<八潮市議のブログより>
今年は改選の年なので、政務活動費は4月に9月末までの半年分支給され、改選後に当選した方には半年分が支給されます。
4月から9月までの半年分の収支報告書は、10月5日までに報告しなければならないことになっています。なので、早めに作成して報告しようと考え、昨日、作成しました。
収入は、半年分で99,600円。半年分なら10万円のはずですが、会派に支給される総額を12ヶ月で割って、月数をかけるという奇妙な計算方法のため、私のような一人会派は⒑万円にならないのです。この計算方法を改め、半年分として一人10万円とすべきだと、提案しましたが、他の会派の賛同を得られず、そのままになっています。
ちなみに会派の人数が多い旧自民クラブの場合は、ひとり10万円支給されていました。
支出総額は144,538円でした。今年は、目の手術などがあり、研修もあまり行かれなかったけれど、それでも持ち出しが出ています。
JIAMの研修へ行く交通費(東京~京都までの新幹線代のみ)を除いて、都内での勉強会へ行く場合の交通費などは、一切請求していないし、議会報告の「えみこ通信」発行費用などもすべて自前ですから、私の場合、報告書の使途は研修参加費と資料購入費が大半です。
全国の議員仲間との視察費用、例えば今年は鳥取県立図書館視察、児童福祉施設『一陽』へ行きましたが、すべて自腹です。
各地で政務活動費の不正問題が起きていますが、八潮市議会の政務活動費は年間20万円なので、中には、返金する会派もありますが、私の場合は、活動をすればするほど持ち出しが多くなります。
今年になって、私に埼玉新聞と読売新聞から政務活動費についての取材がありましたが、開口一番、昨年から従来の金額の2倍の20万円になった理由を聞かれました。取材に応えているうちに、両紙の記者の方が、年額と月額を勘違いしていて、今まで年額10万円なのに、月額10万円だと思いこんでいたことに気がつきました。なので、一挙に2倍になったことで、色々と政務活動費が問題になっている中での値上げの理由を聞きたいと思ったのが、そもそもの取材のきっかけのようでした。
近隣市の中でも一番金額が少ない八潮市、何と年間10万円だったのです。2倍の20万円になっても、月額換算すると16,600円ですが、この金額は吉川市、三郷市よりも少ないのです。むろん、越谷、草加は比較にならないほど高いです。
政務活動費の不正問題が起きると、「政務活動費を廃止しろ」とか「減額せよ」という声が高くなりますが、要は、議員が公金意識を持ち、使い道をはっきりさせ、使途については、いつでも誰でも見られるようにネット公開等を行えば、政務活動費を有意義に使って、議員が勉強し、学んだことを基に政策提言するようになれば、結果、市民のためになるものだと考えています。
この収支報告書は、10月末になれば、情報公開請求すれば閲覧または写しの交付を受けられます。私は、情報公開請求しなくても誰でもいつでも見られるようにすべきと、ずっと提案していますが、未だ実施されていません。
どの会派がどのような使い途をしているか、一度、面倒かもしれませんが、情報公開請求して「閲覧」してみてはいかがでしょうか?写しの交付はコピー代1枚10円かかりますが、閲覧だけなら費用は一切かかりませんから。
http://diary.e-yazawa.her.jp/?eid=877679
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