2016年1月5日火曜日

おけましておめでとうございます。

<会津若松市議のブログより>


あけましておめでとうございます。

今年のように雪の少ない正月は何年ぶりでしょうか?
除雪・排雪費が約9億円と今年度から倍以上に増えましたが、このままでいけば大幅に余るでしょう。
そのことはいいとしても、雪の少ない年は農業にとっては水不足になったり、只見川流域の水力発電に影響があったりしないかと、それはそれで心配です。

さて、政治の目的は住民(国民)の生命財産の安全・安心を保つことといっていいと思いますが、さらに言えば、今ある問題の解決のために手を打つこと、と考えます。

本市においていえば、除雪・排雪のことが市民生活にとって一番関心のある問題のようです。
それから、豪雨災害対策、公共交通の確保、防犯灯の整備、高齢者や生活困窮者対策などがあり、これらの施策をやって欲しいという要望が、年間数百件市に寄せられています。

また、産業の振興、少子化対策、さらに美術館などの文化施設の要望など市民の関心や要望は多岐に渡っています。

その解決のために、制度を作ったり予算配分したりするのが政治の仕事です。基本的には行政側が提案し、議会側はその提案が適正なものかどうか審議して議決するという言い方が正確です。
独人制の市長に対し、議会側は多くの議員がおりそれだけ多様でかつ広域的に市民意見を直接聞く聴機会が多いわけですから、それを政策に反映しなければならないと私は思っています。

昨年は、私にとって市議会議員として5回目の当選をさせていただきました。
2度目の議長にもならさせていただきました。
市議会議員の選挙の時も、議長選挙の時も「市民に役立つと実感してもらえる議会に」と訴えてきました。

平成20年より5月と9月の年2回、「議会と市民の意見交換会」を市内15カ所で始めて7年になりましたが、各常任委員会でも、政策別に所管の民間団体と意見交換会が始まりました。

例えば、建設委員会では除雪業者協力会の役員と効率的な除雪排雪について意見交換会がもたれました。また産業経済委員会では商工会議所やJAなどと話し合いが予定されています。文教厚生委員会では今までも幼稚園や保育園関係者、また障がい者団体や消防関係者との懇談会がありましたが、これからも折りにふれて行われると思います。

こうして、現場を知り現場から問題解決のヒントを得、政策に反映させ、市民生活の向上につながるり、結果として市民に信頼される議会を目指しています。
 


議長室は副議長と一緒で、よく今後の議会運営のありかたについても話しています。
ベクトルが同じと感じるのは、「主語を『市民』としてものごとを考える」ということです。

今年も衆知を集め「チーム議会」として頑張って参ります。
よろしくお願いいたします。
http://www.meguro.gr.jp/blog/?p=1303

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