<松坂市議のブログより>
3日間、計12会場の市議会公式議会報告会が、13日終了しました。
同時に、月・水・金の議会報告会ウイークも終わりました。
午後7時開会、9時頃、片付けを終え、ホッと。
一つの班につき7人ずつ、計4班に分かれて、9月定例会で審議した平成26年度決算を議会がどのようにとらえたかを報告。そのあと、質問に応じるのがルール。
わたしたちの第3班の受け持ち会場は、伊勢寺地区市民センター。
この班では初日が15人、2日目が23人、最終3日目は50人に達したぐらいかと思います。
会場にあったスリッパすべてが無くなりました。
「満員御礼」です。
人数もさることながら、多くの質問も良かったです。
答えるのは、各常任委員会の議員がいるので、分野ごとにお答えするようにしますが、補足したい点があったら、どの議員でも弾力的に対応しました。
議会の報告会ですから、施策・事業の実施状況を説明するだけでしたら、議員が報告する必要はなく、行政(市執行部)が説明すればよいことです。
あえて、議会がするからには、それぞれの課題をどうとらえ、議会としてどうしていこうとしているかを説明できて初めて議会報告会と呼ぶにふさわしいわけです。
その点がなかなか難しいところですが、その成否は議員に答えを求める質問の内容にもよるところがあります。
たとえば、国民健康保険税の滞納が増えている問題で、負担の公平性の観点からどうかという質問がありましたが、支払えず、滞納となって未済となっている金額や、不納欠損処分した金額の大きさから徴収率を上げることに着眼するだけではなく、この数字の背景にあるものを探ることからなんらかの方向性を見いだすことに議会の役割があるのだろうと思います。
全体として報告書のまとめ方を含め、まだまだ試行錯誤な点は多いですが、この報告会で市民と向き合う中で議会が市民に求められる議会像を構築していくプロセスとして歩みを強めることにつながることが願いです。
それともう一つ。対話の中から、そして、実際の議員の話に接することで、市民が議会に対して抱いている必ずしも正しいとは言えない認識や不正確な情報を、できるならば実際のところに近づけることから、「議会不信」なら議会不信でも、「根拠のない不信」から「根拠を持つ不信」へと変えていくことで、リコール運動後の議会像の再構築が始まる気がします。
そのためにも、議会報告会は年にわずか2度ですが、他の手法も活用して議会の姿をもっと市民の前に出していく必要性を感じます。
http://blog.livedoor.jp/kaiju_matsusaka/archives/52236152.html
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