21日、市民情報センターで平成27年度の決算書を買って、決算特別委員会を傍聴した。決算書は申し込めば事務局が貸してくれるが、自前であれば余白にメモができ付箋もつけられる。これが後日の数値確認などの目印になる。
今年の決算特別委員会の委員は次の各議員で計8名(敬称略、下線は女性委員)。
委員長 植竹 (公明)
副委員長 入沢 (自民・無所属)
島田 (民進ネットリベラル)
城下 (共産)
小林 (共産)
谷口 (未来)
荻野 (至誠自民)
西沢 (公明)
松本 (自民・無所属)
この委員会は諸会計の認定審査を行う。11日から始まって12日、18日に続く最終日。一般会計歳出の「4款衛生費」と残りの部分。分厚い決算書の項目順に委員と説明員(市職員)との質疑応答が続く。お金の使い道を決めるのではなく、結果を見ていくもので単調と言えば単調な仕事。それでも委員から歳出の効果やその事業の課程と今後方針など鋭い質問が飛び出すことがある。
決算委員会では毎年女性委員の質疑が目立つ。今年も城下委員や小林委員の質疑が多かった。お金のチェックは女性の方が得手なのだろうか。男性委員が手を束ねていたわけではないが、実績の十分な西沢委員や荻野委員、島田委員、谷口委員にもう少し頑張ってもらいたい・・・。
ふと思った。この静けさ?は、議員定数を減らしたことが影響しているのではないか。決算委員会は一人純減となって元気がうすれた?
以前は9人編成で、正・副委員長を除く7人が質疑した。
いまは8人で6人が質疑する。この一人の違いが大きいのではないか。
委員が一人多ければ当然一人分の異なる見方が加わり、質疑が増えれば市職員は答弁に備えて勉強を増やし、説明能力などは応答で鍛えられる。心なしか説明する市職員に緊張感が薄れていると感じた。
時々不用額の確認が行われた。不用額として予算が余るケースで、当初予算にチェックを入れて、議案質疑や委員会審査で「厳正な入札」などを求めた議員にとって、不用額の確認は成果であり、一方費用の節減が(執行時の市の担当者の)努力の結果であるならば見事だ。決算委員会も様々に見える。
朝9時から午後2時20分まで傍聴、次の予定に追われて中座した。
記:さかぐち
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2016年10月24日月曜日
所沢市議会・決算特別委員会傍聴(雑感)
<所沢市民のブログより>
http://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/42885439.html
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