中村議員の質問通告書には
民間委託について
①所沢市定員管理計画について
②まちづくりセンターへの指定管理者制度導入の検討について、と簡単に書かれていた。
何を聴くのだろう。
市は従来の定員適正化計画と民間委託化推進計画を定員管理計画に繋いだ。今後は適正化による余剰を新たな部門と業務に充てて、全体の人員を増やさないと云う。
質問に立った中村議員によると、計画はよく出来ていて「どこで余るか」まで検討されていると云う。
続いて、「地域施設の民間委託は地域に不安を残しつつ始まる。自分もかつては児童館と図書館の民間委託に心配した」と述べて、
Q その成果とメリットは。
A 児童館は利用日数増と時間延長、利用者増、苦情減。
A 図書館分館は時間延長とサービス向上、経費削減。
この答弁を受けて、
Q 市民活動支援センターの外部委託の理由は、
A H23の開設時に、開設検討委員会からセンターの運営が定着するまでは直営の意見があり、時期を経てコミュニティの醸成は重要な時期に入る。民間のノウハウを生かして充実を図る、活動家と同じ目線で運営したい。
ここからが本題として、
Q まちづくりセンターの民間委託について、定員管理計画に全く触れられていない。何らの記載もない。全く検討しないのはどのような考えか。
A 定員管理計画に、まちづくりセンターの民間委託は今は無いが、次のH32からの計画に必要であるか考える。
議員は「地域コミュニティに民の力を借りないという選択肢はない、頭の隅において検討してもらいたい」。
ここに書いた部分は、短時間のやりとりであったが、議員はまちづくりセンターの民間委託を進めるようにくぎを刺したと見えた。政治センスだ。施策のチエックも大事だが、このように行政方針のチエックが必要と感じる一場面だった。
記:さかぐち
http://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/42376908.html
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