<岐阜県議のブログより>
「岐阜県議会では現在『県議会だより』は休止中です」・・・ LM推進地方議員連盟や市民と議員の条例づくり交流会議などで言うと、はっきり言ってあきれられます。
県財政が厳しいので節約の一環として休止し、代替として地デジで情報発信をしていますが、それでいいのでしょうか? 議会だよりの目的は、県民に「議会で何が話し合われているか、何を課題・争点にしているのか」知ってもらうとともに、「議会に関心を持ってもらう」というものだと思います。休止している現状は、こうした必要な取り組みを放棄していることです。だからあきれられてしまうのです。
さすがにこのままではよくないので岐阜県議会でも昨年度の議会改革活性化委員会で県議会だよりの再開方針が決まり、今年度一年かけてどのようなものを出すか検討が進められることになりました。この検討委員会の第一回会合が先日開催されました。
まず、県議会だより再開にあたって、どのような内容にするか意見交換がありました。茨城県や長野県、三重県や長崎県の県議会だよりがサンプルとして紹介されたなか、内容がわかりやすいということで、委員会では長野県のものを例にして、今定例会(岐阜県議会の平成26年第3回定例会)の記事で試作してみようとなりました。
ちなみに、 http://www.pref.nagano.lg.jp/gikai/chosa/koho/shinbun/documents/1228kenngikai7d.pdf
↑ 議会事務局がサンプルとして提供した長野県議会の県議会だより。これだけ見るとシンプルですが、↓のように内容を盛り込んでいる号もあります。 http://www.pref.nagano.lg.jp/gikai/chosa/koho/shinbun/documents/kouhou120.pdf
委員会で主張したのですが、内容をわかりやすく簡潔に伝えるには「編集」の過程が必要。これは議会自身が(議員が)編集委員会をつくって主体的に行うのが望ましいと思います。議会だよりの編集の過程を通して、議会自身が定例会で課題となった事柄の再検証を行うなど、議会機能を高めることにもつながればと思います。
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