ローカルマニフェスト推進地方議員連盟の関西勉強会が兵庫県神戸市で開かれました。テーマは「議員提案の政策条例」、来年一月に岐阜県可児市で東海勉強会を開催することもあり勉強会の進行などを参考にしようということで参加してきました。
まずいつもの通り北川先生が地方議会の経緯について講演されたあと、早稲田大学マニフェスト研究所から地方議会の議員提案による政策条例の現状が報告されました。
このなかでは宮城県議会やさいたま市議会などの事例が詳しく説明があり、写真のような(←)ポイントが紹介されました。
そのあと、兵庫県議会、大津市議会議会局、そして横浜市議会の自民党市議団からの報告がありました。これらのなかで印象に残ったのは会派を超えた条例づくりや県民市民から広く意見を聞いたうえでの協議がしっかりしている点です。
大津市議会のように、全会派から委員を出して政策検討会議を重ね、有識者からのヒアリングなども行っているという議会全体で政策条例をつくっている例もあります。
横浜市議会自民党市議団の報告でも、会派として条例づくりと提案をしているものの会派を超えたケースもあるということや他会派とのコンセンサスづくりにも力を入れていることが紹介されていました。
私はこのところフェイスブックやブログなどでしばしば書いていますが、岐阜県議会でも議員提案(議会提案)の条例がいくつかあり、次の定例会でも新たな条例案が提案される予定です。条例づくりのプロセスとして少数意見の反映や違った立場からの議論による「気付き」はとても大事なことだと思います。岐阜県議会も、これら先進議会の事例に学ぶことがとても多いと思います。
http://gifu-ohta.jp/?p=1531
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