5月21日(木曜日)午後2時から、箕面市立メイプルホール大ホールで「箕面市議会 議会改革フォーラム」が開催されました。
これは現在進められている議会改革の取り組みを、広く市民に知ってもらうための催しで、箕面市議会の全議員が企画・運営に関わりました。
第1部では「議会改革の取り組みについて」と題して、改革についての紹介(質疑応答方式の変更、議会のインターネット中継など、「みのお市議会だより」のリニューアル、「議会基本条例」制定に向けた検討について)、意見交換会の告知などが行われました。
第2部では、早稲田大学マニフェスト研究所顧問の北川正恭(きたがわ・まさやす)さんによる「議会を変える!~市民に開かれた議会をめざして」と題した特別基調講演が行われました。
北川正恭さんは衆議院議員、三重県知事などを歴任し、「マニフェスト」という言葉の提唱者としても知られています。
北川さんは「こうした議会改革フォーラムを、議員自身が企画して実施するのは、全国でも例を見ない、稀有な取り組みです」と評価し、一方でさらなる改革の推進の必要性を説きました。
全国の議会改革度調査によると、箕面市議会の改革度は、全国約1500の自治体の中で、現在234位。
「せめて100位以内に入らなくては」と北川さんは叱咤し、「そのために、ぜひ議会基本条例の制定に向けて努力してください」と激励しました。
三重県知事時代の逸話や、各地の議会による改革の実例を交えて、議会の持つ可能性を語りかける北川さんの言葉に、満場の観客は熱心に聴き入っていました。
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