2014年6月30日月曜日

第36回「あやこcafe」

<江東区議のブログより>

昨日は、鈴木あやこ区政報告座談会「第36回あやこcafe」を開催しました。

区政の見える化を行い、区政の実情や地域の課題を共有しながら、参加者のみなさんとざっくばらんに対話する、という趣旨で毎月開催しておりますが、今回で36回目となりました。

ご来場頂いたみなさまや、メッセージを通じて応援頂いたみなさま、本当にありがとうございます。

今回のあやこcafeのテーマは、

☆議会報告

①「こうとう区議会だより臨時号」をもとに今年度の議会構成についての説明など)
②開催中の第2回定例会トピックスとして、「東京五輪関連の最新情報」

2020東京五輪開催の概要、競技場プラン(現行のもの)、「江東湾岸エリアにおけるオリンピック・パラリンピックまちづくり基本計画アウトラインについて」など、委員会報告内容をもとに紹介し、参加者の方々のご意見を頂きました。

地下鉄8号線(豊洲〜住吉間)の延伸の最新の報告書のお話も行いました。南北交通解消は、オリンピック・パラリンピック開催以前からの区民の悲願であるので、しっかり取り組んでいく旨、お話ししました。

☆視察報告

①千葉市の「待機児童ゼロに向けた取組」と江東区の待機児童対策

②地域コミュニティの振興(マンションの管理組合を町内自治会と同等に扱う制度について)

※千葉市の制度の紹介だけではなく、江東区の町会自治会制度や加入率のお話、都市部の自治体・区内の自治会が抱える課題、なども資料に盛り込み、江東区内外の参加者の方々と議論しました。

ICTを活用した市民自治の推進について(「ちばレポ」)
※千葉市のICT政策、「スマート市役所」の取組のお話を行い、
「ちばレポ」実証実験の取組内容や今後についてを紹介。
ICTを活用した市政と市民協働のあり方についてお話ししました。

盛りだくさんな内容でしたが、参加者の皆さんと情報を共有し、様々なご意見を頂いたことを大変ありがたく思います。

また、来月も開催致しますので、どうぞよろしくお願い致します。
次回は7月22日を予定しています。詳細決定しましたらホームページやSNS上でご案内します。
http://www.suzukiayako.com/archives/52157584.html


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2014年6月29日日曜日

速報「全議員の賛否一覧」~6月議会が終わりました

<東村山市議のブログより>

午後3時前に6月定例議会が終わりました。
41日に議会基本条例を施行して初めての議会となった今議会。
市長提出による議案は大変少なくて4件。これに報告2件と諮問2件。最終日の追加はなし、というのも稀なことでした。
一方で、これまでは各議員への参考配布に留められることの多かった陳情を、原則的に請願と同じ扱いとしたことで、委員会では多くの陳情を審査しました。
特に私が所属する政策総務委員会では継続審査中だった請願1件に新たな陳情を5件、議会運営委員会では新たな陳情を8件扱いました。
今日の本会議では、付託されていた議案4344号と、結論を得た請願と陳情について各委員長から審査結果の報告があり、それぞれ全体として結論を出しました。
各議案は市議会HPから全て全文お読みいただけますし、今日の審議を終えた結果についても議会事務局職員がつい先ほどまで残って掲載してから帰ってくれました。
ということで私としては、63日の初日に結論を出したものも含め、今議会における全議員の賛否一覧を取り急ぎ作成してみました。
尚、初日の結果は市議会HPの録画で確認し、今日の結果は間違いなくメモを取り、この掲載にあたっても何度も見直したので間違いはないと思いますが、もしありましたら直ちにご報告の上、修正します。


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2014年6月28日土曜日

委員(議員)間討議

<会津若松市議のブログより>

今日の予算決算委員会総括会議で委員間討議を行った。
委員間討議は、議案の賛否を述べるものではないが論点となるものを提起するものだ。
以下、北会津地区認定こども園整備事業費に関する論点を掲載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
議案第44号 平成26年度会津若松市一般会計予算 補正予算(第1号)
「北会津地区認定こども園整備事業費」に関する議員間討議 論点
〔論点〕この政策を進めるにあたっての住民との合意形成について
この政策について、北会津地区区長会連絡協議会から運営についてもう一度協議するよう誓願が出されたことや、総括質疑で市長から「声の大きい人(にリードされた)」「入口論に終始し本質論にあまり入れなかった」などの答弁があったことから、表記の論点を提起するものです。(この市長答弁は重いと考え問題提起した)
そもそも市長のいう「声の大きい人(にリードされた)」「入口論に終始し本質論にあまり入れなかった」のは住民の責任なのでしょうか?
住民の合意形成へ致るプロセスを、市当局が知っているノウハウを発揮せず対応してきた結果、そうなったと言えないでしょうか?
声の大きい人や肩書きや地位のある人にリードされない場の作り方としてワークショップがあります。このひとつの手法は、各グループに分かれ、その局面のテーマを話し合い、それを元に参加者がポストイットで考えを一枚に一つずつ書いて数枚提出し、ファシリテーターがKJ法で模造紙に類型的なものをシマにまとめ、またそれぞれのシマの関係性を現しながら意識を共有していくというやり方です。
こうすることによって、声の大きい人や肩書きや地位のある人だけでなく、参加者全員の参画意識が湧きます。
こういうやり方を当局はやるべきだし、そのために職員はファシリテーターとしての能力を身につけるべきだと思います。(ちなみにファシリテーターとは、様々なテーマや問題解決に取り組む「場」をつくり参加者の考えを引き出す人、という意味です。)
次に入口論に終始し本質論に入れなかった、という会議の進め方です。
この、北会津認定こども園の進め方を一本の木に例えて話します。理念や現状認識が根っこや幹としたら、それを抜きに枝葉のこと、つまり園の統合とか運営のあり方から市当局は入ってしまったので、本質論に入れなかったということです。
私も住民説明会の傍聴に行きましたが、そこの参加者から「会津若松市はどのような幼児教育をしてどういう子どもを育てたいのか」という、まさに本質的な質問が出ました。これこそ根っこである理念のことです。この理念を住民と共有し、次に現状把握に進みます。あるべき姿(理念)と現状とのギャップが「問題」であり、この問題解決のために方針を立てます。その方針に添って規模、機能、場所、運営形態などの方策があり、様々ある方策をスケジューリングしていくというのが問題解決の順序ではないでしょうか。
「理念設定」、「現状把握」、「方針策定」、「方策策定」、「スケジューリング」と、少なくとも5つの局面を順にワークショップを行い合意形成しつつ進めば、「本質論」を話せなかったなどということはないはずです。
当局は進め方をどう認識していたでしょうか?

政策を決定・進めるに当たって、「結果がよければそれでいい」では済まされません。「王様の善政によって庶民が幸せに暮らしましたとさ」では、その時代は良かったかもしれませんが、今は民主主義の世の中です。民主主義は法に則った手続論です。その根底に住民との合意形成のための努力が必要というのはいうまでもありません。
まして、室井市長は、市民と行政の「信頼と尊重」を市民との協働の指針として掲げています。ですから、合意形成のための方法論も含めて検討し、住民に対応すべきだと思います。
従って私は、この議案に対し住民との合意形成に、市はどう意を用いたのか論点提起をしたいと思います。

※1)市当局が行ったワークショップの事例
①10年ほど前、中心市街地の通りの活性化で市内18の商店会や町おこし団体を対       象に。
②庁内でもサービス向上をテーマに
③数年前、建設部の都市計画課は、いわゆる塩漬けになった都市計画道路を今後どう  するか、当該地区住民を対象にワークショップを行い合意形成を図った。
同じ庁内でなぜこんなに対応が違うのか、いい成功事例が水平展開されないのかが  不思議である。
※2)ここで思い出されるのは、平成22年2月に市当局よりいきなり出された「鶴 ヶ城周辺公共施設利活用構想(素案)」。
構想でさらに素案と題字にありながら、ほぼ決定のような進め方だった。
※3)現在、市当局が進めている自治基本条例制定に向けたプロセスも、住民の理解 なくして立ちゆかない。同じように住民との合意形成をどう図っていくのか。


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2014年6月27日金曜日

<議会改革度・・・川口市は695位>

日経が全国813市区議会を対象に実施した第3回議会改革度調査(議会の情報公開、議会への住民参加、議会の運営方法等)によると1位:四日市市、2位:会津若松市、3位高山市と続きます。我が街川口市は695位(前回は490位)と下位に低迷しています。埼玉県内のトップは、8位:所沢市です。

議会基本条例を制定した議会は全議会の4割を超えたが、旧態依然の議会も多く格差は拡がるばかりです。


2014年6月26日木曜日

『議会改革に、しっかりと取り組んでいきます』 大関新議長、定数削減は45→42人で可決 川口市議会平成26年6月定例会・閉会日

6/26は、川口市議会の6月定例会の閉会日でした。

仕事をしながら、ネット中継を視聴(傍聴)しましたので、様子や雑感等を投稿します。

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●川口市議会・議会中継(録画もあり)
http://www.gikaitv.net/dvl-kawaguchi/2.html

