるかもしれません、念のため)
市長提出議案49件
・総合計画後期基本計画の策定1件
・補正予算4件
一般会計の補正35億1700万円
3特別会計(国民健康保険・介護保険・後期高齢者医療)の補正
・条例23件
・指定管理者の指定6件
自転車駐車場(狭山ヶ丘東口第一)
児童館4件(こばと、つばき、すみれ、わかば)
駐車場(狭山湖)
・工事請負契約締結5件
総合福祉センター3件(建築、電気設備、機械設備)
西部クリーンセンター基幹的設備改良(長寿命化)
富岡公民館空調設備改修工事
・浄化センター跡地処分1件
・決算認定9件(一般会計と8特別会計)
9月議会の注目点は次の3点と見受けます。
・総合計画後期基本計画の策定
・浄化センター跡地処分(売却)とその関連
・条例:所沢市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例
それぞれの詳細はまだ明らかではありませんが、
総合計画は来年4月から始まる後期4年間の市の基本計画です。これは市民の暮らしに様々に影響します。
また浄化センターの跡地処分は今回の議案のあちこちに繋がっていると思われます。なにしろ売却代金が33億円ですから一般会計の補正額の大きさも頷けますし、入ってくるお金に合わせて出ていくお金が審議されます。議案一覧には先に書いた総合福祉センターや西部クリーンセンター、富岡公民館などの名前が出ていますから無縁ではないでしょう。
また貯金もする様です。条例は件数を一括して書きましたが、その中に「マチごとエコタウン推進基金条例制定」「地域産業活性化基金条例制定」という文字がありました。この辺りが貯金と言う事になるでしょう。
目の前に積まれる大金の使い道が決まるということです。市の財産、つまり市民の財産を売った代金ですから使いみちを甘くせずしっかりしたものにして欲しいものです。
“教育に関する職務権限の特例に関する条例”は次のように聞こえました。
教育委員会の所管の中から、文化財はそのまま残して、「文化と芸術に関する部分」を市長部局の市民部に移すというものです。なにを意図するのか分かりませんが市長権限は強まるでしょう。
9月議会は3日から。傍聴しましょう。 記
: さかぐち
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