2018年8月16日木曜日

議会の中には「政治」がある

<松坂市議のブログより>

議会の中には「政治」がある。

と、書くと、「あれっ?」と思われる方があるかもしれない。
しかし、議会は「政治」ではない。議会とはすべてオープンな場で開かれるものであるが、「政治」は密室で人知れず動く」ことばかりだ。

その「政治」は、中央政界のみならず、全国津々浦々の地方議会の中でも日々起きている。

「政治」の多くは、人対人のこと、すなわち、人事。
大は、自民党の総裁選にうごめく中で、小は、わたしたちの松阪市議会のようなたかだか30人に満たない世界の中で起こる。

松阪市議会では、お盆前の蝉しぐれのさなか、議長、副議長を選出する熱い駆け引きがあるようで、その渦中にある人々(議長、副議長に選出される人ないしはその周囲)の中で「政治」が行われるようで、わたしなどは一番長く議員をやっている部類だが一切、蚊帳の外であるので「政治」とはどのように行われるかを知らずに来ている。

おととい、議長、副議長、きのう、常任委員会の委員長、副委員長が選ばれ、締めくくりの2日間は、それまでに繰り広げられた「政治」という祭りごとのフィナーレとしての儀式(選挙)だった。そして、きのうの夜は、恒例の懇親会、いわば、直会(なおらい)の儀だった。
直会とは、広辞苑によると、「斎(いみ)が直って平常にかえる意」とあり、わかりやす言えば、「神事終わって後、神酒、神饌をおろしていただく酒宴」とある。
人事、「政治」の中で喜ぶ者あれば、歪む心もある。悲喜こもごもの心を修復し、「また、次があるよ」という仲温めあう場なのかもしれない。

そんな一連の「政治」の季節は終わり、お盆休みに入る。
休み明けには9月の決算議会に向けて議会は走り出す。


http://blog.livedoor.jp/kaiju_matsusaka/archives/52288691.html

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