「わがまちの市議会は何点ですか」。兵庫県淡路市の市議7人が23日、同市の商業施設4カ所で街頭アンケートを実施した。大勢の買い物客らが、議員の仕事を採点し、公共交通に関する質問などに答えた。
市民の声に耳を傾け議会改革につなげようと、市議会広報広聴調査特別委員会が初めて企画。
質問は、(1)北部生活観光バス「あわ神あわ姫号」が市全域に拡大する計画を知っているか(2)そのバスを利用しようと思うか(3)広報紙「議会だより」を読んだことがあるか(4)市議会を評価したら何点か-の4問。津名、東浦地域で計208人が回答した。
市は北部バスのルートを津名、一宮地域まで拡大し2019年秋の運行を目指すが、(1)には約7割の146人が「知らない」と回答。(2)で「はい」と答えたのは72人にとどまった。同委員会の西村秀一委員長は「買い物客は自家用車の利用が多いため、必要性が低かったのでは」と分析した。
(3)では8割近くが「知っている」と回答。(4)は60点が最も多く67人、80点が43人、40点が42人と続いた。西村委員長は「議員活動をもっと知ってもらう必要があると感じた。今後も図書館や火葬場の建設問題など、テーマを変えてデータ収集を続けたい」と話した。(内田世紀)
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