※録画中継は、会議開催後の概ね1週間程度(土日祝を除く)で視聴できます。

●6月議会の会期日程等
http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/nittei.html

●6月議会の議案
http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/sichogian.html
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一般質問の発言通告(PDF)は、以下です。

http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/pdf/hatugentuukokuH2606.pdf
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議決結果(6/26 16:40現在掲載されていません)
http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/giketsu.html
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■各常任委員長の報告と議決

総務、福祉環境、経済文教、建設の4常任委員長より、委員会審議の報告がありました。

一部議案(市税条例)で、金子幸弘議員(共産党)により国による地方法人税に関連した市税条例の変更に反対する討論があったのちに、稲川議員(自民)による賛成討論がありました。

結果として市長提出議案が可決していました。

■請願

今議会に3つの請願(集団的自衛権・原発再稼働・介護について)があり、付託された委員会審議を踏まえ、本会議での請願を採択するのかの議決がありました。

いずれの請願も採択しないことに決していました。

なお、いずれの請願も共産党の議員が紹介議員になっており、採決前の討論では、矢野・板橋博美議員(いすれも共産)が採択を求める討論を、板橋智之・関裕通(いずれも自民)が採択しないとの討論を行っていました。

※請願内容の詳細がHPで公開されていないため、詳細は正確にお伝えできません。

■同意人事

http://www.city.kawaguchi.lg.jp/kbn/Files/1/08010037/attach/2606_tsuika_ippangian.pdf

市長より副市長の選任同意の議案が提出され、36票対7票で同意されていました。

中核市に関連する仕事をされていたのでしょうか、霞が関の官僚の方が副市長になりましたが、お若い方のようですね。

なお、投票前には富澤議員が市長へなぜ市の職員出身ではなく、霞が関の官僚なのか、質問をしておりました。

また、議員選出の監査委員として、板橋智之議員がなりました。

その他、人権擁護委員も市長提案通り、議会の同意が得られていました。

■農業委員・戸田競艇議会議員

農業委員に榊原(自民)、谷川(市政クラブ)、金子幸弘(共産党)の3議員が選出されていました。

また、戸田競艇議会議員は、光田(市政クラブ)、高橋(自民)、松本進(公明)、田口(自民)、関口(公明)、最上(川口新風)、金子信夫(共産)、宇田川(自民)の8議員が選出されていました。

■議員定数

川口市議会委員会条例、議員定数の議員提案がありました。

委員会について、先に可決した市長提案の組織改編に合わせて対応したものですが、議員定数については、当会でも以下のリンク先である議長へ要請を行い、その動向を注視していたものです。

http://gikaikaikaku.web.fc2.com/temp/press/press20140606.pdf

結果は定数45人→42人に削減されることになり、報酬等の減額等はありませんでした。

共産党(松本幸恵議員)から44人へ削減する議員提案、自民・公明・市政クラブの3会派の提案として自民党(板橋智之議員)から、42人へ削減する議員提案の二つが一括して審議していました。

あまり長い部分ではないので、上記の動画1時間47分程度から、ご覧になってください。

さて、どうやら川口市議会の議員コストは大体、@1,800万円/年のようです。

採決前の討論では、松本進(公明)、金子信夫(共産)、木岡(川口新風会)の3議員が登壇されていました。

『第一会派、第二会派・・・』などの発言で分かりにくいですが、個人的には金子議員の発言した、これまでの経緯について興味深く視聴していました。

また、木岡(川口新風会)議員からは、政務活動費・費用弁償などの削減も含めて検討すべきだったとの発言もあり、7,600万円/年の議会費削減を考えていたようです。

でも結果としては、川口新風会から具体的な議員提案はありませんでした。

■その他

2つの意見書が採択されたようですが、議会HPにも掲載されていないので詳細不明です。

■議長・副議長・議会運営委員長の交代

いくつかの暫時休憩をはさみ、上記の交代がありました。

また、議長等を1年でたらい回しなんでしょうかね。

宇田川議長→大関新議長

選挙では大関議員29票、金子信夫議員6票、篠田議員7票、木岡議員2票でした。

良く知らないのですが、公明党の議員が川口市の議長になることは珍しいはずですね。

初めてなのかな???

関口副議長→吉田新副議長

選挙では吉田議員29票、岩井議員7票、板橋博美議員6票、近藤議員2票でした。

なお、議会運営委員長は吉田議員から稲川議員に交代されました。

■新しい方のあいさつ

大関新議長が就任のあいさつで、『・・・・、議会改革に、しっかり取り組んでいきます』と発言されていました。

ぜひ期待したものです。

また、水野新副市長ですが、登壇されて就任のあいさつをされていましたが、なかなか存在感ありそうな印象でした。

(M)

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現状維持が結論になるのか?

<多摩市議のブログより>

 子ども教育常任委員会でした。本日の議事次第はこちら・・・(やっと、ホームページで見れるようになってます)。

 やはり最も注目が集まったのは、「桜ヶ丘児童館廃止案の撤回を求める陳情」に対する採決です。陳情をされていた地域の方も熱心に傍聴をしていただきました。結論としては「採択」。最終日の議決を待ってから、委員会での結論も確定することになりますが、陳情内容について文言を厳粛に審査するにしても「桜ヶ丘児童館廃止案撤回」ということで、「桜ヶ丘児童館は現状のまま存続すべし・・・」というのが結論なのか、それとも「『廃止案』は撤回し白紙に戻したところで、もう一度、今後について話し合いをすべし・・・」ということなのか・・・行政はどう受け止めるのでしょうか?

 私個人的には陳情に対しては「採択はできない」という判断にしました。というのも、そもそも児童館行政のありかたそのものを抜本的に見直すべき・・・と考えてきたからです。将来的な展望を考えてみて、多摩市の子育て政策全般、子ども子育て新システムに制度が大きく変更していく流れに則って考えても、今の児童館をそのまま存続させることが本当に市民にとって望ましいのでしょうか?どこの児童館に行っても、それぞれの地域の特色に応じた事業の展開と言うよりは、「横並び」の発想がより重視され、多少の差異はあったとしても「金太郎飴」的にしか事業展開できていない児童館でいいのかどうか?とても疑問です。また、現行児童館をそのまま存続させるにしても、人的資源を考えても限界は目に見えています。児童館行政の担い手として専門職を採用する方針転換が示されているなら、話は別ですが・・・・すでにあと10年経てば、これまで児童館行政を牽引してきた児童厚生員資格を持つ職員さんも全員退職していく・・・・というのが抱えている現実。短期的な視点では何とかなっても、長期的な視点に立てば、人的資源が絶対的に不足していることは目に見えていて、なおかつ、そこに対応できるような人事政策は当面期待することはできない・・・というのも事実。

 例えば、児童館は存続するけれど、今後は指定管理者制度や民間委託化も含めた抜本的な運営手法の改革にも取り組む・・・とか明確に示されていれば、話は別ですが、そういう方針が打ち出されているわけではなく・・・・「今のままで全てを継続しよう、継続できるとは考えていない。」とのニュアンスの回答はどこかであったかなあと思っていますが、しかし、児童館行政の今後をどうするか?については、現行10館を7館にしていくという方針があるのみ。よくよく聞いてみれば、児童館機能を存続しながら、新たな事業展開を考えているようではありますが、しかし、その内容も今の段階では具体的になっていて、なおかつ「なるほど!」と市民的にも合点がいくような内容で語られていないのも気になるところ。

 とは言え、現行の児童館を存続させることを前提に今後の議論を展開していくような路線にしてはならない・・・と強く思っているため、「桜ヶ丘児童館廃止案撤回」について、ココだけを見て「採択」をすることはできないと考えました。

 まあ、いろいろ他にも言いたいことはたくさんあります。公共施設のあり方を見直す、縮減をしていく・・・という流れに呑み込まれる格好で、新たな子育て施策の展開を語らざるを得なくなった状況があり、本質的に議論すべきところが置き去りにされたまま・・・・桜ヶ丘児童館廃止の是非を問う・・・みたいな議論の展開になってしまったこと、また、桜ヶ丘児童館のある桜ヶ丘コミュニティセンターの今後のあり方をどうするか?という課題も絡んできてさらに問題が複雑化してしまったこと・・・一応は行政内部で検討に検討を重ねてきて合意が図られたはずの「公共施設の見直し方針とプログラム」だったはずなのに、細部に突っ込みを入れれば、庁内での調整が不十分すぎて、平たく言えば「ボロが出る」という感も否めず。

 正直、児童館行政そのものに新たな展開、発展(的解消)を期待してきた私にとっては、ものすごくモチベーションが下がるような議論の展開になってきたなあ・・・と思います。昨年度、議会で実施した事務事業評価でも「児童館行政」を取り上げて、新しい方向性をきちんと示してほしい・・・と会派でも議論を展開してきた立場だったので。本当に残念。「児童館は大事。だから児童館を守る。そのためには直営で児童館は存続。なおかつ児童館は大事だから増やすことも考えよ。」みたいな議論の展開ではなく、今後の人事面、財政面をきちんと踏まえたかたちで、市民のためにあるべき児童館行政の展開を考えてもらいたいのになあ・・・・。

