議員休憩室の布陣
選挙が終わって初めての議会は終了しましたが、休憩時間を過ごす議員休憩室では、始まってすぐ場所が決まった。
他の自治体の議会と違って、ご承知のように宮代町では、議場も議員室も持たない。だから、コミュニティーセンター「進修館」を議会中借りている。これは知る人ぞ知る、無駄のない議会運営として評価は高い。
それはそれでいいのですが、面白いことに、休憩室での居場所が、たちまち決まってしまった。
これまでもそうでしたが、陽の射さない廊下側のテーブルには、定位置のように、共産党2人、それとわれわれ「政策会議」4人が(居場所)を探し、座る。
反対側の、陽の射す南の窓側(の上の方?)には、保守系議員3人と、公明党2人がかたまって陣取る。同じ南側のテーブルで、すこし離れたところに、唐沢・丸山議員が構成する「絆の会」、この2人と一緒にいる幸福実現党の議員が座る。この3つの布陣がすっかり出来上がった。
たまたまではありますが、この居場所の人たちで、議会の採決でご一緒することが多い? すなわち、共産党の2人と我々「政策会議」の中の数人(われわれ自由意思で賛否を表明するものですから、最後までわからないこともあるんです)の態度が一緒だったり。これと数的に対立するのが、保守系3人(今は議長を出しているから2人)+公明党さん2人。
5対5、とか、5対4とか微妙な感じになってくる。ここで、がぜん存在意義を発揮できるのが、唐沢・丸山議員の「絆」会派+幸福実現党1名。この3人がどっちに付くか、で決まることが、これから出てくるのか・・。
議長選挙では、合川議長誕生に、この「絆」会派2名が大きな役わりを果たした。ほんの少し予期はしていたことですが、びっくりもしたことは確かでした。
しかし、町長報酬の値上げ案の時は、様相が違った。保守+公明+共産+政策会議=10人が反対したのに対して、「絆」+幸福実現党=3人が賛成、とはっきり態度が分かれた。結果、町長報酬は否決され修正案が出されることになったのは先日お知らせしたとおり。
丸山議員などの(町長与党)は、最初から予想されていた。だって、町長の所有する事務所を選挙事務所に使う、というのはそれ以外にない、とふつう考えるものだ。町民も多くはそうみている。
歴代の町長で、選挙事務所まで提供した町長はいなかったと、記憶しているが、町長としては心強いところでしょう。
宮代町にはなかったかもしれないが、ほかのところではあった。かつて、選挙の応援に行った茨城県のある候補者の選挙事務所には、初日から町長がくつろいでいた。ああいうの、びっくりするんですよ、私は。
http://kanou-miyashiro.blog.so-net.ne.jp/2016-04-01
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