<松坂市議のブログより>
一般質問というものが、当たり前のように思われていますが、昭和の20年代、30年代の松阪市議会には、それはありませんでした。
以前に、松阪市議会の書庫で、昭和20年代の初めから、議事録、規則の変遷を調べたので手もとに正確な記録がありますが、昭和45年ごろだったと記憶しています。
それ以前は、議会と言えば、議案質疑でした。
そこになぜか一般質問ができるようになりました。
なんでもよしとなったわけです。
議案質疑はフィギュアスケートで言う規定、一般質問はフリー。
議案質疑は、議案を理解しなければ質問できませんが、一般質問は、たとえは悪いですが街に転がっている犬の糞にケシカラン、行政よなんとかせいと言える。
言葉は悪いがだれでもできる。
行政に関わることならなんでもよいので言論の幅は広がりますが、見ていておもしろいことのある一般質問ばかり注目が集まるようになって議案質疑は注目を集めないというか、議案質疑をする議員が少ない。
一般質問に対して、行政は無視する自由がありますが、市の予算案や条例案を盛った議案は、質疑があろうとなかろうと、議会で多数決で決まれば、あすからでも施行され、市民を縛ることがあるかもしれない大事なもの。
それがおろそかになってはいけない。
そう考えています。
http://blog.livedoor.jp/kaiju_matsusaka/archives/52238655.html
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