<船橋市議のブログより>
前回のブログお粗末と言っても良いのではないか?の続きの番外編みたいなものですが、他自治体議会がどういうことをやっているかを見てみましょう。私は基本的には、しのごの屁理屈を言ってやらないのではなく、やって考えるのが議会改革だと思っています。というのは、議会の運営などにはセオリーなどなく、最低限の法令遵守をし、あとは議会の構成員が考えるべきことだと思うからです。しかし、「考える力」がなければ、話し合いも成立はしないですけどね。(笑)。
流山市議会の例です。(雑誌記事より)
議案、請願・陳情を委員会審査前にFacebookページで公開
千葉県流山市(16万9800人)議会は、2014年の第4回定例会(12月議会)から、議会に提案される議案の一部と請願・陳情(参考配布は除く)を、委員会審査が行われる前に議会のホームページと公式Facebookページで情報公開し、市民からの意見を募集する取組みを試行的に始めた。これは、これまで同議会が進めてきた「市民に信頼される開かれた議会」に向けた議会改革の一環で、オープンガバメント(市政の見える化)による新たな参加型民主主義の実現を目指すもの。ホームページによる公開は、三重県四日市市議会に続くもので、Facebook を活用した取組みは全国初だという。
取り上げる議案は議会広報広聴特別委員会で選定し、提案理由とともに掲載。意見はFacebookのコメント欄への投稿のほか、電子メールやFAXでも受け付け、Facebookに登録していない人でも提出できるようにした。提出された意見は、議案ごとにとりまとめて各会派(会派に属していない議員は議員個人)に配布し、委員会での審査の参考にしてもらう。
今回の定例会では、市民により身近だと判断した、①児童発達支援センターの設置及び管理に関する条例の制定、②障害者就労支援センターの設置及び管理に関する条例の一部改正、③いじめ防止対策推進条例の制定、④文化芸術振興条例の制定、⑤消防団条例の一部改正──の5議案と、「秘密保護法廃止に向けた意見書を政府に提出することを求める陳情書」、「大型店舗開店に伴う学校周辺環境の安全確保についての陳情書」「子どもの甲状腺エコー検査費用の助成を求める陳情書」など8件の請願・陳情が対象。11月28日から委員会開催前の12月3日午後5時まで意見募集を行い、議案に対するコメント5件、陳情に対するコメント6件が寄せられた。
こういうものはいちいち賛否はあるのですがね、やることに意義があるのです。やってまたさらに見えてくることがあるのです。
やらなきゃ何も見えません。
やる勇気が必要ですが、政治とはそういうものではないでしょうかね。
我々は役人じゃないんだから。我々が役人と同じ発想を持っちゃ、意味がない。議員として投票していただいた期待を裏切ることになるでしょうね。
役人の仕事をチェックしてよ~、ちゃんと。っていうのが議員への期待でしょ?
ただ、こう書くと全てが私の考えはこうだという固定概念を持ってしまうアホ同僚がいますが、そうじゃないって。そういう一面があるでしょ。そういうことも考えながらやろうよね。ってことなんですけど、昨今の方々は「塩梅」などという言葉なくて、「字義通り」しかありえない。なんだかなあ~って思いますね。
http://ameblo.jp/hasegawamasaru/entry-12109295628.html
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