 つぶやきつぶやきで、ぼやき化してしまう感じですが、でも、これに関しては、私は現行をそのままに継続することが市民にとってプラスだと思えないので、「桜ヶ丘児童館廃止案が一旦撤回」されたとしても、それで終わりにしてはいけないという姿勢で発言していきたいと思います。決して現状維持が最善の選択とは言えません・・・って断言したいです。将来に渡ってどうするのか、もっと真剣に考えたいものです。

 ということで、今日の写真は「cocoroカード」です。これは市内小中学生に配布される予定の者。いじめ他の悩み相談ダイヤル番号が記載してあります。東京多摩ロータリークラブ、サンリオピューロランドさんにご協力をいただいて作成したもの。なんと!このカードを提示すればサンリオピューロランドの利用が平日割引になるそう。・・・同伴する保護者に割引ないのは残念・・・・。また、学校の指定日1日に限ってはパスポートが無料になるそうです。さて、どんな反響になるでしょう?ところで、このカード、、、特に期限が記載されていないようなんですが、期限はなく活用できるものなのでしょうか?それとも今年度限りのもの?確認しておこーっと。


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2014年6月25日水曜日

議長不在

<所沢市民のブログより>
  
 613日市議会のネット中継を見ていた。この日から一般質問が始まり、二人目の議員が質問を終えたところで休憩に入った。
  
 再開された時、壇上の議長席には浅野副議長が座っていた。
 議長は急用で席をはずされたのかと思っていたが、結局この日は副議長が議事の進行を行った。そして、土日をはさみ今日19日までの延べ5日間、副議長が議長を代行し、一般質問は日程通りに行われ、終わった。
  
 会期中の議長不在は異例である。久保田議長の体調がすぐれないという。体調のことは仕方がないとしても、この方を議長に選んだ議員諸氏に反省を求めたい。
 このことは十分予見されたことなのだ。
  
 わたしは久保田氏が議長席に座られたのを過去に2度見ている。氏はいま4期目で、前の市議選の後に新議長を選ぶ際、確か最長老と言う事で議長席に座られた。また3期目に副議長をなさった時に1日だけ議長席に座られた。(これは議長不在時の演習と言うものだろう)。ベテランと云われる議員であるが、その2度の議事進行にいささかの戸惑いを感じたことを覚えている。
 その上、現任期中もご病気で議会をなんども欠席された。

 議長職はお飾り的なものではない。例えば一般質問を聴いていると議長が激務であることが分かる。従来のように質問が「初回一括」方式であれば議事を進める負担はそれほどでもないが、いまは「一問一答」方式が主流で、議長は終始緊張を強いられる。

 体調が戻られても激務が待っている。
議長選では35票中の27票で決まったが、この方を議長に選んだ議員諸氏の「見識を疑う」と云うと大仰か。

 氏を議員に「選んだ市民の責任は」と云われると返す言葉がない、ここは氏の体調の回復と、浅野副議長による頑張りを願おう。記:さかぐち


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2014年6月24日火曜日

質問回数撤廃で全会派一致で賛成、課題への対応は今後協議で検討 川口市議会・第21回議会改革推進委員会会議録の公開


今年5/20に行われた、標記の議事録を当会HPで公開しました。

情報公開請求で入手した文書は、発言者が黒塗りされておりますので、当会で発言者の所属会派名を明記しています。

http://gikaikaikaku.web.fc2.com/temp/etc/gikaikaikakusyouiinnkai20140520.pdf

この日の議題は以下のとおり

・質問回数制限の撤廃

・議場内の国旗・市旗の設置

・広報について 議会報の発行

・陳情についても議会審議を行うこと

・本会議会議録について

当会としての関心事である議会報であるが、現時点ではHPの充実化に話がながれそうな状況です。

今後も議論の推移をチェックしていきます。

※次回の同委員会の開催は7/17(木)午前10時~川口市議会第1委員会室
 
(M)
 
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本会議質問における事前の答弁調整

<名古屋市会議員のブログより>

本会議における質問は、大まかに分けて次の3つ。

・代表質問・・・会派を代表して市長並びに当局に対して質問(通常代表質問は予算議会または市長改選後におこなわれる。)
・個人質問・・・市長の提案した議案に対する質問
・議案外質問・・・市長が提案した議案以外の事項に対する質問

いずれの質問においてもその役割は、市政全般について、その事務の執行状況や将来の方針等の報告・説明を求めたり、また施策の提案をしたりする。したがって、執行機関である市長をチェック・監視する役目を負う議会にとって、本会議における質問は極めて重要な役割の一つといえる。

さて、本会議質問にあたり、多くの議員は、質問を事前に担当局の総務課長または庶務係長に提出する。総務課長らは、担当課長と答弁を摺合せ答弁案を作成する。それを局長にあげて局としての意思を決定。その後、局としての答弁を事前に議員に提出する。これをいわゆる「答弁調整」といっている。

中には事前の「答弁調整」を八百長だと批判する人もいるが、私はけっしてそうは思わない。本会議で内容を知らせることなく質問し、市長並びに当局が本市としての意思決定を行うことができず、的確な答弁ができないまま、いたずらに時間が過ぎるより、事前に局として、または本市としてしっかり議論し意思決定していただいた上で答弁していただいた方が、より議論が深まる場合もあるからだ。

しかし、答弁調整も行き過ぎると、本会議における緊張感が全くなくなってしまう。そこで、我が党は、本会議で答弁をいただいた後の再質問は、一般的に答弁調整のない「ガチンコ」でやることが多い。こうして、議論を深めることと、緊張感をバランスよく保っているのである。

6月定例会における本会議質問は、625日・26日・27日の予定です。
http://blog.livedoor.jp/minami758/archives/2170776.html


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2014年6月23日月曜日

議会改革度、全国1800議会で上位27位(早稲田大学マニフェスト研究所調べ)にランキングされた松阪市議会

<松阪市議のブログより>

早稲田大学マニフェスト研究所の議会改革度調査2013ランキングで、松阪市議会が全国で上位27位にランクされました。2012年11月に議会基本条例を作ったことが評価されたのだと思います。
さて、わたしたちの議会基本条例には、政策討論会の実施を位置づけましたが、条例施行から1年半経過しても、実施例はゼロです。これまでに、計4件、開催を求めるテーマの提出がありましたが、いずれも議会運営委員会が開催を却下。実現に至っていないからです。
そこで、制度の見直しが始まりました。

松阪市議会基本条例
(政策討論会)
14条 市議会は、市政に関する重要な政策、課題等に対して、議員間の共通認識及び合意形成を図るため、政策討論会を開催する。
2 政策討論会に関し必要な事項は、別に定める。

政策討論会に関し必要な事項は、政策討論会実施要綱に定めてあって、「会派に所属しない議員にあっては、議長に議題を申し入れ、議長が議会運営委員会に提出する」「討論会の開催及び議題は、議会運営委員会において協議し決定する」とあります。

これまで、政策討論会の開催の申し出があった4件のすべてが、会派に入らない議員によるもので、うち、3回はわたしからの提案です。
つねに議運が、会派に持ち帰って各会派の意向を議運に反映し、多数決で「開催の必要なし」として政策討論会開催の求めを却下し続けています。

議会基本条例施行直後の2012年12月にわたしども4人の議員から提案した「歯と口腔の健康条例」に関して開催を求めた政策討論会に対して議運が政策討論会の開催を認めなかった理由は、「市政にとって重要な政策(議会基本条例第14条)とは言えない」というものでした。

松阪市議会では3人以上の連署があれば条例案すら提出するできますが、それを上回る数があっても、政策討論会が開催できないのです。
だいたい、議運が「市政にとって重要」かどうかをなぜ判断できるのか、判断してよいはずはありません。
そんな状態が続いたので、議会改革作業部会で現状をどうとらえ、制度をどう生かしていけばよいかを議論するため、再検討を始めました。

6月16日午前10時から始まった作業部会。
冒頭、上に書いたような観点から、「議案提出より高いハードルを設けるようなことはあってはならない」と、わたしのほうから口火を切りました。

そこから以下にような意見がありました。
植松泰之議員(真政クラブ=自民)
 「個人、政党の戦略や戦術のような提案にはハードルを高くせざるを得ない。政策討論会の前に、任意な会を作るなどして、(議会の中で)自然な盛り上がりが出るような下地づくりが必要」

