大先輩S氏のブログを見て、決算特別委員会を聞こうと出かけた。あいにく雨が上がらなかったので、小手指駅から電車に乗った。自転車でも20分位かかるが、電車でも25分くらいで市役所に着いた。午前9時15分過ぎに、傍聴を申し込んだ。場所は、全員協議会室で、前に決算特別委員8名と事務局3名が座り、後ろは説明側の職員の席で、一番後ろが傍聴者の席で10名程度あった。この形式は、予算特別委員会の審議形式とほぼ同じに見えた。
最初は、一般会計の土木費に関する質疑で、一般会計決算書決算項目について、1ページごとに、末吉委員長が各委員に質疑を求め、質問がある場合はその議員を指名して、関係する決算費目を担当する課長が回答する場合が一般的だった。時には、部長が回答する場合もあった。たまたま、私が入ったときは、傍聴者が一人で、平井議員の質問が続いたところだった。一つの回答例を聞くと、カルチャーパークの整備は、土地関係は91%だが、設備関係は20%程度など。他に、越坂部議員、浅野議員、村上、石原議員も質問した。
次は、消防費に関する質疑だった。実は、所沢市の消防業務は、埼玉西部消防組合へ移行したので、消防費の詳細は消防議会でなければわからなくなっている。それで、災害時要擁護者名簿作成費用などに質問が集中した。名簿は個人情報なので、同意者しか作成できないなど、複雑な仕組みですぐに対応できるのかなど、災害対応全般に話が広がって、避難所の開設、情報収集体制、電話対応不備、緊急時職員参集状況などほとんど委員全員が質問する盛り上がりとなってしまった。
だが、議員の質問は、今後の災害時対応が円滑にいくために必要な提言や質問で、暖かい先輩からの叱咤激励のように聞こえた。市議会と市職員がお互いに切磋琢磨して、良質な人材育成をはかり、良質な市民サービス向上を心がける市役所への期待が膨らむ傍聴のように感じた。
結局、私は次の約束があったので、消防費が終了して、休憩に入った午前11時10分に退席した。私のあと、大先輩S氏、仲間K氏も見えて、今日の傍聴者は3名だった。私は、市役所を出て、航空公園駅を抜け、木曽路で市民大学の同窓と昼食会を行った。3か月ぶりの再会で楽しい食事だった。その後、午後は市民大学発表会を聞いて帰宅した。
10月17日 記 いしどう
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