2015年11月12日木曜日

議会運営研修会

<蓮田市議のブログより>

ちょっと前のことですが、

10月29日に、議会運営研修会がありました。今年で4回目。毎年、議会と次長以上の執行部職員が一堂に会し、講師のお話をお聞きしています。

今年のテーマーは「自冶体議会の役割と改革」  講師は、元全国市議会議長会調査広報部長の加藤幸雄先生です。

開口一番、先生から  「起立」  「礼」 の掛け声。 先生が、静岡県吉田町に行かれた時に「礼にはじまり礼に終わる」を実践していた現場に触れて、その後は実践されているということでした。

さらに、研修会に議員と執行部職員が参加している情況をみて「市民もいれたらいいですね。」とおっしゃいました。


ほんと! そのとおりですね。 議会はもちろん地方自冶体は市民の幸福のためにあるのだから、市民の皆様にも入っていただいて一緒に勉強するべきでしたね。実際そのようにしている議会もあります。

では来年からそのようにできるかというと多分難しいと思います。この研修会も、どのようなことをべんきょうするか、課題は何か、どの先生をお呼びするかを・・・・・・・・・・いつ、どこで、誰が決めているかがわからない。第1回目の時は、議長から「お呼びしたい先生がいたらリストを出してください」と全議員に声がかかりました。私は、数人の先生のお名前を書いて提出しましたが、私の案は通りませんでした。その後は何の声もかかりません。

それでも毎年、すばらしい先生方に来て頂いて研修を受けています。

加藤先生のアドバイスは、

一般質問の重複質問・・・・・・・議会としてチェックできる
地方議会は市民のためにある。市民の方をむいて仕事してください。 改革を続けることが重要。
地方議会の招集権は市長のみにある。我が国だけ。おかしいでしょ。
一般質問で事実関係は先に聞いておく。政策提言をしてください。
ヨーロッパでは予算は議会が決める。住民に関わることだから。財政計画や予算の概略を市長に投げることをやってください。
予算審議の常任委員会作ってください。市長の専決を防ぐことができるから。
職員から嫌われるのが議員
会議は公開。公開と言うのは傍聴の許可を取らなくていい。最初から入れる。議会運営委員会、会派代表者会議、全員協議会すべて公開。
議長選挙は立候補制。やってますか?
市長諮問の審議会や委員会の委員にならない。
議会だよりは、名前と会派名と顔写真セット

できていますか?と聞かれましたが、どれも蓮田市議会はできていません。唯一私自身ができているかな?と思うのは、 職員さんに嫌われる、嫌われ役が議員・・・・・というところ。

私は職員さんどなたも好き嫌いはありませんが、私は嫌われているらしい。そのようなことを他の人から言われたことがあります。何故でしょう??  でも加藤先生がそれで良いとおっしゃったので、自信をもって嫌われ役に徹しましょう。

毎年勉強していますが、ちっとも進みません。議会改革、議会報告会・・・・・・・12月議会から本会議のインターネット公開が始まりますが、これも課題になってから10年かかっています。
http://sawayaka-yutani.blog.so-net.ne.jp/2015-11-08

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