法案成立後、一緒に傍聴したフェミ議連の仲間たちと記念写真
今朝の新聞各紙に「政治分野における男女共同参画推進法」成立の記事が並んでおり、特に、朝日、東京新聞は一面に大きく取り上げて、他のページでも詳細に取り上げていました。 2011年の秋に、WINWINの赤松良子さんから、全国規模で活動する女性団体への呼びかけがあり、当時、私は「全国フェミニスト議員連盟」の共同代表だったことで、たまたま参加しました。 翌2012年6月に、女性議員を増やすために「クオータ制を推進する会(通称Qの会)」を設立し、活動を始めました。 最初はまず私たち自身が諸外国の選挙制度や女性議員の現状などを学ぶことからと勉強会を開きました。 院内集会などを繰り返し行い、夏には国立女性会館(ヌエック)でもシンポジウムを行いながら、広く「日本の現状やどうしたら女性議員を増やせるか」など、多くの政治家に訴えてきました。 私たちの声に応じて超党派議連ができ、法律を作る方向は決まったものの、なかなか進まず、さらには法案の「同数」という言葉を巡って与野党の対立もあり、「均等」という言葉に落ち着いて、与野党案が一本化しました。 以後も、政局に翻弄され、何度も「今度こそは…」と願いながらも裏切られ、それでも諦めずに地道なロビー活動を繰り返し行ってきました。 そして、今年の女性参政権行使記念日の4月10日の翌日に衆議院内閣委員会が開かれ委員長提案で議案が提出され可決、翌日の衆議院本会議で可決され、参議院に送付。すぐに参議院でも可決されるだろうという期待もむなしく、また政局に翻弄され、一昨日ようやく参議院内閣委員会が開かれ可決、そして昨日、参議院本会議で可決成立となったわけです。 とてもうれしい!と同時にホットしたというのも本音です。 昨日、記者さんから「活動を継続できたエネルギーはどこからですか?」と聞かれ、私は「使命感」と答えた。 私には3人の娘がいるし、後に続く女性たちに、少しでも良い世の中にして渡したい・・・と考えているから頑張ることができたように思います。 振り返ると色々なこともありましたが、活動を通じて、素敵な先輩方や仲間と出会えたことは本当に収穫でした。また多くの女性記者の方々にも助けられ、本当にお世話になりました。 まさに「終わりよければすべてよし」の心境ですが、実は、法の理念を実行させるこれからが正念場。まだまだ、戦いはこれからなのです。 法案可決後、午後5時から開催された超党派議連の集会で、議連のメンバーたちと記念写真 |
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2018年5月18日金曜日
昨日午後1時21分、ついに「政治分野における男女共同参画推進法」成立!
<八潮市議のブログより>
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