松田俊介議員(市民民主クラブ=民主党・社民党)
「議運から会派に持ち帰って意見をもとに議運で決めるのは正当性がある。目立ちたいために提出するのはやめてほしい」

大平勇議員(真政クラブ=自民)
「自助努力(仲間づくり)が必要。公助(提案)はそのあと。」

川口保議員(市民民主クラブ=民主党・社民党)
「討論会に議員全員が引っ張り出されるのか。2つぐらいの会派から提案があるくらい、ハードルを高くする必要がある」

1つひとつにその都度、お答えしましたが、自分の発言はメモしていないのでその時点でどのように発言したかは書けません。
「政党の戦略や戦術のような提案」といわれましたが、歯と口腔の健康条例と、まちづくり基本条例、住民協議会条例、「おもてなし」条例の4件が政策討論会開催案件として提出されたものです。どこが「政党の戦略」?
「ハードルを高くする」という意見ですが、条例に基づいて正規に提出されてきた案件に議会運営委員会が価値判断を付けるのはおかしい。
会派という密室に持ち帰って、どのような議論が行われたかさえわからないような結論を出すべきではない。
「目立ちたい」ためにやっているのではない。せっかく、議会基本条例に位置づけられながら制度が活用されないので提案している。
「自然な盛り上がりが出るような下地づくり」「自助努力(仲間づくり)という意見もありましたが、なんのために議会基本条例に位置づけたかということを考えて欲しい。条例に位置づけた制度となることで、数の大小に関係なく、議員それぞれが実現を希望する政策を議会内で議論できる意義を認めたから条例に位置づける決意をしたのではなかったのだろうか。
政策過程を「私的(会派や意気投合する議員間の非公式的)」領域ではなく、「公(条例に基づく公的な議論)的」領域で議論する場が拡大するので議会の「見える」環境が進む状態となる。
議員間の政策的議論が少しでも多くなる議会にしたいと考えてのことなので「目立ちたい」ために提出しているわけではない。議員の仕事として目立つことは努力の成果として否定していませんが、中身の伴う提案であることは自負しているので言われる筋合いはない。

観点を変えてもらおうと、次のような提案をしました。
「政策討論会テーマを提出できる条件のハードルを上げようという議論(議案=条例案の提出より高いハードル)ではなく、政策討論会を開催できる選択肢を増やしてはどうですか。議会として議会報告会を年に2回開催していますが、そこで出された市民の意見を報告会後の班長会議で出し合い、その中から政策討論会の開催にふさわしいものを選ぶとか、新しい議長が就任するごと、議長がいくつか政策討論会の候補(テーマ)を出し、この中から議運で選んで欲しいと提案するとか、常任委員会や特別委員会でテーマを出し、政策討論会を開催することができるとか、選択肢を広げるようにすればいいではないか」。

これに対して、「論点が違う」といった異論があったので、「政策討論会を活用しようという議論が必要」と述べました。

全国約1800議会の中で上位27位にランキングされた松阪市議会のきょうの論議でした。


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2014年6月22日日曜日

下降一直線

6/16号の日経グローカルの特集に、第3回全国市区調査「議会改革度」が掲載されていた。

八潮市議会は622位(813議会中)で、前回の551位よりもまた下がった。

八潮市の得点は18.6点(100点満点です)

全国1位となった四日市市議会の得点は71点。いかに八潮市の得点が低いか…

埼玉県内トップは所沢市議会で、全国8位。

ランキング上位20位までに入った議会を見ると「納得できる議会」ばかり。

何もしないのだから、下降一直線は、当たり前と言えば当たり前ですが、こういうの気にならないのでしょうか?


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2014年6月21日土曜日

明日から戸田市議会一般質問が始まります

<戸田市民のブログより>

先日、このブログにも書きましたが、先日より戸田市議会定例会6月議会が始まっています。

そして、明日から始まるのは一般質問です。

本日の埼玉新聞に、予定されている一般質問の一覧が掲載されていました。

議会基本条例を制定している戸田市議会は一問一答式を採用したり(双方事前通告された内容を読み上げるだけの一般質問ではありません)、インターネットで内容を中継したり、他市に比べて先進的な議会と評判になっています。

以前にも増して活発な議論が展開されることでしょうが、議会で決められるのは私たちの生活に密着したきまりごとなので、どんな内容が話され、何が決められるのかには注目すべきです。

実際に傍聴すると、インターネット中継では伝わらない全体の雰囲気や個々の議員の姿勢なども感じることができます。お時間のある方はどうぞ。

詳しくは、戸田市議会ホームページを御覧ください。


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2014年6月20日金曜日

6月議会 一般質問

<宮崎市議のブログより>

9日から、6月議会が開会しました。

14年の最終年度です。

議会は25日までの17日間で、1619日までは一般質問です。

今回は私も一般質問をする予定で、

17日火曜日、午前11時ごろからとなりました。

今回のテーマは

1、少子化と人口減少について

(1)男女共同参画の推進拠点について

(2)ファミリーサポートセンターについて

2、公共施設のあり方について

(1)公立公民館の運営について

(2)施設評価について

の大まかに4項目で質問します。

ここのところ、毎日、市役所につめて質問を作っています。

いろんなところに視察に行ったり、現状を聞きに行ったりしていましたので、

それをまとめながら、質問を作っています。

延岡、都城、小林に行って、視察・聴取していた件は、

他の質問のボリュームが大きくなったので、次回に回しました。

宮崎市議会の一般質問は、一日5人で4日間、最高20人まで質問ができます。

会派からは、2分の1の人数まで質問ができるということになっています。

ですから、5人の会派は2,5人ということになり、

2人は質問できますが、3人になると、できるかどうかわからないのです。

というのも、一人会派の場合は、2分の1の 0.5人ということになり、

一人会派の人が何人も出ようとすると、20人以上になって、

奇数会派で半数以上出る場合、あるいは一人会派の誰かが落ちなければならないわけです。

今まででしたら、別室での話し合いで、会派の意向を強く押すこともできたのでしょうが、

今年は一人会派が8人もいらっしゃるので、なかなかそうもいかなかったらしく

話し合いではなく、くじ引きで決まりました。

くじ引きではずれを引いた方はとてもかわいそうでした。

やはりその時期に、タイミングよく質問したいですし、

それまで準備も入念にしていますから、外れるとガッカリしますね。

でも、次の議会で期待しています。

一般質問をするためには、うわべだけの質問にならないよう、

様々な方面から勉強したり、視察したり、

なかなか大変ですが、とてもやりがいがあります。

市の職員も、一般質問の通告が来ると

夜遅くまで残業しながら答弁を考えてらっしゃるようです。

お互いに切磋琢磨して、宮崎市の未来のために頑張っています(^^)/

宮崎ケーブルテレビでは同時中継、

市のホームページでは、インターネット議会中継、

さらにインターネットの録画放送もありますので、

議会の模様をぜひご覧ください(^^)/


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2014年6月19日木曜日

立憲主義を否定するな! 自治体議員立憲ネットワーク設立へ

<武蔵野市議のブログより>

 時の政権が解釈で憲法の内容を変えてしまうことは、立憲主義に反している。そう考えた自治体議員が立憲主義に立つ新たな政治への流れを自ら興そうと、党派を超えたネットワークを6月15日に設立することになった。

 以下は、その呼びかけ文。私も呼びかけ人のひとり。同意できる自治体議員の皆さんは、下記の連絡先へ賛同の意思を伝えてください。

 また、6月15日に設立総会も開催する。詳細は次のとおり
 
          615日設立総会のご案内
                
 安倍政権が誕生して1年5か月あまりが過ぎました。総理就任当初は謙虚さを強調していたものの、次第に保守色の強い「安倍カラー」を前面に打ち出し、総理が目指す国家観や政策運営には、その危うさと傲りが見えてきました。政権発足以降、憲法第96条の「憲法の改正要件」を先行改正しようとする動きや、集団的自衛権の解釈改憲問題など、現行の平和憲法は大きな危機にさらされています。
 既にこれまで、第2次安倍政権の下で生活保護費の切下げ、根拠のない地方交付税削減による地方自治への介入、収束の道筋が不透明な中での原発再稼働と輸出、武器輸出三原則を見直し新たなルールを閣議決定したことなど、日本国憲法の三原則である国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を無視した政策運営が行われています。このことは立憲主義の否定であり、私たちは、これまでの「護憲」対「改憲」という構図から、近代立憲主義に基づく「立憲」と立憲主義自体を否定する(壊す)「壊憲」という対立軸が鮮明になってきたと考えます。

こうした時に私たち自治体議員が果たなければならないことは何でしょうか。地方議会から国政は手が届かないと諦めていないでしょうか。私たち自治体議員は、既に地域で実践しているように、地域住民のそばに立ち、生活者の声に直接耳を傾け、地域と政治を結びつけています。その積み重ねの延長線上に、「地域と国」が結ばれ、「運動と制度(政治)」が結ばれています。私たち自治体議員が立憲主義の大切さを肌で感じ、憲法の下での「現場と法律」を重ねているのです。

