お盆前の大変暑かった昨日、甲府市の山梨学院大学で自治体学会議員研究ネットワーク主催の「内部統制・監査制度等の改革と住民自治」をテーマにしたフォーラムに参加しました。
制度論でいえば、行政機関である監査委員に議会から送るのは矛盾がある。
しかし、機能論からいえば、議案審査してきた議員がいることによって会計監査というより業務監査もできる・・
また、議選監査を無くす動きは議会不要論につながるのではないか?
など、暑い論議が交わされました。
しかし、機能論からいえば、議案審査してきた議員がいることによって会計監査というより業務監査もできる・・
また、議選監査を無くす動きは議会不要論につながるのではないか?
など、暑い論議が交わされました。
会津若松市議会では、この監査委員制度についての論議は政治日程からいえば、後順位であまり論議されていません。それは、常勤監査が市役所職員OBがつく場合が多いにしても、立場が違えばちゃんとした仕事をしているし、議会選出監査委員も議会側の手続きを踏んで推薦して、市長からの“一本釣り”ということもないからです。
今後の課題は、議選監査委員が有効であるならば監査委員会の独立性を今以上に強化する(行政の一機関から外す)、また、名誉職でなく見識ある議員を選ぶために議会側のルールをつくるなどが話されました。
総務省出身で弁護士であり神奈川大学教授の幸田先生の役人出身らしくない柔軟な考えに共感を覚える。更に、熱心な各地の議員や職員との交流も収穫でした。
今日は、山梨学院大学の江藤先生、法政大学の廣瀬先生と私、清川副議長で座談会。「月刊ガバナンス」の千葉編集長がコーディネーター。
本年11月末に、ぎょうせいから発行予定の「会津若松市議会10年の軌跡」に収録するため。
本年11月末に、ぎょうせいから発行予定の「会津若松市議会10年の軌跡」に収録するため。
0 件のコメント:
コメントを投稿