<北海道新聞より>
道議会議長の肖像画が公費で制作されていることについて、北海道新聞は全5会派に継続すべきかどうか見解を聞いた。議長ポストを得ている自民党・道民会議(51人)は継続に理解を求めたが、他の4会派は「廃止すべきだ」と回答した。4会派はこうした考えを議会改革の議論の場で主張する考えで、自費への転換を含めた見直しの動きにつながる可能性が出てきた。
自民党・道民会議の田中芳憲幹事長は「議長に対する敬意の証しだ。過去の制作費が200万円だったことを踏まえると、現在の15万円は道民に理解を得られると思う」と答えた。
民主党・道民連合(26人)の勝部賢志会長は「以前から廃止を求めてきたが、議論が止まっている。議会改革等検討協議会で議論を再開すべきだ」と求めた。北海道結志会(12人)の山崎泉幹事長は「税金で作ることに道民は納得しない。肖像画は廃止し、写真にすべきだ」と指摘した。
公明党(8人)の森成之団長は「これまでも廃止を訴えてきた。公費で作る必要がない。議会改革の議論の中で訴えたい」。共産党(4人)の菊地葉子幹事長は「廃止を提案している。議長に働きかけたい」と話した。
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