2014年9月10日水曜日

予想外を予想する

<川崎市議のブログより>

本会議における質問と答弁は、どういった質問を行うのか、それに対する答弁はどういったものになるのか双方調整の上進められることが多いですが、常任委員会はそうではありません。
議員は、通告無しで、その場で各委員が思いのままに質問や意見を交わします。
それを受けとめる行政側はといいますと、『こういう質問が来たら、こういう回答をする』という想定問答集を作成しておきます。
想定問答集の作り込み具合は案件によって異なるようですが、多い場合は100問近く作成した事もあるそうです。
また、関連する職員を委員会に出席させて、どんな質問へも対応できるよう万全の態勢で臨みます。
多いときには1案件について20人を超える職員が委員会に出席することもあるんですよ。

でも、そこまで準備したとしても、想定外の質問が飛んできてその場で答えられない場合もあったりします。
ある意味、委員会は本会議よりもざっくばらんに議論を行っておりますので、議員や行政の考えがよくわかります。
委員会も本会議と同様にネット中継を行なえれば良いのですが、残念ながら川崎市ではまだそこまで対応しておりません。
常任委員会も一般傍聴可能ですので、是非一度傍聴にいらしてみてはいかがでしょうか?
おまちしておりま~す。

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