安倍政権の国民(住民)の声を無視した机上の国家主義、いわば観念的国家主義に対して私たち自治体議員は、私たちのすぐそばにいる地域住民一人ひとりの声に丁寧に耳を傾け、生活者視点の声を思いに変え、大きな束にして対抗していかなければなりません。
私たちは今の時代の流れを深く憂慮し、自治体議員だからこそできる立憲主義に立つ新たな政治への流れを自ら興す必要があると判断しました。私たちは、すでに、政党の枠を超えた国の「立憲フォーラム」(代表近藤昭一・民主)の立ち上げに刺激を受け、新たに発足した「戦争をさせない1000人委員会」の運動や「立憲デモクラシーの会」を発足させた学者文化人運動に対応しようとするものでもあります。
憲法9条がノーベル平和賞にノミネートされました。立憲主義と平和主義の原理を押しつぶさんとする安倍政権の暴挙に対抗するため、しなやかで幅広い自治体議員のネットワークを呼び掛けたいと考えます。そして、全国各地の立憲主義を守る運動の先頭に立ち、今日の危機を乗り越えて行こうではありませんか。

■連絡先
リベラル市民政治研究所 03-6661-8309
松田 清事務所    054-209-5677
角倉 邦良事務所   027-387-1432
阿部とも子事務所   03-3508-7303(議員会館)

■設立総会のおしらせ

 日時:615日(日)13:00開場、13:3016:00
 会場:連合会館2F会議室(御茶ノ水駅 徒歩5分)

 連帯の挨拶 立憲フォーラム(交渉中)
 福山真劫 (戦争をさせない1000人委員会・平和フォーラム)
 上原公子(脱原発首長会議事務局長)、秋葉忠利(前広島市長)

 参加規模:100名。参加費 1000

  第1部    設立総会   13301445
  第2部    記念講演   15001600
    山口二郎(法政大学教授・立憲デモクラシーの会代表)
      「集団的自衛権と立憲主義」

≪呼びかけ人≫
札幌市議 大嶋 薫(民主党)・札幌市議 伊藤牧子(市民ネット)・函館市議 道畑克雄(民主党)・ニセコ町議 斉藤うめ子(緑の党)・福島県議 古市光久(民主党)いわき市議 佐藤和良(無所属)・いわき市議 福嶋あずさ(民主党)・郡山市議 滝田春奈(緑の党)・山形県議 草島進一(緑の党)・群馬県議 角倉邦良(民主党)群馬県議 藤江 彰(無所属)・玉川町議 石川眞男(民主党)・秩父市議 清野和彦(緑の党)・小平市議 橋本久雄(緑の党)・武蔵野市議 川名雄児(民主党)・狛江市議 市原広子(社民党)・江東区議 中村まさ子(緑の党)・目黒区議 坂本史子(無所属)・杉並区議 市橋綾子(生活者ネット)・杉並区議 新城せつこ(無所属)・杉並区議 市来とも子(社民党)・杉並区議 奥山たえこ(緑の党)・千代田区議 岩佐良子(民主党)・千代田区議 寺沢文子(無所属)・中野区議 武藤有子(無所属)・千葉県議 山本友子(市民ネット)・千葉県議 小宮清子(社民党)・佐倉市議 大野博美(市民ネット)・川崎市議 猪俣美恵(緑の党)・静岡市議 松谷清(緑の党)・三島市議 栗原一郎(緑の党) 沼津市議 江本浩二(緑の党)・名古屋市議 斉藤 誠(民主党)・新潟市議 中山 均(緑の党)・小千谷市議 長谷川有理(無所属)・長野市議 西村ゆう子(生活者ネット)・多治見市議 井上あゆみ(緑の党)・珠洲市議 北野 進(無所属)・福井県議 山本正雄(民主党)・滋賀県議 山田 実(民主党)・堺市議 長谷川俊英(無所属)・高槻市議 川口洋一(社民党)・茨木市議 山下慶喜(新社会党)・兵庫県議 丸尾 牧(緑の党)・尼崎市議 酒井 一(緑の党)・西宮市議 四谷 薫(緑の党)・岡山県議 横田悦子(緑の党)・岡山市議 羽場頼三郎(民主党)・大分県議 玉田輝義(無所属)・大分県議 尾島保彦(無所属)・熊本県議 岩中伸司(新社会党)・合志市議 神田公司(無所属)


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2014年6月18日水曜日

川口市議会の6月定例会の一般質問3日目&最終日

6/17・18は、川口市議会の6月定例会の一般質問3日目&最終日でした。

懲罰動議の可決などもあり、二日分をまとめて6人分の一般質問について投稿します。

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●川口市議会・議会中継(録画もあり)
http://www.gikaitv.net/dvl-kawaguchi/2.html

※録画中継は、会議開催後の概ね1週間程度(土日祝を除く)で視聴できます。

●6月議会の会期日程等
http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/nittei.html

●6月議会の議案
http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/sichogian.html
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一般質問の発言通告(PDF)は、以下です。

http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/pdf/hatugentuukokuH2606.pdf


■若谷議員(自民)



視聴(傍聴)していませんので、コメントなしです。

■芦屋議員(公明)



視聴(傍聴)していませんので、コメントなしです。

■金子幸弘議員(共産)



大項目3の一括質問方式、再質問4、再々質問ナシでした。

憲法から入る共産党の定番である質問の仕方ですね。

他の議員と同様に、中核市についての質問があり、そのなかでは道州制との関連などの確認もあり、個人的には興味がある質問でした。

中核市長会という組織があり、そこの報告書などを確認してみたいと思いましたよ。

当該議員が登壇する度に繰り返し指摘しておりますが、一問一答方式でやってくれないかな・・・。

■稲垣議員(自民)



大項目5の一問一答方式、再質問ナシ 、再々質問ナシでした。

2月の補欠選挙で当選後、初の一般質問ですね。

議場では初々しく見ている方も、もっとガンバレ、しっかりしろ!!と思っている方もいるのでしょうね。

そういえば質問であった、Web119知りませんでした。
http://www.kawasho119.jp/web119/

■舩津議員(無所属)



大項目8の一問一答方式、再質問4 、再々質問ナシでした。

ひょうひょうとした人柄は敵を作らないのでしょうか?

議場はやさしい雰囲気(?)、たぶん、議場のみなさんはお疲れモードでなんでしょうね。

個人には若々しい情熱も感じたいところです。

質問では、生活再建型の滞納整理に興味がありました。

■杉本議員(自民)




大項目5の一問一答方式、再質問5、再々質問ナシでした。

得意な分野(?)の質問の農業等もありましたが、個人的には川口市の発注標準等に関する入札などの関連質問が興味深かったです。

『最小の経費と最大の効果』、そして『地域事業者の育成・活性化』、この両立は、なかなか難しいと思いますが、議員の提案のようにインセティブ制度の導入とからめて、入札制度等の改革が必要と思います。

■その他

今日(6/18)で懲罰動議もあった一般質問が終わりました。

6/20(金)・23(月)は常任委員会ですが、6/20(金)には当会が企画した大人の社会科見学・傍聴ツアー~議会の現場は委員会だ!!~が開催されます。

お時間・ご興味のある方、ご参加をお待ちしています。

※詳細は以下のリンク先のPDFを参照ください。
http://gikaikaikaku.web.fc2.com/temp/press/press20140528.pdf

(M)

【懲罰に関する議決】 川口市議会平成26年6月定例会/2014年6月17日/懲罰に関する議決(矢作、板橋智之議員)



標記の件、6/17の夜、懲罰に関する本会議での議決がありました。

矢作議員に出席停止7日間の懲罰となり、議場から退場を命じられました。

篠田議長の時に、議長の不信任を拝見しましたが、個人的には懲罰は初めてでした。

※本会議に至る経緯は以下のリンク先を参照ください。
http://gikaikaikakukawaguchi.blogspot.jp/2014/06/2663.html

この懲罰の決定が、長い目で見て今後の川口市議会に、どのような影響があるのでしょうか。

個人的には少々心配しています。

(M)

所沢市の自治会加入促進条例

<所沢市民のブログより>

 市長提案で長い名前の条例(案)が出てきた。
  
 「所沢市地域がつながる元気な自治会等応援条例」と云う。
 これは早い話が自治会加入促進条例。
制定について、昨日の議案質疑でかなりのやり取りがあり、今日の市民環境常任委員会で審査されると云うので聴きに行った。

 昨日は、いわば議案に疑問を持つ一般議員の質疑、今日は専門委員会の審査。議論の深まりと良く分かる市の説明を期待しつつ傍聴した。結論からいえば委員会は賛成多数で議決したが、市の説明がなるほどとは感じられなかった。

 議案の概要は、自治会等の活性化を推進するために、地域住民の自治会等への加入と参加に関し、
  基本理念と、
  地域住民、自治会等及び事業者の役割、
  さらに市の責務を明らかにし、
  自治会等への加入及び参加を促進するための必要事項を定める、と云うもの。

 加入及び参加を呼び掛ける条例の理念の説明に問題はない。はじめは理念条例なのかと思ったがそうではない。住宅関連事業者に加入及び参加を促進する市の目的に協力を求めていて、ここがあいまいだ。条例の運用によってはアパートなどの賃貸事業者が入居希望者に自治会への加入を入居条件としかねない。

