<蓮田市議のブログより>
ちょっと前のことですが、
10月29日に、議会運営研修会がありました。今年で4回目。毎年、議会と次長以上の執行部職員が一堂に会し、講師のお話をお聞きしています。
今年のテーマーは「自冶体議会の役割と改革」 講師は、元全国市議会議長会調査広報部長の加藤幸雄先生です。
開口一番、先生から 「起立」 「礼」 の掛け声。 先生が、静岡県吉田町に行かれた時に「礼にはじまり礼に終わる」を実践していた現場に触れて、その後は実践されているということでした。
さらに、研修会に議員と執行部職員が参加している情況をみて「市民もいれたらいいですね。」とおっしゃいました。
ほんと! そのとおりですね。 議会はもちろん地方自冶体は市民の幸福のためにあるのだから、市民の皆様にも入っていただいて一緒に勉強するべきでしたね。実際そのようにしている議会もあります。
では来年からそのようにできるかというと多分難しいと思います。この研修会も、どのようなことをべんきょうするか、課題は何か、どの先生をお呼びするかを・・・・・・・・・・いつ、どこで、誰が決めているかがわからない。第1回目の時は、議長から「お呼びしたい先生がいたらリストを出してください」と全議員に声がかかりました。私は、数人の先生のお名前を書いて提出しましたが、私の案は通りませんでした。その後は何の声もかかりません。
それでも毎年、すばらしい先生方に来て頂いて研修を受けています。
加藤先生のアドバイスは、
①一般質問の重複質問・・・・・・・議会としてチェックできる。
②地方議会は市民のためにある。市民の方をむいて仕事してください。 改革を続けることが重要。
③地方議会の招集権は市長のみにある。我が国だけ。おかしいでしょ。
④一般質問で事実関係は先に聞いておく。政策提言をしてください。
⑤ヨーロッパでは予算は議会が決める。住民に関わることだから。財政計画や予算の概略を市長に投げることをやってください。
⑥予算審議の常任委員会作ってください。市長の専決を防ぐことができるから。
⑦職員から嫌われるのが議員。
⑧会議は公開。公開と言うのは傍聴の許可を取らなくていい。最初から入れる。議会運営委員会、会派代表者会議、全員協議会すべて公開。
⑨議長選挙は立候補制。やってますか?
⑩市長諮問の審議会や委員会の委員にならない。
⑪議会だよりは、名前と会派名と顔写真がセット
できていますか?と聞かれましたが、どれも蓮田市議会はできていません。唯一私自身ができているかな?と思うのは、 ⑦職員さんに嫌われる、嫌われ役が議員・・・・・というところ。
私は職員さんどなたも好き嫌いはありませんが、私は嫌われているらしい。そのようなことを他の人から言われたことがあります。何故でしょう?? でも加藤先生がそれで良いとおっしゃったので、自信をもって嫌われ役に徹しましょう。
毎年勉強していますが、ちっとも進みません。議会改革、議会報告会・・・・・・・12月議会から本会議のインターネット公開が始まりますが、これも課題になってから10年かかっています。
http://sawayaka-yutani.blog.so-net.ne.jp/2015-11-08
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