2018年12月9日日曜日

上富田町議会、日曜に一般質問 9日、住民の関心向上へ

<紀伊民報より>

上富田町議会(和歌山県)は11月30日、12月定例会の一般質問を9日の日曜に開くと決めた。同町で休日議会を開くのは初めて。開かれた議会を目指し、住民の関心を高めるため試行的に実施する。

 議会改革の一環として大石哲雄議長らが休日議会の開会を提案し、町と協議して30日の議会運営委員会で決まった。12月議会は4~14日に開き、9日午前9時半から一般質問をする。

 大石議長は「平日に議会を傍聴できない住民の関心がどれだけあるか見てみたい。町政と住民の距離を縮め、議会を身近に感じてほしい」と話している。今後、継続的に休日議会を開くかどうかは未定。

 町議会事務局は「現在は新人議員も多く、住民が投票した議員の活躍を見てもらう機会になる」と話す。9日は奥田誠町長と山本敏章副町長、梅本昭二三教育長の三役が議会に出て、町の幹部職員が休日出勤する。議場傍聴席は記者席を含め32席。傍聴人が多い場合は別室のモニターテレビで見てもらう。

 上富田町では2017年9月議会で「夜間・休日議会」を開会できるよう求める議員発議が出され、町議会は賛成少数で否決した。議員の「なり手不足」解消が発議の主な目的で、同町では深刻な状況ではないため否決されたが、町議らにとって議会の在り方を考える機会になったという。
http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=362199&fbclid=IwAR1IxtoXUvmKwE38RT6p8TO0cX389q2GwYdKp-itGSbnz-sPDft7BNzBN_I

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