<河北新報より>
ステージ側の県議に対し、県民から意見や質問が相次いだ
県民と直接対話しようと秋田県議会は8月27日夜、「あなたの街で県議会」を秋田市の市にぎわい交流館で開いた。議会活動が見えにくいとの声を受けた議会改革の一環で、初の試み。年度内に県北地区と県南地区でも開催する。
県議会側は各常任委員会のメンバーと各特別委員会委員長の35人が出席。県民は約180人が参加した。
各委員長の活動報告に続く意見交換では、県民から続々と手が挙がり、約20人が発言。福祉、企業誘致、少子高齢化から国政選挙の1票の格差までテーマは広がった。
カジノ誘致に反対との声に対しては、県議側は「大きな雇用が生まれる」「ギャンブル依存が増える」と賛否が割れた。大型店進出計画で秋田市中心部の空洞化が進む懸念には「民間投資として歓迎。問題はどう共存するかだ」「現状では開発ができない区域だ」などと答えた。
車いすの男性は「障害者の意見を聞いてあげるというのではなく、一緒に政策をつくる姿勢を持ってほしい」と訴えた。別の男性は「議会を傍聴しても後ろ姿だけ。きょうは顔が見えていい」と笑いを誘った。
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