 地域コミュニティの視点から自治会の必要性は無論だが、入るか入らないかはあくまでも任意で、決して強制されるものではないだろう。
 加入促進を云うのであれば、市は何故自治会に入らないのかを調査し、条例をつくるよりも自治会を魅力のあるものにするよう手を差し伸べるのが筋ではないか。

 友人の自治会役員の話では、自治会の足元で役員さんたちの負担が段々大きくなってきている、役員の引き受け手を探すのが大変だとも。条例で改善するだろうか。

 地域ネットワークと云う点では、第5次所沢市総合計画は当初計画のコミュニティに自治会とボランティア・NPO 等を並列的に置いた。行政の方針は変わったのか。

 行政の下請け拡充策ではないと思うが、今日の委員会議決を本会議はどう判断するのだろう。
この条例は制定後に検証が必要と感じさせた。 記:さかぐち


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2014年6月17日火曜日

【不適切発言と指摘する議事進行で中断】 川口市議会平成26年度6月定例会・一般質問3日目

6/17は、川口市議会の6月定例会の一般質問3日目でした。

事務所で仕事をしながら、一部、ネット中継を視聴(傍聴)しましたので、雑感等をブログにアップします。

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●川口市議会・議会中継(録画もあり)
http://www.gikaitv.net/dvl-kawaguchi/2.html

※録画中継は、会議開催後の概ね1週間程度(土日祝を除く)で視聴できます。

●6月議会の会期日程等
http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/nittei.html

●6月議会の議案
http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/sichogian.html
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一般質問の発言通告(PDF)は、以下です。

http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/pdf/hatugentuukokuH2606.pdf


■矢作議員(川口新風会)



市庁舎建設に関する矢作議員の質問が始まって15分程度で、板橋智之議員より議事進行(不適切発言に関する)の発言があり、その後、暫時休憩に入ったままでした。

その後、6/17(火)16:00に、議会は再開されましたが、再度、発言訂正をめぐり、暫時休憩に入っています。

※6/17(火)17:00現在

こんな事はこれまで8年間程度、川口市議会を傍聴していますが、篠田議員の議長交代に関して議会が紛糾して以来です。

明日の朝刊に、事の顛末に関する記事が掲載されるのでしょうね。

※詳細は動画を閲覧してみてください。

※再開後、本日の議会について時間延長が承認されているので、今夜は何時までやるんでしょうかね・・・。

■その他

6/17(火)17:00以降の状況は動画もブログもアップしませんので、ご理解ください。

※出来るば、明日、動画をアップしたいと思います。

今日の一般質問はどうなるのか不明ですが、明日も日中、傍聴(視聴)したいと思います。

(M)

蓮田市議会は910位(早大マニフェスト研究所議会改革度調査2013)

<蓮田市議のブログより>

早大マニフェスト研究所による、議会改革度調査2013 が公表になりました。

今回、回答した議会は全地方議会の80,7%にあたる1,444議会。蓮田市の910位は、議会改革が進んでいない議会ということですね。多くの他市議会で始まっている議員による「議会報告会」なんぞは、まったく話にもでません。そもそも他市議会がそのようなことをやっていることを知っているのかしら?とさえ思います。

上位300位までの議会は名前が公表されています。県内17市町議会が上位300に入っています。

53位三芳町  66位嵐山町  84位富士見市  93位和光市   101位所沢市   103位久喜市  107位さいたま市   132位鶴ヶ島市   150位東松山市   182位飯能市   210位埼玉県議会  248位 戸田市  256位宮代町     258位春日部市   280位本庄市   283位坂戸市   286位熊谷市

議会改革を何故行うのか?  目的は?  問題意識をもっていないと議会改革をやろうということになりませんよね。

常に現状維持。 新人議員に言うことは「蓮田市の議会ルールを学ぶように」。

これも大事でしょうが、蓮田市の議会ルールが現代にあっているかどうか、常に検証が必要。地方分権、住民自冶、政策を提案する議会、住民要望を政策に・・・・・、全て二元代表制の議会としての役割を理解していないとできません。二元代表制の理解は、議員だけでなく、行政、住民、誰もが二元代表制を正しく理解していること。

道は遠いです   が、一歩ずつ・・・・・・


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2014年6月16日月曜日

川口市議会の6月定例会の一般質問2日目

6/16は、川口市議会の6月定例会の一般質問初日でした。

事務所で仕事をしながら、一部、ネット中継を視聴(傍聴)しましたので、雑感等をブログにアップします。

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●川口市議会・議会中継(録画もあり)
http://www.gikaitv.net/dvl-kawaguchi/2.html

※録画中継は、会議開催後の概ね1週間程度(土日祝を除く)で視聴できます。

●6月議会の会期日程等
http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/nittei.html

●6月議会の議案
http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/sichogian.html
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一般質問の発言通告(PDF)は、以下です。

http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/pdf/hatugentuukokuH2606.pdf


■関由紀夫議員(公明)



大項目9の一問一答方式、再質問5、再々質問ナシ。

個人的にも気になっていた、第5次総合計画策定について最初に質問されていました。

法的な義務がなくなった状況で、総合計画の策定の必要性から議論して欲しかったかな。

また外部監査制度導入については、都道府県・政令市・中核市を除き、条例制定により全国で14自治体で導入していることは知りませんでした。

後半は時間配分の関係上、淡々とした質問になりがちでしたね。


■光田議員(市政クラブ)



大項目6の一問一答方式、再質問2、再々質問ナシ。

個人的には中核都市、三大プロジェクトの質疑に注目。

中核都市移行に向けての職員養成については、元市職員らしい質問設定かもしれませんね。

また、郊外地区の基盤整備へ対して、市長が強い意志を表明していました。

この課題、市長の想いだけでは解決できないので、どのように予算的措置を行うのか(どこからお金を持ってくるのか)、今後に注目したいと思いました。


■板橋智之議員(自民)



大項目8の一問一答方式、再質問4、再々質問ナシ。

改選後、初めての一般質問でしょうか(?)。

一問一答を如何に活かして質問するのか、注目していました。

みなさんの評価はいかがでしょうか・・・。

さて、個人的にも気になっていた、第5次総合計画策定について最初に質問されていました。

市は答弁で、川口市の将来に関する方向性を示すもので、基本構想の策定は必要であり、議会の議決とするのかは検討と述べていました。

2カ年で策定するようですが、市民にはなじみが少なく、分かりにく総合計画ですが、計画行政との観点からも今後の動向を注視していきたいですね。


■矢野議員(共産)



大項目4の一括質問方式、再質問3、再々質問ナシ。

あまり傍聴(視聴)できなかったので、コメントナシです。


■その他

明日(6/17)も一般質問なので、仕事をしながら傍聴(視聴)したいと思います。

(M)

6月定例会 一般質問

<多摩市議のブログより>

 同僚の遠藤ちひろさんが共著による本を出版されたということで・・・。私も読んでみたいと思います。これを読んで、「市議会議員に挑戦しよう!」と思ってくれる若い世代が増えてくれるとうれしいですね。

 さて、今日は無事に?一般質問を終えました。市長が苦笑いしていましたが、教育長の第一答弁が「所信表明演説よりも長い!」といことで、ものすごく懇切丁寧な答弁をもらってしまって恐縮でした。教育委員会的には、話の内容を傍聴者含めて理解してもらおうとするとどうしても説明する部分が長くなってしまって・・・・とのことでした。確かに質問している人、答弁する側だけが理解しているやりとり・・・というのも少なくありません。私の前に発言した遠藤ちひろさんが「介護保険の制度は勉強しなければわからないほど複雑、想像しても想像がつかない専門用語が多すぎる」と指摘していましたが、介護保険制度に限らず、「わかっている人にしかわからない用語」が頻繁に飛び交って質問答弁が行われている場合もありそうですね。自省も込めて。。。

 そして、今日の質問を振返ってみますが、教育ICT化については、機器の環境整備のために国は今年度から3年間で総額6,712億円もの地方財政措置を講じているのに、地方交付税措置となるため不交付団体の多摩市は1円たりともその恩恵に預かれないという厳しさ。「先立つものがなければ」・・・・袖は振れない状況にある現実。でも、できないからと言って、何もしなければ取り残されていくのは多摩市で学んでいる子どもたち。情報リテラシー、メディアリテラシー能力はこれからの世の中を生き抜いていくためには欠かせないのに、その指導をするための学習環境が整備できない・・・・ここ、「お金が工面できないから」と見過していてはいけないだろうと感じています。思っている、考えている以上に、教育ICT化に後れを取っているのが日本。国もそのことに気がついているからこそ、3年間の地方財政措置をしているわけで・・・・やっぱり多摩市もその動きに追随していかないとと思います。国の財政措置のあり方も見直してほしいけれど、そこに期待できないとすれば、あとは市の予算権、「お財布」を握っている市長次第・・・?!

