2015年9月10日木曜日

大学に期日前投票所、学生らがシンポ

<TBSニュースより>
      
 来年夏の参議院選挙から選挙権の年齢が18歳以上へと引き下げられますが、大学の構内に期日前投票の投票所を設置すると若者の投票率は上がるのかを探ろうというシンポジウムが行われました。

 シンポジウムには、全国34の都府県から学生たちや選挙管理委員会の職員などが参加しました。この中では、前回の参議院選挙の際、国内で初めて構内に期日前の投票所を設置した松山大学や山梨大学の学生が、自らの体験を紹介しました。

 「学生たちの動線となる場所に(期日前投票所を)設置しまして。大学内でも皆が目に付くところに置くべきだなと」(松山大学 内藤菜々栄さん)
 「大学にもメリットがある、選管にもメリットがある、学生にもメリットがあるっていうwin-winの関係、そういうのをきちんと作ったうえで設置する」(山梨大学 斎藤浩平さん)

 これに対し、今後、大学構内への設置を目指す学生は・・・

 「18歳選挙権の時代を、私たちが今、ここから作っていくことができるんじゃないか」(中央大学 古野香織さん)

 一方、松山市の選管職員・大隅哲平さんは「啓発と投票環境の整備は切り離して考えるべきではない」と話し、大学に期日前投票所を設置する重要性を訴えました。ただ、各地域の事情によっては設置する条件が整わないほか、設置のための人員の確保やコストなども課題として紹介されました。

  


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