<名古屋市会議員のブログより>
議会には年間を通してさまざまな議案が提出され、議員による審査が行われる。そうした議案の中でも重要なのが「予算」と「決算」だ。今日は特に「決算」について、申し述べたい。
名古屋市では出納閉鎖後、決算書が作成され、監査委員の審査意見を付けて9月議会に前年度の決算認定議案が提出される。議会における審査の中で、予算審査時に指摘や意見、要望、付帯決議等があったものが、実際にはどのように執行されたのか、また、平成26年度に執行した事務事業について、必要性、妥当性、達成度、費用対効果などの観点から、議会が評価し、その結果を今後の行政の事務事業の点検、改善につなげ、さらに翌年度の予算編成に反映させることが求められている。
私が初当選した20数年前は、「どうせ使っちゃったお金だから、今さら何を言ってもしょうがない。」と、決算審査を軽視する傾向があったが、事業を手掛けた担当者の評価という一方向の内部評価のみの行政評価ではなく、議会や議員という異なる観点からの行政評価を併せて行うことは多面的な評価が期待できるだけでなく、議会が独自の事業評価を行い、その問題点を明らかにし、行政側に次年度予算において反映をさせることは、議会本来のチェック機能を発揮することにもなる。
名古屋市では出納閉鎖後、決算書が作成され、監査委員の審査意見を付けて9月議会に前年度の決算認定議案が提出される。議会における審査の中で、予算審査時に指摘や意見、要望、付帯決議等があったものが、実際にはどのように執行されたのか、また、平成26年度に執行した事務事業について、必要性、妥当性、達成度、費用対効果などの観点から、議会が評価し、その結果を今後の行政の事務事業の点検、改善につなげ、さらに翌年度の予算編成に反映させることが求められている。
私が初当選した20数年前は、「どうせ使っちゃったお金だから、今さら何を言ってもしょうがない。」と、決算審査を軽視する傾向があったが、事業を手掛けた担当者の評価という一方向の内部評価のみの行政評価ではなく、議会や議員という異なる観点からの行政評価を併せて行うことは多面的な評価が期待できるだけでなく、議会が独自の事業評価を行い、その問題点を明らかにし、行政側に次年度予算において反映をさせることは、議会本来のチェック機能を発揮することにもなる。
自民党市議団では、各常任委員会ごとに決算審査に向けた勉強会が始まった。私が所属する都市消防委員会に置いても所属自民党市議が集まり、決算書の説明会をおこなった。今後、集めた資料に基づき関係常任委員会ごとに所属議員が集まり、決算の問題点の整理や課題等について議論を行い決算審査に臨むことになる。
■ 平成26年度名古屋市各会計決算審査日程
http://blog.livedoor.jp/minami758/archives/2285346.html
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