2016年6月21日火曜日

常任委員会を傍聴した感想

<所沢市民のブログより>


本会議の傍聴は何度かありますが、議会運営委員会を一昨日初めて傍聴し、それ以外の委員会は昨日の健康福祉常任委員会が初めてです。

手元に議案あるいは関連する資料があれば少しは理解できるのでしょうが資料がないので議員さんの質問を理解するにはほど遠く、また市側の回答も同様でした。

「何のために市議会を傍聴しているのか?」と問われれば、年金暮らしの身なので日々の暮らしが少しでも良くなれば良いと思っている。私自身は医療費が30%から20%になったが10%になるのはまだ先です。健康福祉常任委員会が国保や医療費を議論されるだろうと出席しました。

最初にいきなりの高額な医療関係の質疑にびっくりしました。難病の患者さんはどれほどのつらい日々を送っているのか。市外の医療機関に通院していたが、交通の便から所沢市の医療センターに通院するとの事で予算が増額され、審議されました。

議員さんから患者さんと医療機関のメリットは何かとの質問に、役所は患者さんが交通の便が良くなり、センターは診療報酬が増えると回答し全くその通りです。国民皆保険の我が国では何処でも医療機関にお世話になるのは普通の事なので一日も早く治癒されることを念じます。

私は20歳の頃から眼病を患っています。片目は正常な目の十分の一ぐらいしか視力がありません。正常な目が悪化しないように留意していますが原因が解明されないのでひたすら幸運を祈っています。

次の案件はマイナンバーの窓口事務に関係する事項でしたがマイナンバーそのものを理解してない私は全くわからずこの項はパスです。

マイナンバー利用の有無によるメリット、デメリットは何でしょうか? 郵送されて一度封を切ってそれ以来一度も見ていません。こんなんでよいのでしょうか?と云う気持ちと情報管理は大丈夫なのかが、ない交ぜです。

3番目は一番時間をかけて議論が白熱しました。保育園の予算の増額です。  「加配」という言葉が再三使われこれは何を意味するのか解かりませんでした。帰宅し、ネットで検索したらわかりやすく書かれていました。加配とは保育園で例えば0歳児であれば子供3人に保育士1人配置が決まっている。障害のある子供がいるクラス等ではもう1人担任を増やす事。加配と補助とはちがう。(説明略)

多くの議員さんから質問がでたが私もこの議論を聞いていてとても身近に感じました。それは知り合いに障害かと思われる園児がいるからです。実際以前よりそのような園児が増えているとの話です。原因はいくつもあるらしいですが肝心なのは別の議員さんから「母子手帳や検診等を集積し分析し、組織間の連携を密にし、先に打つ方法も見いだせるのではないか」との意見は必須でないかと感じました。

子供未来館のオープンを機に父兄との信頼関係を強化し、加配が増加しないような対策を講ずるべきですね。

一緒に傍聴したTさんは、超高額の難病医療費を広域で分かち合っているが国保の財布が持つかなと心配した。この仕組みはまだよく理解できません、割愛します。

以上第1回目の常任委員会を傍聴した感想です。

長岡 記(H28//17) 


 

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