こどもの貧困が言われて久しい。近時、その厳しい状況と弊害が伝えられるが抜本的な解決策はみえてこない。これを心配する二人の市議から聞いた「入学式や卒業式におけるこどもたちの衣服のちがいや、学校給食のない時期のこどもたちの食べ物など」の具体的な話から伝わってくるものに、どうしたものかと心が痛んでいた。
今回、所沢市議会がこどもの貧困をテーマに政策討論会を開くことになった。
言うまでも無くこどもは市の将来を支える存在だ。どのような議論がなされるか注目したい。
政策討論会「子どもの笑顔輝く未来へ~子どもの貧困対策について」
日時 平成29年1月21日(土曜)午後2時から
場所 所沢市こどもと福祉の未来館(泉町・元青年の家跡)
出席市議(敬称略)
亀山 恭子(公明党) ※委員長
矢作 いづみ(共産党) ※副委員長
末吉 美帆子(民進ネットリベラルの会)
平井 明美(共産党)
近藤 哲男(自民党・無所属の会)
吉村 健一(公明党)
越阪部 征衛(自民党・無所属の会)
中村 太(至誠自民クラブ)
またこの日は
足立区 政策経営部長 秋生修一郎氏による基調講演が行われる。
(氏は足立区で子どもの貧困対策実施計画の策定に携わった)
(参考)足立区HPより
足立区子どもの貧困対策実施計画 ~未来へつなぐ あだちプロジェクト
経緯・経過
足立区では、区の4つのボトルネック的課題(「治安・学力・健康・貧困の連鎖」)の1つである「貧困の連鎖」については、貧困それ自体よりむしろ、親・子・孫と世代が変わっても貧困状態から脱却できないことが根深い問題であると認識し、その解決に努めてきましたが、全庁的な取組みには至っていませんでした。
国は平成26年1月に「子どもの貧困対策の推進に関する法律」を施行、8月には「子供の貧困対策に関する大綱」を制定し、子どもの貧困対策に取り組んでいく姿勢を示しました。
足立区においても平成26年8月に「子どもの貧困対策本部」を設置し、平成27年度には子どもの貧困対策に関する6つの新規事業と3つの拡充事業を実施するとともに、平成27年9月までに子どもの貧困対策についての実施計画を策定・・・
足立区のHPでは計画の推進で具体的な成果に結びついてきた。所沢市にとっても参考となるでしょう。政策討論会に行きましょう。
記:さかぐち
http://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/43003736.html
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