 市長もタブレット端末を活用するという点についてはその必要性を認め、教育委員会を応援したい・・・との気持ちは表明してくれたので、あとは全体的な調整、税金使途の優先順位との兼ね合いで行方が決まっていきそうです。現在、小中学校共にパソコン教室の機器入れ替えに伴って、「タブレット端末」への切り替えを進めています。でも、児童生徒用について中学校は40台なのに、小学校は20台というのが今の計画。児童生徒一人に1台と欲張ったことは言わないので、せめて1クラスずつ利用するにしても、その時には一人1台行き渡るようにしてほしい。小学校は2人で1つのタブレット端末を活用する計算での導入計画。何とか市長には小学校も40台にしてもらいたい・・・。さらには、特別支援学級におけるタブレット端末導入についても、市長には配慮してもらえるといいなあ。

 どうなるやら。

 もちろん、タブレット端末を導入するということは、それを活用して授業できる教員の育成も求められるので、合わせて進めていかなければならない取組みもたくさん!でも、「タブレット端末を導入するべきか導入しないべきか」という入り口論の不毛な論争はやめ、タブレット端末をどう活用していくべきなのかという展開で考えていかなければならないですね。個人的には「そんな時代になっちゃったのか・・・」と思う反面、子どもたちが国際社会に通用して、活躍できる大人になるための条件を考えていけば必然なのです。

 あっ、もう一つ、「特別支援教育」の方については所沢市の事例を紹介して、子どもたちの学習成果を客観的に把握する必要性を強調したつもりなんですが、伝わったかどうか・・・。インターネット中継、動画記録されているので反省するために見てみるか・・・。

 子どもたちが自分自身の力で幸せをつかみ取っていけるように、その力を育んでいける教育に!まだまだやらなければならないことたくさんあるな。「21世紀型スキル」「21世紀型学力」がこれからのキーワードです。


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2014年6月15日日曜日

「障がい者スポーツ指導員」導入へ

<東村山市議のブログより>

6月議会が始まって一週間。
3日間の一般質問も昨日終わりました。
今日午前中は議会運営委員会のメンバーで、議場のシステム更新について意見交換をしました。
これは、とっくにリース切れになっていたものをだましだまし使ってきたマイク、音響、時間管理等のシステムが、いよいよ…という状況になってきたことと、本庁舎は建て替えずに耐震化&延命化することが決まったためです。
最少の経費で最大の効果を…のための議論。と言っても、また10年単位で使うものなので、わかりやすい議会実現に有効な装置を少しでも入れたいところです。
さて、今回の私の一般質問で前進が見えた点をいくつか報告します。
まず、スポーツ施設に障がい者スポーツ指導員の配置が進みそう、という件です。

昨日は「障害者も等しくスポーツを楽しめる東村山の実現を」というテーマで大きく6点質問しましたが、これは視覚障がいをお持ちの方がスポーツセンタープールの水中歩行教室の参加を断られた、という話を伺ったことがきっかけでした。
その点については、市は説明と対応の不備を認めましたが、今後、障害のある方たちに適切に対応できる体制づくりが不可欠です。
今議会初日の西口公益施設サンパルネの指定管理者指定の時、管理者に指定された東京ドームグループが「障害者スポーツ指導員の配置」を自らの提案に含めていましたので、同社が運営を担うスポーツセンターでも進めるよう求めました。
教育部長からは、その方向で進めたい旨の答弁がありました。
また市長からは、東京で初のパラリンピック開催に触れた上で、障害のある方も等しく身近で気軽にスポーツを楽しめる東村山へ、「教育委員会任せでなく進めたい」という答弁もありました。
東村山市はちょうど40年前にスポーツ都市宣言を行って以来、スポーツをまちづくりの大きな看板としてきました。昨秋の国体誘致も成功をおさめ、今は東京五輪へ向けた期待感をあちこちで耳にします。
私自身は、東京ではなく東北で…と考えてきました。がそれはそれとして、オリンピック・パラリンピックと並び称するのであれば、当市はパラリンピックに照準を合わせたまちづくりを進める絶好の機会ではないか、と考えています。
大きな2点目として「新たな人材育成ビジョンと課題について」を取り上げました。
これは昨年3月議会の一般質問で、市職員の人材育成計画が平成14年以来刷新されていないことを指摘したのですが、今春ようやく策定されたことを受けたものです。
今春施行された「みんなで進めるまちづくり基本条例」の理念の具現化にも、今回改められた内容を職員が正しく理解して日々の行動につなげていくことが不可欠だと考えています。
新ビジョンの中で「市民と職員が互いに学習し合う環境整備」も明記されました。
何年にもわたって、職員自ら学ぶこと、市民とともに学ぶこと、を重ねて提案してきた者としては、今回の内容を基本的に是としつつ、その実効性や、残る課題について何点か質しました。
その中で、職員のファシリテーター力の向上についての研修を進める、と答弁がありましたので、より効果的なプログラムとして進めるよう提案をしました。
また、女性管理職の登用、役職定年制、降格制度等についても取組みを進めるよう求めました。
3点目は「投票率の低下を防ぐため、さらなる手立てを」。
投票率向上と書けないところが残念ですが、一昨日の中野区長選挙の29%台を見ても、加速度的に低下する地方選挙の投票率下落をどう食い止めるか、ということは、民主政治の根幹の問題であり、選管任せでなく全庁的に取り組むよう提案しました。
とはいえ、私自身にも妙案があるわけではなく、市長からも同様の答弁。
渡部市政になって7年。毎月継続している市長タウンミーティングに加え、総合計画づくりやまちづくり基本条例づくりの過程での様々な手法を用いての政策形成過程への市民参加、市民討議会や株主総会の開催等、普段から自分の暮らすまちに関心をもってもらえるような取り組みが続けられてきました。
議会も遅ればせながら、議会として全市民を対象とした「報告会&意見交換会」を始めました。
これら「自治」を進める取り組みが、投票率に少しでもプラスの影響を与えることを信じて、今後も前進させていかなければいけないと述べ、昨日の質問を締めくくりました。

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2014年6月14日土曜日

八潮市議会は821位(早大マニフェスト研究所議会改革度調査2013)

<八潮市議のブログより>

夏風邪をひいたのか、すこぶる調子が悪かった。いつもは買い薬に頼っていたが、議会中なので、大事をとって医者にかかった。

薬が効いたのか、回復に向かっているのは良かった!そんなわけで、ブログも数日お休みにしていました。いつも楽しみにして、ブログを読んで下さる皆様、本当に申し訳ありませんでした。

今日から再開です。

………………………………

先日、議会事務局の職員にお願いしておいた早稲田大学マニフェスト研究所の「議会改革度調査2013ランキング」。

八潮市の総合順位は「821位」でした。

詳細については、議員ボックスに入れておくと言うことなので、後で読んでまた報告しますが、いずれにしても、前年度から何一つ変わっていないのですから、当たり前といえば当たり前の話、まさに予想通りでした。

2014/1/1 現在、全国の市区町の数は、市790、区23、町746、村183で合計1742ですから、議会の数も同じだけあります。更に都道府県議会は47ですから、すべて合計すると1789議会。今回、回答した議会は1,444議会ですから未回答の議会が345あったことになります。

この「821位」は回答のあった議会の中でも平均以下。県内17市町議会が上位300に入っているので、県内でも低い方になるのでは…と思っています。

facebookに次のような書き込みが流れていた。

「早稲田大学マニフェスト研究会議会改革度ランキング2013年度66位、2012年度44位が嵐山町の成績。

へえ・・・そんなにランキングが上なの???よほど、ほかの地方議会の議会改革が進んでいないということだ。と、感じる。」

その通り、八潮市議会は改革どころか後退。これでは順位が下がっても仕方がない。

元栗山町議会の事務局長中尾修氏は「現在の地方議会の一番の問題は何かと言えば、議員を含めて行政、住民、誰もが二元代表制を正しく理解していないことなのである。」と辛らつですが、議会改革は、この二元代表制をさらに機能させるために行うものなのです。 だから、二元代表制を本当に理解していなければ、議会改革をしようとはしないでしょう。


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2014年6月13日金曜日

川口市議会・6月定例会の一般質問初日

6/13は、川口市議会の6月定例会の一般質問初日でした。

事務所で仕事をしながら、一部、ネット中継を視聴(傍聴)しましたので、雑感等をブログにアップします。

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●川口市議会・議会中継(録画もあり)
http://www.gikaitv.net/dvl-kawaguchi/2.html

※録画中継は、会議開催後の概ね1週間程度(土日祝を除く)で視聴できます。

●6月議会の会期日程等
http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/nittei.html

●6月議会の議案
http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/sichogian.html
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一般質問の発言通告(PDF)は、以下です。

http://www.gikai-web.com/kawaguchi/contents/annai/pdf/hatugentuukokuH2606.pdf


■松本英彦議員(自民)




残念ながらネット中継を視聴(傍聴)できず、コメントなしです。


■江袋議員(公明)




残念ながらネット中継を視聴(傍聴)できず、コメントなしです。


■近藤議員(川口新風会)




大項目6項目の一問一答方式で、再質問16、再々質問1でした。

会派としての考えなのか、奥ノ木市長が掲げる、中核市については反対の考えのようですね。

確かに岡村市政でずっと否定していた中核市なので、そのように考えることは理解できます。

中核市と特例市を一本化する方向性からタイムリーな質問で、将来的な市の方向性を問う、良い質問かもしれませんね。

■板橋博美議員(共産)




