武蔵野市議会は、本会議のさいに乳幼児を預かる託児サービスを平成30年第二回定例会(6月議会)から試行実施することを5月11日の議会運営委員会で決めた。
武蔵野市議会は、本会議や委員会などで乳幼児連れの傍聴はできていたが、子育て世代がより傍聴しやすい環境を整えるために行うもの。議会運営委員会で協議を重ね、平成30年度予算の議会費に費用が盛り込まれたことから実施する。
▼対象
生後6カ月から就学前の乳幼児(医療措置が必要な乳幼児は除く)
▼託児時間
議会のある日の10時から17時までを基本として延長する場合もある。ただし、乳幼児の健康などを勘案して預かる時間は3時間までとする。
▼申込み
希望する日の2日前までに議会事務局へ申し込む。電話、メール、FAXで受付ける。
▼場所:市議会第二応接室を改装して対応する。
▼費用:無料
▼持ち物
飲み物、おやつ、おむつなどは持参する。飲み物は預かるがおやつは保護者が与える。
▼託児事業者:NPOひまわりママへ委託して行う。
▼保育者配置基準
児童1人=保育者1人
児童2人以上=保育者2人以上
3歳未満児童3人につき保育者2人
3歳以上児童3人につき保育者1人
6月議会は試行として行ない託児ができるのは本会議のみ。9月議会からは常任委員会へも拡大し、その後検証して予算特別委員会も対象とするかも含めて本格実施について判断する。
なお、事業費は保育者へ1150円(税別)。18時以降は1200円(税別)を払う。他に児童1人あたり100円の保険料、おもちゃ代100円と保育者1人あたり440円の交通費がかかる。当面の利用者負担は無料とするが、この費用負担と、どの程度の利用者があるかも含めて今後の課題となりそうだ。
【資料】2018年05月11日議運_本会議傍聴者用託児サービスの実施について.pdf
※写真上:イメージ
写真下:現在の第二応接室。託児用に改装する予定
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