<蓮田市議のブログより>
岩手県紫波町が紫波中央駅前に複合施設「オガールプラザ」をオープンしました。病院から居酒屋までワンストップ・・・・・・。
町が所有する駅前の土地に図書館、地域交流センター、子育て支援センターなどの公共施設と、産直、カフェ、居酒屋、病院などの民間施設も併せて整備した官民一体型の施設です。
駅前という公共性の高い場で、民間の経営感覚を活かしながら公共施設に付加価値を生み出し、持続的に発展するまちづくりをめざしたもの。
オガールプラザの岡崎正信社長は、「自冶体が主体になるのではなく、民間のノウハウを取り入れて運営していくことで、町全体の経済活動につながる仕組み」だといい、朝9時に病院と産直がオープンし、夜12時までは居酒屋が開いている。朝から夜まで稼働する施設で、多くの住民の利用が見込まれる。
オガールプロジェクトとは。http://ogal-info.com/index.php/project/dream/home
さて、ご存じのように蓮田市も駅前に西口ビルが建設されることになりました。既に100億以上投下している事業です。借金なし。全て皆様からの税金です。公共施設と民間の施設が入ります。ビルの中に入る公共施設については、職員によるプロジェクトチームが決め、民間施設については、東急さんがテナントを呼び込む予定です。3階から27階はマンション。
朝から夜まで、人の行き来がある賑やかなビルになるのでしょうか? また新しいビル建設が引き金になって周辺に商店が増えたりするのでしょうか?
東急さんはビルだけです。周辺の計画はありません。開発については、風まかせ?
せっかく30年、40年越しのビルが完成するというのに、町が活性化する気配が、あまり・・・・ない。どこにもある普通、いや普通以下のビルで、目新しいところが何もないからです。
「今度蓮田にできる駅前のビルは、〇〇があって、△△もあって、すごいね! 行ってみたいね!」なんて、近隣の話題になるようなものにしなきゃ。と、私はいつも一人で吠えていますが、現実は普通の、市長の言葉を借りれば「西口の公民館」です。
紫波町の駅前複合施設「オガールプラザ」は、町有地に建てる公共施設といえども、いかに稼ぐか!を念頭に民間と共同で行った地域開発プロジェクトになります。公共施設と民間施設の共存をはかる全国でも初の事例ということです。
機会を見つけて是非、視察に行ってきたいと思っています。
先日、蓮田市商工会の理事役員、市長を始めとする市役所の各部部長、市議会議員による街づくり懇談会が開かれました。議員になって1年目に招待状が来たので、「まちづくりや商業の発展について熱い議論ができるのだろう」と期待して出席しましたが、名刺交換と懇親会だけで、熱い議論はなし・・・・・・。だから、それっきりで私は参加していません。参加しないのは議員では、多分私だけだと思います。
本来だったら、西口の新しいビルについて、どのような中身にしたらいいかなどの熱い議論があればいいのに・・・・・。
この街づくり懇談会は、過去何年にもわたって開催されてきているはずです。この会から何か生まれたのでしょうか? この会の参加者からの政策提案はあったのでしょうか? せっかくすばらしいメンバーが一堂に会すのですから、懇親会がメインではなく、内容を考えればいいのにと思ってしまいます。
でも、私だけの感覚の違いかもしれませんね。そういうことにしておきましょう。湯谷は変わってるから・・・・・・と。
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