市民の直接請求による定数2減案を審議している生駒市議会(定数24)は6日、議員定数に関する研修会を開いた。講師は「自治体議会改革フォーラム」呼びかけ人代表の廣瀬克哉・法政大大学院教授で、議会のネット中継への市民の関心を高める工夫もアドバイスした。
廣瀬教授は、議員定数について、地域性や職業、年代など住民の属性を反映させる人数などを積み上げて決めていく考え方を示し、「少数精鋭は執行機関にはいいかもしれないが、チェック役として審議して判断する場面では、いろいろな目の付けどころの人がいることが大事。少し多めのほうが議論が活性化しやすい」と述べた。
質疑応答では、委員会審議のネット中継への関心を高めるため、審議で扱う資料を事前にネットに公開し、市民と情報を共有することの大切さを一例として挙げた。【熊谷仁志】
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