大項目4項目の一括質問方式で、再質問6、再々質問ナシでした。

消費税・原発と国政に関連するテーマ設定は、共産党の市議らしいテーマですね。

川口市は今年、予期していなかった選挙が3つも行われましたが、投票しやすい環境を整備する必要性を問う質問には同感かな。

来年度の市議選挙もあるので、個人的にも議員として関心があるかもしれませんが、それでも低投票率を改善する具体的なアクションは必要ですね。

抵投票率で当選しても、市民の代表と胸を張れないでしょうから、想いを共有して行政と議会で本気でやってほしいものです。

この方も一問一答なら、もっと興味を持って視聴(傍聴)できるのですが、共産党の方針でしょうか、一括質問のままですね。

■その他

本筋の話でありませんが、答弁する各部署の部長がずいぶん変わりましたね。

新人部長も緊張して答弁しているのでしょうか・・・。

6/14(月)~18(水)も一般質問ですので、事務所で仕事をしながら、ネット中継を視聴(傍聴)したいと思います。

また、ブログに議会傍聴の速報をアップしたいと思います。

(M)

6月定例会始まる。

<多摩市議のブログより>

 今日から定例会が始まりました。市長選挙を終えての定例会なので通常よりは1週間程度日程が遅くなっての開会です。市長から2期目のスタートにあたって、所信表明演説があり、そして各会派からの代表質問でした。いろはの会、公明党、共産党会派がそれぞれ質問に立ち、明日は自民党、生活者ネット・社民の会、みんなの党YUIと続いて、その後一般質問に入るのが予定です。ちなみに、私の順番は明後日の2番目にめぐってきます。

 さて、今回の代表質問でいろはの会としてこだわった点は「庁舎問題」・・・もう一度、帰宅してから今日の市長の所信表明(原稿)と本日の代表質問の答弁原稿を読み比べたりして復習していますが、とりあえず明らかになったのは・・・少なくとも現段階では「平成41年までは今の庁舎機能を維持して使うことができる=使う予定」と見込んでいることです。つまり、平成41年には庁舎を新しくしておく必要があり、場所の問題(今の場所を継続するのかどうか?、建物規模などの話(大きなものが必要なのか)、そしてまた建設手法(民間事業者とコラボする手法など)他、検討事項はあるにせよ、とかく現在の建物をそのまま存続させることにはどうやら無理がありそう・・・ということは判明した気がします。

 何というか、災害時などのことを想定すれば、対策本部などの設置など行政が果たすべき機能の重要性は無視できません。庁舎だけが立派なまちのシンボルになるような・・・そんなことを望んでいるわけではありませんが、最低限必要な機能が果たせるような体制を確保することは必要ではないかと思うものです。いつ漏電するか、漏水するか、雨漏りするか云々・・・とダマシダマシ使用している状況の今の庁舎・・・・その現実は市民とも共有しておくべき課題ではないかと思っています。庁舎問題、建替え・・・などと言えば、市民的には「そんなところに税金を・・・」という批判や批難も出てくると考えますが、しかし、災害時の拠点となる庁舎のあり方、また職員の果たすべき重責に対する理解の輪を広げていきたいと感じています。そのことで市民が理解し、納得し、合意できる・・・その中で、豪華絢爛ではなく「身の丈に合った(と言う表現を使うのも嫌なのですが)庁舎」の将来像が見えてくる気がします。

 そして、もう一つのこだわった点。それは職員の「地域担当制」ということ。これは全国的にも注目されつつあるというか、取り組もうとしている自治体も増えているのかなと思います(地域担当制がなんとなく理解できる資料)。私としては昭和43年から導入している習志野市の事例に学ばないと・・・と思いながら、○年が経過しているわけですが、今の公共施設のあり方を考えるときにも、地域ニーズをきちんと汲み取るような担当職員さんがいたらいいなあと思うのです。残念ながら、今のところは、仕組みとしての「地域担当制」の導入は考えていないようです。新たな制度や仕組みを入れなくても、今でも部署ごとには現場に出かけてニーズを拾い上げていく取組みもあり、まずはそれらをきちんと組織全体にフィードバックしていけるような工夫をしていきたいとする答弁に留まりました。外野席から見ていても、なかなか見えてこないというかわからないことも多いので何とも言えませんが、それぞれの部署ごとに縦割りに現場に出かけていたとしても、そこで汲み取ったり、拾ってきたニーズを共有できてこなかったその理由がどこにあるか・・・?その分析結果を知りたいですね。そこから見えてくる課題を解決しないと、おそらく一向に私たちが考えているような地域のニーズを汲み取って、そこを事業や施策などに反映させていくようなプロセスは構築されていかなさそうだなあと。

 習志野市・・・・今日は公明党さんの質問でも習志野市へ視察に行った事例の紹介もありましたが、習志野市が取り組んでいる公共施設再生などの事例にもかなり学べそうなことがたくさん。この定例会が落ち着いた頃にでも視察申し込んでみようかなあ。

 明日は夜まで会合が予定されているので、今日中に何とか一般質問の準備を終えたいなあ・・・・・という夜を迎えています。


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2014年6月12日木曜日

久しぶりの一般質問

<会津若松市議のブログより>

会津若松市議会6月定例会が、12日(木)開会する。
議長退任後、初めて一般質問をする。約3年ぶり。

私の基本テーマは、地域資源を活かし地域の人が“イキイキ潑溂”と暮らせる社会づくりというものだが、今回もいろいろな切り口から質問する。

1)文化財保護とその活用について
・歴史と文化の会津(若松)というが、まだ大事なものを認知していないし活かし切っ ていないと思うので。文化財は、有形・無形・史跡など何種類もあり、今後も折に触れ話題にしていかなければならない。

2)県立武道館の誘致について
・会津若松商工会議所が中心となり平成13年から誘致活動を繰り広げているが、いまいち市の取組が及び腰だった印象がある。県立病院跡地利用のこと、コンベンション機能を持たせた多機能型を臨むことなど、今後の本市にとって重要な事柄なので、実現するために市は何をすべきか腰を据えて取り組むべきことと思う。

3)第2期環境基本計画について
・本年3月、第2期環境基本計画が発表されたが、この実効を確実にしていくため(とりわけ再生可能エネルギーの推進についても)、市と民間がどのように連携しながら進めてくのか質していく。

4)入札結果の不調・不落について
・震災以降、市の入札含め公共工事の不調・不落が顕著だ。公共工事はインフラ整備でありこのことによる市民生活への影響と、発注側と受注側の「齟齬(そご)」をどのように解消しようとしているのか質していく。(建設業は、雇用の裾野が広く、また豪雪・水害・地震など災害時にはいち早く出動協力してもらわなければならない大切な産業である。)


「問題」は市民生活に現れ、その「解決」ためには行政と市民がよく話し合って、解決策を見出していく、というのが基本であり重要だと考える。
しかし、市側に民間と一緒に考えるというアプローチが足りないし、また職員にファシリテーションスキルも足りないと思うところである。
これが機能するようになれば、市民の間の不満・不信は随分収まっていくと思うのだが・・・・


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2014年6月11日水曜日

議会のあり方に関する研究会報告書

<合志市議のブログより>

全国市議会旬報第1905号(525日発行)に、
総務省が公開した「地方議会のあり方に関する研究会報告書」
についての記事があった。

研究会の目的は、
「近年、地方議会の機能等を強化し、その自主性・自立性を高める
制度改正が累次にわたり行われている。また、地方分権の進展に伴い、
地方公共団体の自己決定権・自己責任が拡大され、
議会に期待される役割は一層重要である。
一方、現状は議会がその役割を十分に果たしていないのではないか
などの指摘があり、議会の抱える課題や各議会の取り組み事例等を踏まえ、
今後の分権時代にふさわしい研究会を開催すること」とある。

こういう研究を国できっちりやってくれることはありがたい。

たとえば、地方議会議員のあり方では、
想定される検討課題として、

・大規模団体における選挙区設定や政策競争のある政党本位の
選挙制度導入に対する考え方
・サラリーマンの立候補や議員活動のための休暇制度、
議員の任期満了後の復職制度等の導入に対する国民的議論
・女性議員割合の増加
・公務員の立候補制限や議員との兼職の緩和等に対する社会的理解

などを挙げている。

一読してわかるように、これらは古くて新しいというか、
何をいまさらと言われるような課題である。
しかし、それは取りも直さず、社会が政治的に
ほとんど進化していないということを意味するのではないか。
投票率の低下は、政治に関心を持ってもらうとか、
そういう一般的な次元の話でなく、
より具体的な方向を示し、住民を振り向かせることが必要なのだ。
と書きながら、この文章自体が少し抽象的だなとは思う。

制度を変えることにより、議会が生活に密着することは期待される。
しかし、それを待つことなく、
政治が生活そのものであることを伝えるべき責任が
私たち議員にはあると私は思う。


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