2016年9月11日日曜日

二元的代表制の真髄

<月刊ガバナンス9月号より>


「月刊ガバナンス」9月号の特集は、『首長と議会~抑制・均衡・緊張関係』です。
「二元的代表制の真髄」と題して、大森彌・東京大学名誉教授が寄稿しているので抜粋してお伝えします。

<住民が、議会の議員と首長を直接、別々に選挙で選ぶということは、住民の代表機関が二通りになっていることであるから、これを二元的代表制と呼んでいる。二元的代表制とは、①住民が、自治体の機関である首長と議会議員を別々に直接選挙で選出すること、②首長と議員は、それぞれ、住民に対して任務遂行に関し政治責任を負っていること、③首長と議員はともに住民のために行動するため一定の緊張関係のもとに協力し合うこと、という要素によって成り立っている政治システムであるといえる。> 

公選職は、有権者の監視・批判・注文・提案を前提にした、いわば「民主条件つき」の代表であり、公選職に決定権を白紙委任したことではないと明言しています。我々市民は、二元的代表制を確りと踏まえて川口市政を注視したいものです。

詳細は、月刊ガバナンス9月号にてご確認ください。



0 件のコメント:

コメントを投稿