Oさんが議員報酬を聞いてきた。
報酬は月額56万円、政務活動費7万円と答えて、どうしたのかと聞くと、特定の議員の名を出して仕事振りが納得いかないから議員にかかるお金を知りたいと云う。
議員活動の評価はいろいろだろうが、納得がいかないのか…。当方はその議員の活動に拘りを持っているわけではないが、その場で答えられなかった手当もあり「市政概要」と「歳出予算説明書」を引っ張り出した。市政概要の「議員報酬・費用弁償等」をもとに月額と年額を集計し、予算と突き合わせて確認した。
区分
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月額(A)
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年額
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備考
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報酬
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560,000
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6,720,000
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期末手当
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2,788,800
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月額×4.98
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旅費・日当
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279,000
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予算額÷人数
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政務活動費
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70,000
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840,000
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条例の上限
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合計
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10,627,800
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*報酬は議長に月額10万円、副議長に同2万円の上乗せがある。
この計算上の年収、高いのか・そうでないのかは、議員それぞれの活動成果で見方が分かれる。
所沢の議員を個々に見ると、一般質問の行政のチエックや提案を通して、ひとりで数年分から数十年分の年収に匹敵する費用節減・波及効果・影響などをもたらした方が何人もいる。つまり市民のために働いてくれれば安いといえる。反対にそうした活動と成果を見出すのに困難な方もいる。政務活動費の使い方も市民が納得がいくか・いかないかでそれぞれだ。
市の職員と比べても、
この年収以上の市職員はかなりいるだろう。
社会保障も市職員に見劣りする、
年金は国民年金、健康保険は国保に加入。
それに退職金がない。
都市部では、議員はボランティアというのは現実的ではない。仕事をきちんとしている議員にこの年収は低すぎると云えなくもない。要は市民目線で行政を大きく捉え行政のチエックや提案と云った活動をやってくれているかどうかにある。
話にでた議員は気付いてくれるだろうか・・・。
記:さかぐち
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