議場コンサート
12月1日石堂智士
今朝は、朝ドラを見た後、自転車でとにかく急いだ。初の議場コンサートがあるからだ。先着順なので、傍聴席74名の席がまだあるかどうか心配だっだからだ。3階の議会事務局が見え、まだ席があることを確信すると、ようやく安心して辺りを見回した。一組のご夫婦のほか数名しか来ていなかった。まだ、傍聴席の先輩も来ていない、珍しく私の勝ちだ。
午前9時になり、市議会初の議場コンサートが始まった。ひな壇には議長や市長ほか各部長などのお歴々が、黒色や濃紺色の背広ですでに席に着いている。その前に、電子ピアノとマリンバが置いてある。横の扉が開き素敵な赤色と濃い緑の素敵なドレスを着た若くて美しい演奏者が入って来た。
これはすごいぞ!驚きだ!市議会でよく座る傍聴席が、質問者と答弁者の間を直視する絶好の位置にあると初めて知った。
市議会65周年を記念して議場コンサートで演奏された曲は、パイレーツオブカリビアンや花は咲くなど5曲だったが、マリンバの坂口亜希さんと電子ピアノの渡部史織さんのお二人の演奏は、素晴らしかった。終わっても、拍手が鳴りやまないので、アンコールまで聞くことができた。日ごろ空いている傍聴席もほぼ一杯になり、女性の参加が多かったことも珍しい。
所沢市政にとって、エアコン問題や保育所問題など騒がしい1年だったが、この素敵なコンサートをきっかけに新しい出発をしてほしい。特に、若者や女性が普段着で傍聴して、将来の夢を参加者と共感する市議会に育ってもらいたい。
戦後70年、日本の民主主義は順調に育ったように見えるけれども、ギリシャやローマ以来、連綿と続く西欧民主主義の2000年の歴史から見ると、まだまだ子供だ。退職者の皆さんやご婦人方、産業や経済の成功で培った経験や生活体験を、今こそ、所沢市政に生かしてみませんか。傍聴席に来られることを楽しみに待っております。
http://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/42362214.html
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