<チューリップテレビより>
地方議会の改革について考える特別番組の公開収録が富山市で行われました。
チューリップテレビの報道特別番組「地方議会の改革を問う」は、おととし、富山市議会で政務活動費の不正が相次いで発覚したことを受けて始まったものです。
3回目の今回は、早稲田大学マニフェスト研究所(しょ)の北川正恭(きたがわ・まさやす)さんや富山市議会の村上和久(むらかみ・かずひさ)議長など4人がパネリストとして参加しました。
「住民参加度はまだゼロ。議会としてどう対応するか議長を中心に真剣に議論すれば市民の目線は変わってくる」(北川さん)
マニフェスト研究所(しょ)の議会改革度ランキングで富山市議会は、『情報公開』の面で飛躍的に伸びたものの、『住民参加』と『機能強化』の面では不正発覚前とほぼ変わっていません。
討論会では、市民が議員とともに政策を考える制度などを新設し、『住民参加』に積極的に取り組んだ長野県の飯綱(いいづな)町議会を先進事例として紹介。
富山市議会と比較しながら、今後の議会改革の可能性について議論を繰り広げました。
「議会改革のスタート地点は住民の評価を受け止めること」(飯綱町議会・寺島渉前議長)
「全てをオープンにすることが議論を深めるということではない」(富山市議会・村上和久議長)
この討論の模様は来月1日の午後1時から放送します。
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20180809184850
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